5.0
家光編に嵌る
男女逆転した設定が、歴史考証されていたので、とても自然で無理がなく、まるでこちらが本当だったかもと思えるほどです。吉宗も粋な計らいでカッコいいですが、家光と有功の切ない関係に心打たれました。二人が純粋な恋愛関係を楽しむ所から、子供ができずに有功が離れざるを得なくなる所、其々が自分の立場を重んじた結果、辛すぎることに。38話の褥を辞退する有功の言葉が家光を愛するが故で、39話の最後の時も二人だけの心の繋がりが強く温かいです。後見人として、大奥と娘を託すのも家光から有功への究極の愛と信頼の証かと思います。
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大奥