ウォーターリリーさんの投稿一覧

投稿
183
いいね獲得
181
評価5 49% 89
評価4 32% 58
評価3 14% 26
評価2 4% 7
評価1 2% 3
21 - 30件目/全35件
  1. 評価:3.000 3.0

    読み応えはあるんだけど辛すぎて…

    ネタバレ レビューを表示する

    皆さまのレビューでヒロインがかなり辛い目に遭うのは覚悟していたのですが、ここまでとは思っていませんでした。

    王の娘なのに妾腹ということで幼い頃から召使い以下の扱いを受け、挙げ句に戦勝国バルディンの皇太子に人質代わりに嫁ぐことになったティナーリア(ティナ)。
    夫となるキースファルト(キース)は大事な恋人がいるからとティナには取り合わず、貴族達には見下され、召使いには金子を横領され与えられるのは質素な食事のみ。生国から付いてきてくれた侍女のマリーだけが唯一の味方。

    ここまででも読んでいて充分キツいのに、これでもかとヒロインを待ち受ける辛苦の数々。
    でも実はキースはティナの初恋の相手で、想われなくても近くにいられるだけで幸せと感じているいじらしすぎるヒロインに涙。

    ティナに心中では惹かれながらも悪女の後妻に溺れる父王を反面教師に冷たい態度を崩さないキース。

    更にスパイの疑いをかけられたり、嫉妬したキースに乱暴されたり、果ては隣国から攻め込まれたりとこれでもかというほどの目に遭うティナが気の毒すぎる。
    そしてキースへの愛故に我が身を犠牲にするティナ。
    キースと側近のライオネルが真実を知って後悔しまくる辺り「遅いんだよ、バカ(怒)」と腹を立てつつティナの健気さに泣けて仕方ありませんでした。

    もちろんハッピーエンドです。そして長めの番外編の甘々なお話の数々が辛さを上書きしてくれているので多少気分は落ち着きます。
    番外編のキースは人が変わった様にティナ溺愛を見せつけてくれてます。じゃなきゃ許さんわ。

    • 57
  2. 評価:3.000 3.0

    1話ずつが短いので気になるお話だけでも

    ネタバレ レビューを表示する

    全話購入しました。
    虐げられたヒロインがハイスペック男子に溺愛されるパターンが好物なんです。
    内容をざっと書かせていただきます。

    〈1〜2話〉
    狐目のせいで周囲から疎んじられている令嬢が公衆の面前で婚約破棄された挙句、野蛮な国と言われる小国の第三王子と政略結婚させられる羽目に。

    〈3〜5話〉
    容姿が家族と全く違う為、出来損ないと呼ばれ使用人扱いされている伯爵家の妹娘は王太子と婚約させられる。
    仮面を付けた王太子の素顔は謎で、今までの婚約者は皆急逝しており、呪われているのではと噂されている。

    〈6〜7話〉
    終戦後の2つの国の若き王と10歳上の隣国の王女が和平の為、政略結婚で結ばれることに。
    王女を迎えた王は形ばかりの結婚だと冷たい態度を見せるけれど、王女には実は目を合わせれば相手の心の声が聴こえる力があって・・

    〈8〜9話〉
    真実の愛を見つけたからと王太子から婚約破棄を宣言された胃弱な令嬢。
    元々王妃などストレスに弱い自分には務まらないと喜んで受け入れるが、今度は王太子の従兄弟の麗しい次期公爵からプロポーズされる。

    〈10〜11話〉
    無表情で「人形聖女」とあしらわれている平民出の聖女。
    婚約者である王子に婚約を解消され、伯爵令嬢を新しい聖女&婚約者にすると告げられる。
    人形聖女は忠誠を捧げる従者と共に国外追放になるが・・

    もちろんどのお話もハッピーエンドです。
    1話が短いので読みやすいですしちゃんとまとめられていますが、2つ目のお話の呪い?の正体が分からずじまいなのがちょっとモヤモヤ。
    私は3つ目のお話が好きです。
    心の声が聞こえなければ王の態度には悲しくなるところですが、とにかく昔からひたすら王女様LOVEが溢れている心内には笑えます。

