まりり★さんの投稿一覧

シャープさんとタニタくん@

10年近く前のTwitter

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タイトル通りですが、約10年前くらいのTwitterは特に大手公式さんがこんな感じでゆるキャラや中小企業とTwitterきっかけでコラボとか、ほわほわほのぼのながらに新しい試みや楽しみが生まれている現場に立ち会えてるワクワク感ありました。
当時はTwitterとpixivで毎回読んでました。

シャープさんは親しみやすいだけでなく機知に富み何かと鋭く速く、コメントの深みに唸らされることも多かったです。その一方で、熱血で温かみの強いタニタさんと軽妙なキングジムさんたちのテンポの良いやりとりには漫画にあるようにほっこりさせられました。
当時は半分くらい公式ファンなだけでTwitterしていた人も多かったような気がします。

今でも公式さんのキャンペーンだけでない少し深みのあるコメントが読めたりする機会はありますが、2018年と2022年の改革でクライアント制限が進みTLを一望しづらくなってからは、荒みがちな流れの中にちらちらと垣間見る程度になったと感じてます。

ときおり懐かしいなと振り返って読む漫画です。
時代は変わるんだなというものも感じます。リアタイものだったのもあり、時間経過とともに情報鮮度感なども体感しました。SNSマーケティングの歴史の一面の記録でもあるといえるのではないでしょうか。

近年のTwitter(X)しか知らない方なら「昔はこんなにほのぼのした空気感だったんだ」くらいで眺めるといいと思います。旧いタイムライン掘り返しだけからは読み取れない「あの頃」の空気感が詰まっています。

おちたらおわり

いろいろと気持ち悪い

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おすすめから先を読めば少しはマシな展開があるかと思ったけど、絵も内容も進む程グロいというかえげつないですね。
人の隙につけ込む悪役のハクつけに周囲が次々闇落ちしていますが、ちょっと安易な感じがします。女の大安売りはちょっとなあ…

ディープグリーン

電子で読めるだけでも有難い作品

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人間のニンゲンとしての立場、人間や動植物、生き物を超越した自然という概念、その狭間での変遷と滅びへの危機、人としての在り方、人が人として生きていく希望、そんなテーマを織り込んだ作品であり、そのテーマを独特のSFに落とし込んだダークグリーンという作品のその後世界という物語にもなっています。

どこでも手に入りにくい時代の作品になっていて、こちらで読めるだけで本当に有難いし、佐々木淳子先生の本当に綺麗なペンタッチ、人物を始め強く魅力的に描かれる不思議な世界と現実感に、前世紀作品ではリアルにSFの中だけであっただろう端末で接することができるのはうれしいことです。
一点だけ惜しいのはビューワの表示で、変則コマ多めでも均一なセリフ割の画面ズーム切替えなので読み難く、その割に解像度も甘いところです…
とても綺麗な絵と引き込まれるような構図になっていたり映画的な表現も多い作。

いつかもっとみやすくなったらと期待しています。

ヒロインの私より悪役令嬢のほうがモテているのですが

2話まで読んで…

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うっかり確認せず、もしや3話で終わりかもと思いながら2話のレビュー書いてしまいましたが、3話完結ってちゃんと書いてありましたね。

先があるならこの展開でももっと面白かったかもしれませんが、ポンコツギャグで終わってしまうのだと短くて残念です…

せっかくヒロイン側に転生してるので、もっと先があったら優良コメディが楽しめたのではと感じます。。。

ワタシってサバサバしてるから

モブ女性くらいがまともの範囲かも。

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あちこち広告でてますよね。
これ、網浜さんが濃くてくどくて大人げなさ過ぎ無自覚暴挙の数々でたまらないけど、1回目にちょっと見たときは叩かれで終わらなくて、へぇ、って思わされる本田さん…少し見慣れるとこちらも口も性格も少し悪い。網浜さんと比べたら勿論まともな仕事&付き合いできてるんですが、正論なようで無意識な反応場面が少し意地悪い。
甘いもの飲めない〜！に対して、血糖値高いんですか？は…サバサバなの？

主要キャラとして描かれる面々がそれぞれ微妙に優しくない。網浜さんが悲しいくらい底意地悪くて勘違いなのは言うまでもないのだけど、そんな人を皆で嘲笑うのも見てて気分良くない。直接でなくても悪口に悪口で応酬してたら空気よくないと思うんですけど…

絵柄的にも、こういう女いるよね〜！ギャハハ！と言ってる女やばいよね〜！と笑うためのキャラ造形なんだろうなとは思いますが。このまんがでいまひとつ笑えないのはずーっと人の悪口を聞かされてるような気分になるからかもしれません。

緩急が少ないのでテンション高めにねっちりどすこい網浜さんとてきぱきズケズケ美人本田さんを取り巻くドタバタ読める人向け。疲れてる人はもっと疲れるかも。

誰を見ても、人の振り見て我が振り直そう、きっと自分にも反省点、という気持ちにさせられる何かがあるので本当は星＋.5です。(3にするにはくどくて重い)

