5.0
名作です
一卵性の双子の姉妹、流風と流水。仲良し姉妹だった2人が、当麻先輩の告白によってお互いが1人の女性として認識し始める冒頭。だけど、ウイルスに感染した事で2人の生活が一変。嫌な予感…と、まぁここまではね、と思ったのも束の間。流水がヒールとなりまくり、流風が翻弄されまくる。
当時タイムリーに読んでいた私は当然、流風派でした。流水は次々に人をあやめてしまうので、苦手だったのだけど、歳とって読み返してみると、流水の気持ちやウイルスに振り回されて悩み苦しむ流水を推しにしてしまうくらいストーリーが深かった。
元々の性格が表れているのか、ヒールでも行動的で可能性のある事は実行に移す孤高の流水に対し、自分では決められず願うか誰か(言わずもがな当麻先輩)に頼りながら行動する流風。
流水のやってる事は決して許されないけど、彼女の中の善と悪(古代ウイルスの仕業)の葛藤が顔の表情にも表れてくるのがよく分かる。最初の頃のヤバい顔つきからは憎めなくなる感じに変わってて、何か流水は悪い子じゃないんかなぁ?と思うほどに変化。でも、最後まできっちりヒールですけど。流風は流風で困り顔でいつも助けてーって心の中で叫びつつも、当麻先輩とのロマンスはやっぱ王道かなぁとw
当麻先輩も18歳とは思えない程カッコよく、いいのか悪いのかある意味ヤバい奴になってますけどね。
そんな流水と流風の対比と月の満ち欠け、周囲の悪い子軍団との血みどろバトルなわけですが、いや、ストーリーは壮大過ぎました。
もう次々に展開していくので、みんなマヒ状態。
読んでるこっちもマヒ状態ですw
バイト励んでまで単行本買ってましたから、面白さ満載です。
あんまりエグいの好まないんですが、作家さん買いで4作品買いまくりました。当然、お年玉もはたいた位です。絵は最高に綺麗で可愛くて、男性陣もかなりカッコよく、時にロマンスありで面白いと思います!
何十年と色褪せない名作ですので、さわりだけでも読んでみてください。
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海の闇、月の影