3.0
ホラー描写のインパクト
2話完結でサクッと読める。
昔、「不幸の手紙」という文化(?)があった。
「リング」の貞子ちゃんは「呪いのビデオ」で広がっていった。
時代は変わり、「呪いのチェーンメール」だの何だのあって、最近はSNSである。
その時代の主流のメディアに乗っかって恐怖が拡散されてゆく、というタイプのホラーは、これからも手を変え品を変え量産され続けるのだろう。
別にそれに反対するわけでもないけれど、個人的には、ちょっと食傷気味である。
ただ、本作、ホラー描写のインパクトはなかなかで、ホラー漫画としての「画」の強みを感じる部分はあった。
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AKADORI