やっと尾形の考えてることがわかった。
ただ、見ていて欲しかった。
誰かに、ずっと見ていてもらいたかった。
それが叶わなくて寂しかったんだな。
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やっと尾形の考えてることがわかった。
ただ、見ていて欲しかった。
誰かに、ずっと見ていてもらいたかった。
それが叶わなくて寂しかったんだな。
列車内の闘いだと劣勢でも逃げられない。
またもや薩摩対新撰組の対決!
土方に負けて欲しくない。
尾形は鶴見は撃たんのか。
みんな、走ってる列車によく乗り込むな。馬で横付けして並走して乗るのか?馬が速いのか電車ほど速くないのか。
そして、1両だけでもたくさん兵士がいるのに、全車両に兵士が乗ってるのか。
谷垣、一発じゃ死なないよね!生きていて!
牛山も神話にするのはまだ早い!
まずは生き延びて!
ああ、期待していた頭巾ちゃんが撃たれてしまった。
でも銃しか見えない。
尾形はずいぶん自信があるんだな。
考えが何かおめでたいぞ。
鶴見の許しが許しじゃない。
ウイルクの写真に当てながらソフィアにとどめを刺した。
君を許すとロシア語で言われた時、安らかに目を閉じて息を吐いていた彼女が、撃たれた後、目を見開いて息絶えていた。あの表情は許された安堵じゃなく、許されなかった悲しさが表れているのでは。
誰かと思ったら懐かしい顔が帰ってきた!
黒目のなかに光の描かれた長谷川の姿を見て撃つのに躊躇した優しいソフィア。だからこそ、パルチザンのみんなはソフィアを信じて付いて行ったし命懸けで守った。でも、そのみんなももはやいなくて、最後ウィルクとユルバルスの名を呼ぶところが辛い。
永倉と鯉登、どちらか殺られるまで戦って欲しくなかったから離れられて良かった。しかも、久々の「キエッ」が懐かしい。平和なあの頃も。
ついに知り合い同士が出会ってしまった。
永倉も鯉登も白石も死んで欲しくないんだよ~。
ソフィアをかばって男たちが手榴弾に手を伸ばし、遺体の下から立ち上がって再び撃つソフィア!…その表情!
もう何て言葉にして良いかわからない。
土方、杉元、カッコいいけどみんな傷だらけ。
命はひとつ。
斬り合いの撃ち合い殺し合い。
最後に何人生きてるのかな。
ゴールデンカムイ
449話
第304話 歴史