猫mix幻奇譚とらじ

ほのぼの猫物語という訳ではなく

序盤読んでの感想です。

皆さんのレビューに「ねこ可愛い」があまりに多かったので書いておきますと…ふわふわ可愛いねこみみ冒険ファンタジーを想像すると少し違うかもです。

冒頭から説明があるので書きますが、ねずみと人間が数千年にわたって敵対している世界で、ねずみはなかなかに強かで恐い生き物として登場します。割とねずみこわいです。

そんな世界のヒト猫奇譚。ヒトと知能の高い動物との争いの歴史ゆえに残虐な場面もさらっと出てきます。

と言っても、そう思って読めば、昔話めいたほのぼの感はあります。真面目なのにコミカルな部分も。

これは2011年からの作品ということで、絵柄が近作よりやや昔を感じさせるタッチです。

試し読みでおもしろいと思える方なら、ポイントも抑えめだし楽しめると思います。

ミステリと言う勿れ

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単発のものもあるけれど、巻き込まれた事件が実はとある糸を引く人間に絡んで連続している。
ミステリ要素は深いけれど、ミステリにおける探偵にあたる主人公の整くんは、まずその生来の性分というかものの見方や考え方で事件に巻き込まれやすい。
物語の始まりの事件は実に単純な巻き込まれだったものの、そこで警察に妙な縁ができ、その次に巻き込まれた大事件で、不思議な繋がりの始まりに当たる。

その後も、疑問を考えてはいるものの連続しているとみえる事件を自分から積極的に追う訳ではないのに、様々なところから糸口を見つけていってしまう。

未完でこの作品のレビューをするのは惜しいけれど、そのくらい引き込まれるのと、既に読んだ話を覚えていても読み返したくなる作品としてお薦めの一票を。

悲痛だったり穏やかならない事件が起きるのですが、穏やかな気持ちでじっくりゆっくりおいしいお茶と共に楽しみにしてしまうような物語です。

サイコパスの描き方もリアル。

私たちはどうかしている

朝ドラか大河級の展開とボリューム。

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運命に翻弄されながら、和菓子の世界で切磋琢磨していくさくらと椿。なかなか鮮明には明らかにならない過去の謎とその引いた尾の絡みあった上にかつてのこどもたちである主人公たちも大人も、老舗の大店と、関わる店も客もが運命を弄されて行く。

複雑にするためだけに張られている伏線ではなく、物語が深くドラマ性があります。

脇を固めるキャラも、最初から謎多かったけれど足長おじさんのようでいて実のところ謎めいたどころではない大きな裏のあったひと、純粋な気持ちで主人公たちを支えるひと…描かれ方が都合で放り込まれた浅いものでなくひとりひとりしっかりしています。

読み始めに思った以上に壮大で複雑な展開、131話まで追いましたが…
ここまで苦しいことになるとは。
できれば、苦難を乗り越えて2人と周囲には幸せになって欲しいし、和菓子の道も店もよい方向へ行って欲しいと願わずにはいられません。

失恋未遂

初追加課金…！

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無料で11話程続けて読めて、何となく「あの彼女」は別のワケ有りじゃないかな？と感じながら。
伏線細部も回収も脇役も良く、絵柄が特に好みでもなかったのにかなり残っていた有料分ポイント注ぎ込んで一気に読んでしまって、更に続きが気になってすぐ読みたくて、もうほぼ月末なのに、数年1番少額で登録しながらたまに気になるものを読む程度だったWebまんが、初の月内追加課金してしまいました。
そのくらい読ませます。話のテンポも、先が何となく読めるのにいい感じにためてまだるっこしくなく程よく先へ先へ進む感じ。本当についつい次話ボタン押してしまう感じでした。
追加分読み終えて、キリがいい感じなのに次があるの？と、改めて戻って作品紹介見て話数に驚いたくらい一気に読みました。
偶然にも読みきったところがちょうどカナちゃん編の区切りでした。女性まんがでこんなにどハマりしたのも初めてです。
名前でわからないの？とか最初は色々思う部分が徐々にわかっていっても、肝心のすれ違いの核心は最後まできちんと明かされず、明かされた部分はちゃんと男性側の心情とすれ違いの深さと甘さが描かれていて、かつ、甘いハッピーエンド。
恋愛もののアンハッピーは好きでないので、勿論ハッピーエンド確信して読んでいましたが。10年は長くて痛くて勿体ない。でも、タイトル通りの失恋未遂が遠回りで解れるのはそれまでの時間があったからこその内容も含んで、それぞれ幼さや思い込みをギリギリ取り戻せる時間かな…とも思いました。これ以上長かったら、無理があっただろうし。
主人公の幼い時の真っ直ぐさが一貫してその後の彼女の生き方にも、この2人の結末にも、男性の心に残るものにもなるキラキラで、大人でも夢が持てますし、感情移入もできる。
大人カナちゃんの思い込みで突っぱねつつ流されてると感じてるところも焦れったかったり切ないというか悲しいのですが、何とか長過ぎなくて良かった。
恋愛ものは最後に笑顔が見られるのがやっぱりいいです。脇役が良いところで良いこと言ってくれるのも良い具合のバランスで。
追加課金した自分にも驚いたけど、読み切ってそれに後悔しなかったのは珍しいです。読んでから見た良いレビューにも納得。
たぶん、また穏やかにときめく感じが見たい時読み返すかなと思っています。
ハッピーエンドの直球ラブストーリーが好きな方にはかなりオススメです。

まいりました、先輩

4話までですが。いい…！

絵がとても綺麗。かつチャラヘラしてなくてペンタッチから好み。カット割も展開と合ってて、話早いようながら急すぎる感じもさせない細かい部分があって、映画とか好きな自分には構成と絵がまずどストライクでした。

キープに入れていたの忘れて久し振りに見たらめちゃくちゃキュンキュンしてしまいました。先輩の男の子も主人公の女の子も表情がすごくいいです。
ヒロインが一所懸命な子で好感が持てるし、彼も態度の理由がすぐ見えるし、そういうのがしっかりしてないと話としてイライラするのが嫌な人にもおススメできます！ちゃんと感情移入できるし、ドキドキします。感情が伝わってくる感じはときめく音楽を何度も聴いてる時みたい。

先を楽しみに一気読み勿体ないからちょっとずつ読んでみようかなあと今改めて思っています。キープしててよかった！
…こんな恋学校でできたらずるいなぁ（笑）