5.0
大好きな作品
十数年前に紙の本を表紙買いしたのがきっかけです。現実にいてくれたらいいな、自分もこうできたらどんなにいいだろう、などと思いつつ主人公の悲しみや葛藤、大学の先輩(アーティー)に対する想いなどが心にグイグイ入ってきて私の『人生で忘れられない作品』のひとつになりました。
-
0
208位 ?
十数年前に紙の本を表紙買いしたのがきっかけです。現実にいてくれたらいいな、自分もこうできたらどんなにいいだろう、などと思いつつ主人公の悲しみや葛藤、大学の先輩(アーティー)に対する想いなどが心にグイグイ入ってきて私の『人生で忘れられない作品』のひとつになりました。
もともと遠藤達哉先生のファンで読み始めたのですが過去作にないキャスティングが斬新。何をしても完璧だけど悩みがつきないロイド(黄昏)さん、容姿端麗で超強いのにちょいちょい天然なヨルさん、そして居るだけで可愛いアーニャ!完璧です。
極道とはその「道」を「極」めると書くけどまさにその通り。主夫道を極めすぎな龍さん最高です。自分のパートナーになんて贅沢言わないからせめてご近所にいてほしい!w
こういう話は私たちが知らないだけ、報道されないだけで実際にはそこらじゅうにあるんですよね。
別の作家さんが作中でキャストに「日本は殺◯天◯」と言わせてましたがほぼ事実ですし。ある意味リアリティのある作品で読みごたえありました!
犬好きにはたまらないストーリー(個人差はあるかもです)で一気に最後まで読みました。居てくれる喜び、居てくれたありがたさに共感しました。犬がつなぐ縁もいいですよね。
この時代だからこそ読んでおきたい作品です。八田さんみたいな人が現実でも活躍できていたらウクライナは被害に遭わなかったのかなと思ったり。
表紙が好みで読み始めましたがなかなか奥深い作品です。肉食獣と草食獣は現実なら自国人と外国人、先住ルーツを持つ者とと移民ルーツの者など現実世界でいまだクリアできない課題に近いように思えました。
あと主人公レゴシの幼なじみジャックがかわいい。お気に入りです♪
不器用すぎたり偏りすぎるキャラクター達がとても愛おしくみえます。たまにしか見られないけど妖館のメイドさんも濃くて大好きです。
廊下にセロテープ貼って「こっちに入ってくるな」とか…ガチのDVでしょう。他にも離婚調停になったら確実に不利な事(悪事)をやらかす毒妻。娘に対しては基本優しく接してるものの、勝手な思い込みによる決めつけと遠回しな支配。娘を自分の「身体の一部」と思ってるフシが見える。完全に毒母。
でもこれ、現実の日本の家庭では決して珍しい事ではない。両親揃った女の子ひとりっ子の家庭では多少内容は異なれどよくある事。
きょうだいのいる人にはご理解頂きづらい毒親問題をよくぞ作品にしてくださいました。ありがとうございます!
あと娘は一本筋が通っていてとても賢いので母親に流されず、父親も口下手ながら娘を大切にする様子は安心しました。
それと娘めっちゃ可愛い、超かわいい!お友達も素敵♪そのお友達のお母さんをはじめ、後に親しくなる同級生達も魅力的なキャラばかりです。
ファンタジーと現実がいい感じにリンクしていて読み飽きしません。すみれ(澄)が飼ってる猫じゅりちゃんが超絶かわいいです!
設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています
TISTA