朝の孤独、虚しさが1年経って和らいだのか深くなったのか、どちらだろう。
私はまだ親を亡くしたわけじゃないけど、父親は一生会わないだろうし母親はあと何回会えるんだろう、とその日が来る心の準備はしているけど…。
朝は本当に突然だったから、気持ちの整理も時間がかかるだろうなぁ。
寂しさって側に誰かいたら感じないわけではなく、失ったものがもう二度と戻らないと察した時に強く感じるんだろうなぁ。
他の漫画なら親を亡くした主人公はしっかりするけど、朝はそんなすぐに自立は出来ない。
槙生は、自分にとって心地の良いパーソナルスペース(笠町くんはそれを守ってくれる)よりも近い距離になった朝の未来に責任を持たなきゃいけない事を自覚したのか。
親子じゃないけど、叔母と姪以上の関係、どういう風になっていくんだろう。
お金の問題が大丈夫なら朝は高校卒業で槙生の所を出たほうが良いと思うけど。
-
3
違国日記
065話
page.28(2)