5.0
全話読んだ感想・・・良い作品!!!
とても良い作品でした。
たぶん読む人の年齢や自分を取り巻く環境によって、「感動モノ」になったり「考えさせられる作品」になったりするんじゃないかと思います。
「死」という形の無いものに形をつけるところ、そして気持ちの変化によってその姿が変わるところ、とても面白く納得の表現でした。
死神さんの気持ちの浮き沈みや葛藤はごく平凡な感情で、平凡だからこそふと自分と重ねたくなる場面があります。
死神さんの周りの人たちは皆温かく素敵な人ばかりですが、それはきっと死神さんの人柄が周りの人を優しくさせると思うし、現実世界でもそうだと思います。
身近に「死」を意識する機会のあった人には刺さる作品ではないでしょうか。私は色んなところにぐっときました。特に最終話のラストの言葉、素敵です。
この作品を生み出された作者様に感謝です。そして、ぜひ紙の単行本化していただきたいです!!
-
3
死神さんは余命半年