    ご購入の参考に。

    • 8
  3. 評価:2.000 2.0

    イジメからの復讐がキツい

    ネタバレ レビューを表示する

    いじめられっ子が主人公かと思ったけど違った。
    いじめっ子達はクズだし復讐したい気持ちは分かるけど、助けてくれた同級生(こちらが主人公みたい)や無関係の人達までゾンビにして巻き込むやり方は胸が悪くなる。友達も既にゾンビ化したり噛まれたりしてるし。
    しかし秘術って一般人が行えるの?

    • 0
  4. 評価:5.000 5.0

    何故もっと早く読まなかった、私!

    ネタバレ レビューを表示する

    中華(風)、それも後宮ものって官位も人の名前も覚えづらくて敬遠気味だった私。後悔してます。
    無料分が多かったのでお試しで読んでみたらどっぷりハマりました。面白すぎる!配信分第一幕終了51話まで購入してしまいました。


    次期皇帝(現皇太子)の妃の育成の場・雛宮(すうぐう)に有力な五家から集められている5人の雛女(ひめ)達。
    中でも玲琳(れいりん)は皇太子の従姉妹であり、「殿下の胡蝶」と言い表しめる美しさと思いやりのある性格で皆に慕われ、皇后になるのは間違いないと言われている。
    反対に慧月(けいげつ)はその生い立ちとぱっとしない容姿に性格の悪さで「雛宮のどぶネズミ」と陰口を叩かれている。
    玲琳を妬んだ慧月がたなばたの日に道術で2人の身体を入れ替えてしまい…

    と来て、嫌われ者と入れ替わってしまった世間知らずのお嬢様が虐められ苦労するお話かと思ったらとんでもない!
    この玲琳、見かけとは程遠い鋼メンタルの持ち主。
    虫もネズミも全く平気だし、ライオンと同じ檻に入れられても慌てない。
    常に死を意識する程病弱だった身体が逞しい健康体を得て大喜び。追いやられた小屋で嬉々として農作業や裁縫に勤しみ、大好きな芋をたくさん食べて幸せ一杯。

    一方、外見玲琳の慧月の方はと言えば、皇太子の堯明(ぎょうめい)やお付きの女官達に大事にされ我が世の春を楽しむ…はずがあまりの身体の弱さに苦しみ、尚且つどんなに体調不良でも芸事や心身の鍛錬に励んでいた玲琳の日常を知り慄いたりと入れ替わりが天国ではないことを知ります。
    そんな別人の様な2人に違和感を覚える人達も増えて、結局は入れ替わりが知られてしまうのですが…

    初めはただただ慧月がすごく嫌な女。だけどそんな風になったのには理由があり。
    ポジティブながらも弱すぎる身体で周囲に心配をかけてしまう事を悩む玲琳。
    そんな2人はこの異常事態の最中に心を通わせ友情を結び、真の敵に立ち向かう。

    ヒーロー役は尭明の異母弟で鷲官長(後宮内の風紀を取り締まる長官)の辰宇(しんう)かと思ったのですが、終盤はほぼ尭明の独壇場。
    尭明は玲琳を溺愛しているし、普通で行ったら玲琳が尭明の妃になるのは決定事項で覚悟も当然あるだろうけど玲琳には誰に対しても恋愛感情はないんですよね、今のところ。

    玲琳のお兄様達が新たに登場して来て、第二幕がどんなお話になるのかめっちゃ期待大です。

    • 3
  5. 評価:3.000 3.0

    嫌いじゃないけど…

    ネタバレ レビューを表示する

    まだ途中までしか読んでいないんですが、これ本来韓国が舞台ですよね。設定を無理矢理東京に変える必要性があるんでしょうか。風景・食事等に違和感ありまくりでモヤモヤします。

