1.0
よくある話に見えます
高評価だから読んだけれど、異世界転生につきものの、チート能力、ご都合主義はやはりどれも同じ。
人生のやり直し?過去のいつかに戻る?もしくは別人になる?いっそこうやって、全く別の世界線に生まれ変わる?そしたら、全部が素敵になってる。漫画は夢があるけど、こうした夢は好みじゃない。
転生話って、大人との狭間で現実がなかなか辛くなってくる中学くらいのときに、誰もが一度は想像するような現実逃避の夢物語と思う。ロード・オブ・ザ・リングとか、ただの異世界ファンタジーものなら、こんなに嫌じゃないんだけど。
現代になって、転生物というジャンルとして大人にも読まれくらい確立されたけど、どうにも違和感が、、、漫画として熱くなれない白けた感じがある。
主人公がチートなものって、いつピンチになるのかな??って視点でしか見れないから、次が読みたいとかスリルはない。
現実ではごく平凡な人が、いきなり神様か誰かの力で別世界に転生したら、選ばれし者的な存在で、底しれぬ能力があって、みんなに好かれて、お金も信頼も容易くなんでも手に入って、、、って、あらすじちょっと聞いただけでもつまらない展開でしょ??
この現実世界で自分の力を発揮できなかった、生身の自分をがんばれなかった人が、非凡な人に転生したら、いきなり別人のように、与えられた能力をどんどん活用させられるところが、もうあり得ない。
容姿さえ恵まれてたらなんでもうまくいく?才能さえあれば全員大成功??そうじゃないのが世の中ってもんでしょー。
転生とか言ってないで、現実がんばろう。
全部が満点で最強、努力なしに手に入れたチート人生って、こんなにつまらないのねと改めて思う。
私はこちらの世界で、今日も生きる。目の前の現実からの逃避ではなく、すごく頑張って生きて、力尽きて、その果てに、ここにあるような新しい世界があったなら、初めて面白いと思うよ。
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素材採取家の異世界旅行記