匵名希望さんの投稿一覧

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11 - 20件目/全24件
  1. 評価:5.000 5.0

    傑作

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    無料分が無かったため、一話目から購入して結局配信分全購入に至りました。一話が60ptだけど割高感は感じませんでした。ボクのコミック鑑定スキルは大分精度を上げてきたみたいです。
    どこまで引っ張るつもりなのか、貫き続けるのか、無自覚天然を最前面に掲げた作風です。この手の話は一歩踏み外すと単なるギャグ漫画に陥りがちです。本作品でも幾度かそんな流れに傾きかけるも、主人公ノールはそれすらもパリイしてしまいます。リンネブルグを救ったお礼にもらった古代遺物的マッチョな剣を片手で軽々と振るったと思ったら、剣幅がどぶさらいに使ったらぴったりなんじゃないかとブツブツ独りごちてたりして、実際にどぶさらいの現場におろして重宝しているのにはぶっ飛びました。
    努力に努力を幾重にも重ねひたすら磨き続けたパリイのスキル、やっと報われる時が来たみたいなので応援したくなります。無自覚も自覚してしまうとつまらなくなることもあると思います。
    作画もかなりのスペックです。文句なしの傑作と言ってもよいと思います。

    • 10
  2. 評価:5.000 5.0

    参考にならないよう心がけました

    204話まで読みました。思えばこんなにも長く読み続けてる作品は他になかなかないです。最終的にテイムしているスライムの数と同じくらいの話数まで、長続きしてもらいたい作品です。
    ボクはファンタジー作品を購入してまで読むにあたり、いくつか原則というか要望というかそういうのがあって、面白いのは当たり前だとして、あとはお求めやすさ、無駄なエロスとラブコメの排除、そしてファンタジーに対する深い造詣が感じられること、思えばそれら全てを満たしたボクにとっての最初の作品が本作品でした。実はチートで無双な作風ってあまり好きじゃなかったりするんだけど、この作家さんの主人公は基本そうなんで、なんかしてやられちゃってます。
    この日本一膨大な独りごち、そしてリモートの先駆け、ユージの今後の活躍を、期待すると本人は面倒くさがるだろうから、こそっと見守りたいと思います。

    • 3
  3. 評価:5.000 5.0

    ベリルさん応援してます

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    ベリルさん、何歳くらいだろうか?アラウンドフィフティーくらいと勝手に決めつけ、同年代としてますます感情移入して一気読みしてしまいました。
    何が良いって、神様が気まぐれで与えてくれたチートのスキルがあるわけではない、神話級のスレイヤーを携えているわけでも辺り一帯を吹き飛ばすような殲滅魔法を使えるわけでもない、文字通り剣の腕一本で身を立ててきた生粋の苦労人たるところです。合気道にも通ずる重心の見極めと観察眼を駆使し、居合然と剣を振るう様はただ格好良いの一言です。
    かつての弟子が美少女ばかりなのは許してあげてほしいです。体が無理効かなくなるような年頃まで片田舎で細々と剣術の指導に人生を費やしていたのだから、これからちょっとくらい良いことがあってもバチは当たらない!そんなこと考えてたら魔法師団師団長ルーシーが、ベリルさんの腕はもっと日の目を見るべきだ、みたいなこと言ってて大きくうなずいたのでした。

    • 121
  4. 評価:5.000 5.0

    なんていうか、好きです。

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    今現在配信されている36話まで読みました。そもの初め、この作品を発見、無料分は?無い!どうしよう…そこで自分のコミック鑑定スキルを発動し、GOサインを告げてきたので恐る恐る1話目を購入するに至ったのでした(何度か失敗してるのでスキルを全然信用してない)。
    結果オーライ!じゃなかった…珍しく勘が当たったみたいで、結局全話購入となり続きを楽しみにしております。
    この作品の作家さんがかの『テイマーユージ』の産みの親なので、基本この作家さんの主人公はチートに無双が当たり前です。ボクは好きなのでいくつか読んでいるけど、もちろんそれが気に食わない人もいることでしょう。
    主人公ミナトはユージと同じく強さに無自覚から始まります。だけどこの作品の一番の肝、魔法を発動させる魔方陣をアナライズし不必要な部分、合理的な修正をカット&ペーストし、果てはオリジナル魔法を作製してしまうシーンは面白いの一言です。
    『英知の探求者』エイミーとマイナ二人の扱い、そこだけこの作品では唯一もったいない部分に感じました。もちろん三人で共闘の末強敵を撃破したりもしてるんだけど、なんていうか、ちょっと差がありすぎてミナトへの依存率が高くなりすぎになっていて(まぁそれが狙いなんだろうけど)、二人にはもうちょっと秀でた一芸を持たせてあげてほしかったです。話が進めばそのうちそんな展開にも、なんて妄想を膨らませつつ、三人の活躍の続きを早く見たいです。あ!画の描き込みはなかなかのものだと思います。

