ヘンリー&アバラーさんの投稿一覧

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1 - 7件目/全7件
  1. 評価:4.000 4.0

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    今まで読んだ毒母マンガの中で、一番自分と状況が似ていてハッとさせられました。

    専業主婦。第一子の息子は小さめに生まれ、体が丈夫ではなく自己主張も弱め。しっかり者の妹がいるところも同じ。

    小さく産んでしまったことに対する罪悪感が消えないのも
    この人を見習って子育てすれば間違いない、と思える存在がほしいのも
    子供の頃、自分がしてほしかったことをしてあげたいと思うのも
    子供が友達から下に見られていると感じて地味にショックを受けるのも
    すごくよく分かります。

    子供には普通に幸せになってほしいという思いが、いつしか◯◯学園に合格することが目標(母の)になってしまったのが悲劇だったのかな。
    こうちゃんが友達に見下されてショックだったのに、中学受験に失敗したこうちゃんをどこか見下し、イラついている。
    だから熱があるのに内申点のために学校に行かせたりする。幼少期は体の弱いこうちゃんをあんなに心配していたのに‥

    改めて思うのは毒親にも色々なタイプがいるけれど、共通しているのは皆自分本位だということ。
    子供のためと言いつつ自分の罪悪感や不安を消すためだったり、自分の欲求を満たすためだったり。
    子育ては本当に難しいけれど、この思いや行動は実は自分本位なのでは?と立ち止まってみよう、そう思わせてくれるマンガでした。

    • 15
  2. 評価:5.000 5.0

    スピード感があり一気にラストまで読みました。
    この作者さんの作品は、セリフはなくてもちょっとした表情で感情をリアルに表すイメージだったけど、今回は激しく言い争いをしたり殴ったり‥
    そしてラストの伏線回収‥人ってほんと分からない。

    • 0
  3. 評価:4.000 4.0

    読んでよかった

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    山本さんも元奥さんも、今でも自分は被害者だと思っていて、でも一番の犠牲者はさくら。

    後半さくらの心情が丁寧に描かれていたのがとてもよかった。
    成長してお父さんのことを忘れてしまったのではなく、大好きだった家庭が壊れて悲しすぎて今でも悲しいままだから、封印を解けずにお父さんを無視してしまったのが切なすぎる。

    結末ははっきりと描かれていないけれど、私はさくらと山本さんは会えて、それぞれ少しずつ前を向いて生きていけるようになったと思う。(山本さんが見たさくらが笑っている夢は、その予兆)
    そのきっかけを作ったのは、なぜ今までお父さんに会いに行かなかったのか、手紙をシュレッダーにかけてしまったのか、泣きながら自分の心と向き合ったさくら。

    人は犯罪行為まではいかなくても、取り返しのつかないことをしてしまうこともある、その時はそうするしかなかった。でもなぜそうしてしまったのか、その結果誰が傷ついたのか。
    山本さんと鈴木さんの出会いのような、その後の人との出会いの中で自分を省みて心と向き合えば、被害者だけではない自分に気付いて本当の意味で前を向ける、そんなことを教えてもらった気がします。

    • 19
  4. 評価:4.000 4.0

    可愛い!笑った〜!

    キャラクターがみんな2.5等身で、かなり可愛くデフォルメされているので好みは分かれるかもしれませんが、笑ったし癒されました♪
    ピザ食べたくなる〜(笑)
    一息つきたい時やちょっとしたスキマ時間にも読みやすいです。

    • 1
  5. 評価:5.000 5.0

    本当の強さ

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    10話までを読んだ感想は

    容姿に恵まれたオシャレな女の子が、周りの妬み僻みに負けずにポジティブに生きる!って話ね。
    確かに押し付けがましくないポジティブさがとてもいい!
    20年前に読みたかったなぁ。

    11話以降、学生時代にイジメにあっていた話を読んでからは、白川さんの本当の強みは、人の心の傷、痛みを知っていることなんだな、と感じ泣けてしまいました。

    だからこそ自分も無意識に人を傷つけているかもしれないことに気づくこともできる。

    自分もどうしてもモヤモヤが消えないような時、白川さんの20年後はこんな感じかな?と想像してみようかな。

    • 8
  6. 評価:4.000 4.0

    ワニ先生の軌跡

    鬼滅の刃に直接通じるのは最初の「過狩り狩り」ですが、後半の作品になるにつれて主人公のキャラの魅力が際立ってきたり、画が洗練されてギャグっぽい可愛さが出ていて、こうして鬼滅に繋がっていったんだなぁ、と感慨深く読みました。
    世界観はブレないまま成長している(上から目線でスミマセン)、まさにワニ先生の軌跡だと思いました。

    • 0
  7. 評価:4.000 4.0

    読んでよかった

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    キレてしまっていた時の自分は、ボロボロに傷ついて井戸の底にいる状態だった、という描写がとても分かりやすかったです。
    母親・小学校の担任(相当酷い)・元彼などが、作者の自己肯定感を井戸の底まで突き落としたのでしょうね。
    でも理由はどうあれやっていたことはDVなので、ゲシュタルト療法がきっかけでキレることがなくなったのは本当によかったです。
    今ここにいる、を意識することは、ちょっと気持ちが不安定な時に自分もやってみようと思います。
    100ポイントは高いとは思いましたが、全部読んだことに後悔はしていません。

    • 0

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