1.0
とんでもねークズ
なんでこれを読んだんだろう、後悔します。
最終話に提示されたテーマとしては「罪を犯した者は罪を背負い続けなければいけないのか?許されてはならないのか?」ということ。主人公は紛れもなく人を暴力で陥れ、女性を弄んでいます。記憶喪失後に性格が変わり、途中大いなる人助けをしましたが警察に出頭することなく死にます。死んだから良かったものの、生きていて許されることはありません。記憶を失い、それによって新たな人格が生まれ、罪を償うように人助けしてもなんの意味もありません。
現代劇ではなくファンタジーであればありでしょうけど。周りの人々が彼を受け入れていた事が心底信じられないし、なんて浅はかな話なんだろうと思います。
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君が僕らを悪魔と呼んだ頃