5.0
絵が儚くも美しくて
元華族の主人公は顔に痣があるということで、両親からも虐げられ、継母ならまだしも実の子でありながら、こんな風に産んでしまった母をどうか堪忍しておくれと詫びても足りない位なのに、妹は反対に美人でいつも綺麗ねと賛辞され、着物もよい物を着せてもらうのが当たり前になっていた
ある日主人公に見合いの話があり、見合い先にも両親は一緒に来ず、着物も見合いの席には到底相応しくない地味な着物で見ていて胸が締め付けられる思いがした
見合い相手は盲目の朔也、美男子でありながらも盲目と言う理由で、縁談も上手く行かず、今回も断ったが、このままでは家に戻れないので、どうかこちらに嫁がせて欲しいと泣いて頼む主人公
世話係から身なりもみすぼらしく、顔に痣もあるようでと伝えられた
切なすぎて何度も泣いてしまった
主人公と朔也がどうぞ幸せな夫婦となれます様に
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朧の花嫁~かりそめの婚約は、青く、甘く~