4.0
さくさく進む
主人公いいですねー、表情とは裏腹の思考や暗殺スキル以外の手芸力など、嫌味なく(面白おかしく)ストーリーに生かされています。不穏要素が逆に可愛らしさを引き立ててますね。
幼い陛下との場面は、えーこんなうまくいく?みたいなところもありますが、主人公の一生懸命さや友人作りにブレないところが好感持てるため読んでしまいます。自分が間者を仕留めても表に出ないやり方とかけっこーサラッとやってのけてるけどなかなか訓練されてますね。
極悪文官父上は目的のため手段を選ばないことを信条としてきているがゆえ異様な明るさとテンションで笑えるけど、娘の力量を理解してるし期待もしてますね。
どの時代にもお国の和平のためにこういう役回りはいるのだと、彼女の望む平穏とは違うけど、この役回りが陛下のために直結していて広い意味での平穏づくりになっていることを知って欲しいな…。花鈴ちゃんのありのままでがんばれーって応援しながら読んでます。
- 1
暗殺後宮~暗殺女官・花鈴はゆったり生きたい~