待って、微瑜様恐ろしいお人だと思ってたけれど違うわ、この人は「皇后」としての立場を弁えて、国のために皇后ならどうあるべきか、を全うしていらっしゃるだけだわ。
皇后の立場的に、蓮香のような甘い考えではいられない。優しさだけでは皇后の勤めは果たせない。
だからこそ凛と、強かに、厳しくいなければいけない。微瑜様はそれをわかっていらっしゃるのね。
そして耀世様は政治的なことや戦をメインに、英庚様は後宮で子孫を残すための営みをメインに、それぞれ2人で1人の役割を果たしていらっしゃるのね。あれ、ということは、英庚様が皇帝で耀世様が影武者的なものだと思ってたけど、表舞台(政治的なところ)では耀世様が皇帝で、英庚様が影武者なのでは……?
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盲目の織姫は後宮で皇帝との恋を紡ぐ
021話
第八幕 動く井戸(4)