    • 2
  5. 評価:5.000 5.0

    ネタばらしは控え目に。

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    72話まで読みました。漫画事情には本当に疎いのだけど、30年前くらいのヤンジャンを回想するとその進化ぶりに隔世の感があります。
    ともあれ、鉄板の設定に、特に異世界学園モノに異を唱え続けてきた(かなり小さい声で。要約すれば、実力に雲泥の差のある平民の生徒を貴族だらけの学園へ放り込むことで起こる摩擦は実力差に比例してつまらないものに陥る)ボクにとってこの作品は本来なら敬遠すべき一つとなりうるはずでした。
    結論を下すにはまだ早い、そう思いながらズルズルと、なんて言ったら嫌々読んでるように取られかねないけど、本当に正直、続話が入荷される度に若干の迷いと共に結局購入を繰り返してきました。
    ボクの主張するパワーバランス的には既に壊滅状態と言えるのだけど、ここまで読み進めてみるともはや学園の枠なんて大きく逸脱しており、ルウとレナがいなかったらいつ中退してもおかしくない状況です。それほど住む世界が違いすぎる。
    なんとか仮面生徒を演じながら『ネームレス』の死運鳥としての任務もこなし、ルウとレナには依存性の強い魔力錬成訓練(ちょっと羨ましい…)を施し、暗黒都市にはびこり始めてるクスリを追ううちに別の組織との闘争が顕著になったり、となんだかんだ言っても面白いんですよね。よっぽど途中で失望させられない限りこのままズルズルと読み続けていく予感しか今のところしません。

    • 3
  6. 評価:5.000 5.0

    クセが強い

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    センセイの作品には数多くの変態が登場する。『ゴールデンカムイ』ほどではないにせよ、本作品にもハードな変態が見受けられます。ロウもなかなかの変態っぷりだけど、衆目の一致するところではやはり顧問の二瓶が突き抜けています。古く昭和の時代に暗黙に認可されてた鉄拳制裁を惜しげもなくお見舞いし、スポーツ科学の重要性を説くロウを一喝してしまいます。
    この愛すべき変態たちが作品に彩りを添え、この手の作品にありがちな熱血スポ魂に陥ることなく上級生との風通しが素晴らしいのが良いです。フィギュアを諦めざるをえなかった妹や源間兄弟や太腿パンパンの女子スケーターやら、キャラのクセが強すぎてケンカしそうになりそうなところをセンセイの手腕で強引に収まっているのもミドコロです。

    • 6
  7. 評価:5.000 5.0

    ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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    最初は軽い気持ちで始めたんです…ええ…それがまさかこんなことになるなんて…
    10話あたりまで購入してる時に気づきました。これはすごい作品に出会ったな、と。ページをスクロールする手が止まらない、初めての感覚を憶えました。15話までの時の経つのが早いのなんの。
    主人公のヴィムは卑屈で慎重だけど、それがいい。階層主にトドメを刺したことに腹を立てる「竜の翼」のクズたち、幼馴染みのハイデマリー、戦闘狂い、いやもといマニアのカミラなどのキャラも立っている。5%の肉離れの可能性に10倍強化をためらうヴィムには愛着しか湧きません。
    かつてコンビで潜っていたヴィムとハイデマリーが何故袂を分かつに至ったのか(ストーカー行為まで及ぶほど好きなのに)、とにかくワクワクしかありません。珠玉の作品です。

    • 23
  8. 評価:5.000 5.0

    よく出来てる

    長いこと漫画から遠ざかってたので、知らなかった。こんな名作があったことを。今さら感想書いたところで、誰の目にも止まらないだろうから、さらっと一言。面白い漫画です。

    • 1
  9. 評価:5.000 5.0

    異世界論!?

    完全に個人的な私見だけど、もはや一ジャンルとして確立した異世界グルメモノってハズレが少ない気がする。それは異世界モノにも十人十色の好みがあり、やれ俺は異世界チート、私は異世界復讐、ボクは異世界勇者パーティー追放と確実に好みが存在する。だけど、異世界グルメモノって食べ物がテーマになってるから、読んでるとざっくり、誰かが料理し、それを誰かが食べるプロセスを経る。日本人ほど多様な国籍の料理を食べる人種もないだろうから、描かれるのが洋食だろうと和食だろうと、登場人物が美味しそうに食べてるのを見るにつれ同じく幸せな気持ちを共有してしまうのだと思う。
    本編のこと一切触れてなかったが、一言、美味しそうだった…

    • 7
  10. 評価:5.000 5.0

    カテキョーバイト

    ジャンルは女性漫画なんですね。ともあれ、これは一本取られたというか、ビールでいうなら第四の新ジャンルというか、とにかく不思議な魅力を備えた作品です。ボクの課金対象ストックの上位に躍り出ました。
    魔法という授業がもし本当にあるとしたら?そんなもの、ないんだけど、不覚にも刹那そんな錯覚を呼び起こされました。作者の魔法に対する造詣の深さ、そんなものもないんだけど、素直にすごいなと感心することしきりでした。

    • 4

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