    内容は三角関係にこれからなるのか?という感じ。
    主人公の友は幼馴染のモテ男・類のことが好き。
    類は女の子と途切れなく付き合っているくせに、友に自分の知らない親しい人が出来たと知ると不機嫌になる。
    オンラインゲームで知り合った恭介と仲良くなった友は自分だけに優しい恭介に心が揺れ、恭介に対する気持ちをを計りかねる。
    イケメンだけどどうやら危ない職業の幹部らしい恭介も友のことを恋愛感情から構っているのかまだよく分からない。

    タイトルの「相思相愛」が友と誰のことを指しているのか気になります。
    職業はアレだけど大人で包容力がある恭介と上手くいって欲しいな。

    • 6
  6. 評価:4.000 4.0

    魔法の仕返しがめっちゃ痛快!

    ネタバレ レビューを表示する

    配信2巻まで読みました。

    平民上がりの男爵家の長女・ラム。
    身体も気も弱く、家族から虐げられ引きこもりの生活を送っていましたが、国内唯一の魔法使いの家系であるメルキュール伯爵家当主と結婚することに。
    実家側は伯爵家からの経済的援助、伯爵家当主のシャールは魔力があり大人しくて従順な妻の必要性と本人の幸せは全く無視なわけでありますが。

    嫁いだものの夫であるシャールからは全く顧みられず、元来の気弱さで屋敷中の使用人から舐められて虐められまくる毎日。
    ある日、侍女頭から突き飛ばされ頭を打ったはずみで前世を思い出します。
    ラムの前世は500年前に活躍した偉大な魔法使いアウローラだったのです。

    それからのラムは別人の様に生き生きと動き出します。
    ラムをイビリ抜いた使用人達を魔法で文字通りぶっ飛ばしてクビにし、無関心だったシャールにずけずけと物申し、屋敷や魔法学舎をどんどん変えていきます。
    そんなラムの正体を知らないながらも関心を持ち始めるシャール。
    冷徹で高飛車なシャールが実は大のアウローラマニアで、隠し部屋にこっそりと肖像画やグッズをコレクションしているのがご愛嬌。

    養子のカノンやシャールの部下達、学舎の子供達からも懐かれ、楽しい日々を送るラム。
    パーティで嫌味な貴族のカツラを飛ばしたり、悪意満載令嬢達が嘘をつくと体毛が伸びたり、遠くの魔獣を遠隔操作で全滅させたりとラム(アウローラ)の魔法は変幻自在。

    1巻はこんな感じで笑いながら楽しめたのですが、2巻はアウローラの前世の弟子達が絡んで来てシャールを含め、複雑な恋模様に。
    あまり歳が変わらないとは言え、仮にも師匠と弟子の関係で、弟子が3人とも師匠に恋愛感情を持つのはちょっとお腹いっぱいな感じ。
    魔法使いが廃れた原因のモーター教も今後がっつり絡んで来そう。
    嫌な奴らやおバカな家族にやり返すだけの楽しいスカッと物語だけ読みたかった感もあるのですが、やはりこの先が気になるので続きも購入すると思います。

    • 0
  7. 評価:5.000 5.0

    わくわくドキドキ。面白い!

    他社サイトの広告で気になって無料分を読んでみたら面白くって。こちらで配信分(26話)まで購入しました。
    てっきり穏やかなふわふわしたお話かと思いきや、いい意味で裏切られました。
    ヒロインのリーネは応援したくなるキャラだし、タイトル登場のうさぎはめちゃめちゃ可愛くてもうたまりません(でも秘密がありそう)。
    形ばかりの夫婦で他に愛する人がいる王も実は・・てな感じで、とにかく「えっ、そうだったの?え、あなたも?」と驚かされることばかり。
    思っていたよりスケールが大きく、まだまだ謎だらけで今後に期待大です。

    • 2
  8. 評価:4.000 4.0

    奇跡を調査する美形神父のバディ

    ネタバレ レビューを表示する

    小説を読んでいました。コミックが出ていたんですね。
    バチカンの神父で宗教絡みの奇跡の真否を審査する奇跡調査官である平賀とロベルトの活躍を描いた作品です。
    天才だけど生活能力ナシでマイペースの平賀。
    料理上手でオカンの様に平賀の面倒を見るロベルト。
    BL作品ではなく、恋愛とは言えないものの友情以上の何かをそこはかとなく感じさせられる2人の関係が好きです。
    悪役も強烈なインパクトがある人間ばかり。
    本の方もたくさん出版されていて全部は読んでいませんが奇跡の解明がかなり難しかったので、漫画になっていると理解しやすいです。
    まだ途中までしか購入していませんが、続きを読むのが楽しみです。

    • 1
  9. 評価:5.000 5.0

    面白かったー!

