4.0
異世界転移がどういった境遇になるものかを、丁寧に描いている作品で好感が持てました。
シオリの転移後のお話は悲しくて心が苦しくなりましたが、周囲の人々の温かさで少しずつ落ち着いていく様子も伝わり、救われます。
主人公に肩入れしてしまったので、兄ポジションで見守るギルマスも、守ろうとしてくれる王兄殿下も、しがらみが多そうでヒーローとしてちょっとご不満。
ここからどう転ぶか楽しみです。
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レビュアーランキング 237位 ?
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異世界転移がどういった境遇になるものかを、丁寧に描いている作品で好感が持てました。
シオリの転移後のお話は悲しくて心が苦しくなりましたが、周囲の人々の温かさで少しずつ落ち着いていく様子も伝わり、救われます。
主人公に肩入れしてしまったので、兄ポジションで見守るギルマスも、守ろうとしてくれる王兄殿下も、しがらみが多そうでヒーローとしてちょっとご不満。
ここからどう転ぶか楽しみです。
短編作品として読みやすくまとまっています。
スキャンダルの生き証人として現世で終われ続けていた主人公。ある日異世界に転移させられた彼女の使命は、なんと王様と結婚すること。無事結婚して後継ぎも生まれ、おとぎ話なら“いつまでも幸せに”とエンドマークがつきそうなところからが、この作品の本編です。
短くまとめるために、ダイジェストで語られる情報量が多いのが難点。
フェザーがちゃんとシーザを思ってくれている夫なのがいいです。
奥様への同調・批判、賛否両論ありはすれど、問題提起としてとてもいい作品です。
妻が口を聞いてくれなくなって困っている男性の視点から、物語が始まります。お弁当は作ってくれる。食事も、洗濯も、掃除もしてくれる。でも無視。スキンシップもなし。
困った夫は家事を手伝ってみたり、子どもたちを公園に連れ出してみたり、会社の人に相談してみたり、彼なりに手を打ちますが、妻の無視は変わりません。なんと、6年も。
後半に妻の視点も出てきますが、よく6年もそれぞれに頑張ったなと思います。無視する方もされる方も、これはしんどそう。
ストーリーを一度おいといて、
物語の導入からキャラ設定を伝えるまでが、すごくお上手!
まったくストレスなく物語の世界に連れて行ってもらえる感覚におどろきました。特に2話目の兄弟の会話時に、さっそく楽しげにケーキを食べようとするところ。たった一コマで主人公の可愛らしくも食いしん坊なところが伝わりました。
そしてストーリー
題名に集約されてるはずの内容が、そういうところ。って言いたくなるくらいわかりやすくも、絆されていく王子が素敵です。
でも兄弟も好きなのでもっとください
婚約者であるソレイユが、妹に惹かれていく様子をただ見ているしかできない主人公が切ない。
現時点ではまだ、裏切りと絶望とサスペンスな物語。
何度も繰り返して、そのたびに展開が苦しく、なかなかカタルシスがこないところが、評価の低さに繋がってる気がします。
引きこもり令嬢だったミュリエルは、母親の体調不良を機に働きに出ることに。司書の仕事をするため面接に出たはずが、なぜかそこは聖獣番の職場面接だった。
年齢指定が入りそうな色気の団長さんと、聖獣たちとミュリエルと、周囲の皆々様で繰り広げるコミカルなお話。
団長さんの語彙力は
『負け犬令嬢〜』と『ほっこりご飯〜』を読んだことで、確実にラノベやTL系に寄ったと思います。いいぞもっとやれw
物語の世界に転生した主人公は、物語では黒幕となる公爵家に嫁ぐ。
仲良しの家族になりたい!と折に触れて伝える主人公に、公爵も子息も徐々に心を開いていき…
ところどころに入る、絆されてくれそうなキッカケの描写が読者側からはわかりやすくてお見事。
あと、そのまま口に入れて平気な木の実が一年中木についてるワケがないんだから、早く収穫して保存する方法を模索してほしい。
盲目に生まれつき、幼い身で父伯爵から疎まれてきた主人公フィリス。広い伯爵邸の中で、彼女の味方は姉と侍女の2人だけ。
ある日“選定の儀”のため外出したフィリスは、魔物の襲撃に巻き込まれ、深い谷底へ落ちてしまった。
怪我をし倒れ伏した彼女を助けたのは、聖獣ガル。
フィリスの、姉に会いたいという希望を叶えるため旅が始まります。
絵が見やすく、シリアスとほのぼののバランスがいいです。ストーリーがのんびりなのが、評価が伸びてない理由でしょうか。
悪役令嬢に転生して、王子様から婚約破棄される主人公。
未来へのストーリーに対して正面からあらがうわけではなく、自分の理解者は作っておきつつ、
追放後、まったり過ごしたいと辺境で喫茶店を開きます。
主人公の美貌と人当たりの良さで、思っていたより忙しい喫茶店経営となっていたとき、人族に恐れられている獣人の傭兵団が、喫茶店を訪れます。
現地の方々と主人公の、獣人に対する温度差が楽しい。
ここからどんどん、いい方へ転がりますように
冒険者を育てる予備校で優秀な成績を修めていた主人公。
学年期中に行われる潜在能力の判定儀式で☆ひとつの落ちこぼれ判定をうけ、放校されてしまう。
ここからどう生きていけばいいのか。模索しながら生活していく主人公を、とある冒険者パーティが拾い上げてくれて…
こんなに色々できるのに自己受容できないのは、主人公自身が☆至上主義の貴族社会で育ってきたため、固定観念にとらわれてきたせい。そのエピソードがちゃんと入っているので、アストルがより人間らしく感じられます。
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