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谷川さんの初期の漫画。古めかしいのではなくノスタルジック。空気感が心地よい。兄への恋という禁忌的なテーマでも、タブーへの嫌悪感が全くなく、切ない恋への共感さえできる。
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526位 ?
谷川さんの初期の漫画。古めかしいのではなくノスタルジック。空気感が心地よい。兄への恋という禁忌的なテーマでも、タブーへの嫌悪感が全くなく、切ない恋への共感さえできる。
表題作は男の子目線のお話し。こんなにピュアな男の子と女の子、今の時代にいるかしら、と思うくらいかわいくて初々しい。乙女のテーマ、騎士のマーチもとてもいい作品。
最初は漫画家女の1人では何もできない様子にイライラして、アシスタント女の的確さと2人の距離感の程よさに心地よさを感じるも…やはり池田氏お得意のヤバイ女っぷりが発揮される。
でも他の作品と違うのは、完全破滅するキャラクターがおらず、皆何かしらを得て前向きに生きていくところ。
そんなラストは良かった。
序盤の佐原主観と千秋の不気味な笑顔、登場人物たちの意味深な行動、エピソードから、絶対にバッドエンドだと思ってた。ハッピーエンドで拍子抜け。
メイや託に愛着が湧いてしまったからこれで良かったけど、ガッカリとは言わないまでも拍子抜け。
ここまで頭おかしい人いるの…?いや、漫画なんだけど…って引く。拗らせにもほどがあるし、読んでいても気分が悪くなる一方で、何を目的とした話なのかわからなくなってきて読むのをやめた。
SNS炎上系はもう蔓延してるしマンネリしてるし、この作品も読み終えたら内容を忘れるくらいインパクトを感じなかった。
最初はそんなに面白くなるとは思わなかったのに、物語が進むに連れてキャラの魅力が濃く溢れてきて、六道と仲間たちが愛おしくなるほどだった。
六道には人を変える力がある、という仲間の言葉があるが、それこそが強くもかっこよくもない彼が主人公たる所以だと納得する。
池田氏のマンガはダークで女の欲望渦巻くものが真髄と思い込んで手を出さなかったけど、明るいかわいい安心して読めるこのお話もすごく楽しめた。
ガラケー持った派手なギャルというのが懐かしくもあり、ピュアな恋心やまっすぐな感情に忘れていたものを思い出させられたり。
元気が出るお話だった。続きも読みたい。
主人公も周りの人間も一切好感がもてない。表紙から勝手に健気な主人公が婚活で幸せを手にするストーリーかな?と想像したけど、くだらないマウント女だった。
よくある転落していくのを楽しむ系漫画だったのかな?でも途中で読む気がなくなりました。
展開がテンポいいし、ストーリーも引き込まれるので一気に読んでしまう。
何より殺せんせーのキャラクターがいい。
かわいくて情が深くて、心から安心できる存在。
生徒たちはちょいちょい厨二病入ってるし、体が細すぎて意味わからないスタイルになってるのは気になるけど、あとE組生徒たちがどんどんチート的能力(学力?)を発揮するのも気になるけど、おすすめ作品。
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花いちもんめ