    ネタバレ レビューを表示する

    ヒロインは侯爵家の長女ミラベル。
    この世界の貴族には魔力があり、その魔力を国家の安定の為に提供する義務を負っています。
    でもミラベルは6歳の時に「無能」と判断され、それ以降使用人以下の扱いを受けて育ちます。

    まずこの侯爵家の面々が最悪。
    父親はミラベルに日常茶飯事に暴力を振るい、妹は精神面からじわじわといたぶる。使用人達も彼女を軽んじて意地悪をする。まあロクなのがいません。
    ある日突然厄介払いの様に結婚を決められ、相手の家に有無を言わせず追いやられます。

    婚約者となる男爵家のイリアスもやっぱりお約束通り?最初は単に都合の良い相手としてミラベルを選んだだけで無関心。
    仕事一辺倒の生活を変えはしませんでしたが、イリアスの身体を心配したミラベルのお夜食をきっかけにだんだんと心境の変化が起こります。

    イリアスは魔術師としては有能なのに、なかなか自分の恋心に気が付かない朴念仁。
    読んでる側から「それは恋だよー!早く気付けよ!」と叱咤したくなりました。
    慣れてないから誤解でミラベルに冷たい態度を取ったりしちゃうし。
    でもミラベルが過労で倒れた後は反省して口でも態度でも愛を示し出します。そして結構ヤキモチ焼きだったり。

    ミラベルは生家では扱いのせいで卑屈にならざるを得ませんでしたが、実際は綺麗だし頭の良い頑張り屋さん。
    仕事に情熱を傾けるイリアスを尊敬し、優しい使用人達に囲まれて穏やかで幸せな暮らしを送れることに感謝しつつ、だんだんと愛情を感じ始めます。

    「無能」とされていたミラベルですが、実は国家の存亡に関わる程の計り知れない能力を宿していたのです。
    聖女認定され、イリアスと力を合わせて国家を存続の危機から救う壮大なハッピーエンドです。
    めっちゃ腹の立つ父親と妹もその身に相応しく断罪されてスッキリ。

    本編後のお話ではミラベルにベタ惚れのイリアスの姿に生温かい笑いが溢れてしまいます。

    • 0
  10. 評価:4.000 4.0

    成敗されるお馬鹿婚約者の姿にスッキリ!

    ネタバレ レビューを表示する

    男爵令嬢のフローレスが、婚約披露パーティーの場で相手の公爵令息リカルドから一方的に婚約破棄を宣言されるところからお話が始まります。
    婚約破棄どころか既に学生時代の知人だった侯爵令嬢リリアと新たに婚約を結んだと言い放たれショックを受けるフローレス・・
    ではありませんでした。

    もうね、この最初の場面だけでもスカッとするし笑えるし最高。
    綺麗で賢くて強かなフローレスに好感が持てます。
    ぶん取った慰謝料で開いたカフェを成功させるお菓子作りの腕前もさることながら、商魂もたくましい。
    カフェの客で、腐れリカルドとは正反対の別の公爵家令息ライアンとだんだんと仲を深めていくのですが、身分違いの為恋心に蓋をしてしまう切ない場面も。
    ライアンの方は婚約披露パーティーでフローレスに一目惚れしていて、好意は結構ダダ漏れなんですが。
    もちろん最後は気持ちを打ち明けあってのハッピーエンド。
    フローレスの為公爵家を離れる覚悟まで決めているライアンが男前で格好いいです。
    それにしてもリカルド、楽しませてもらったわ。

    • 0

設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています