2.0
希望をもって読んではいけない
よくある設定の中でも繊細さと切なさが印象的で、読み始めは良かったと思います。でもそれは、ちゃんと先にスカッとやシアワセが待っていると期待してたから。話数を重ねても重ねても鬱々と同じことの繰り返しで、主人公はぼんやり、周囲は胸糞、ループしても成長はなく、第四巻冒頭を試読してその変化の無さに何事かと思ったくらい(なので第三巻まで読んだ感想になります)。ただただ不幸を一身に受けて浸ってる、何の希望も持てない主人公とその周辺を見せつけられただけの印象でした。どこに向かってるのか、読者に何を与えてくれるのか、まったく期待できなくなったので脱落。
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婚約者は、私の妹に恋をする