たかかかみさんの投稿一覧

後悔するならご勝手に～あなたの選んだ聖女様とどうぞお幸せに～

ネタバレ レビューを表示する

ヒロイン、デイジーは婚約者であるフレディー王子を支え国を守るため日々努力をしている。しかしフレディ王子は王に任命される為に必要な条件、「3ヶ国語以上話せる」「歴史の勉強」など、デイジーに補って貰えばいいと人任せにし努力をしない。そんな第一王子のフレディを王や王妃、弟たちは呆れていると本人は気づきもしていない。
そんな中、フレディ王子が病気で倒れ２週間寝込む。デイジーは献身的に看病するが治らない。２週間目に聖女が現れ祈ると王子の病は治り、目覚めた王子は聖女こそ真実の愛だと宣言し、デイジーとの婚約を解消する。

ここから面倒な人達が動きだす。
デイジーの父親は事故で亡くした妻の遺言、「デイジーを幸せに」＝王妃になることと思い込み、王妃がダメなら側妃にと動いたり、聖女は王子の婚約者となると、デイジーにマウント取りに来たり。

ただデイジーの日頃の行いから味方はたくさんおり支えられながら愛する人ライアンとの婚約にまでたどり着く。

デイジーはずっと父親の期待に応えようと休む暇なく努力をしてきたが、ある事がきっかけで２ヶ月ゆっくり考えることができ、自分の本当の幸せに気づく事ができた。デイジーには幸せになってほしい。

とにかくフレディ王子のワガママさ加減が、この手の王子様の中でずば抜けてて、でも王や王妃、弟たちが、フレディ王子をそのままにせず厳しく接するところがいい。

悪女は砂時計をひっくり返す

ネタバレ レビューを表示する

ロースチェント伯爵家の養子として迎えられたアリア。伯爵家の子供達に騙されて罪をきせられ処罰されて命を奪われる。その瞬間時間が戻る。妹ミエールの本性を知ったアリアは次は騙されないようあの手この手でミエールを出し抜いていく。ちょっと抜けてるけど生き抜くために策を巡らすアリアが逞しくて面白い。

お求めいただいた暴君陛下の悪女です(コミック)

爽快

ネタバレ レビューを表示する

家族の為、国の為と頑張ってきたラースは国政の悪いところを全て負わされるスケープゴートだった。戦争で相手の捕虜として捕まった後、ようやく国に返されたかと思ったら全ての責任を負わされ命を奪われる。その瞬間10年前の自分に転生する。
家族に復讐を誓うラースは妹が嫁ぐはずった隣国の暴君へ自ら嫁ぎ、その立場を利用し着々と復讐劇のシナリオを組み立てていく。
ラースが10年分の知識を元にのし上がって行く様が気持ちいいです。暴君と呼ばれた王も次第にラースに惹かれていきます。
展開が早いので読んでいて飽きないです。

王太子に婚約破棄されたので、もうバカのふりはやめようと思います

ネタバレ レビューを表示する

ヒロインはとても賢く努力家。なのに婚約者の第一王子はプライドが高すぎてヒロインに嫉妬し、バカのふりをさせる。しかもバカのふりをさせた事を忘れて、バカすぎると言う理由で婚約破棄までしてしまう。婚約破棄はありがちな出だしだけど、ここまでバカな王子も珍しく笑ってしまった。
婚約破棄されたヒロインには王子の弟が求婚する。ヒロインの周りにはヒロインの賢さに気付いている者も多く、第二王子とヒロインは国の問題を解決していく。そこでようやく第一王子も自分がヒロインにバカのふりをさせていた事に気づく。
と、言うところまで読みました。
ヒロインは婚約破棄されたにも関わらず、冷静な状況判断で第一王子や新たな婚約者にも恥をかかせないように立ち振る舞えるところが素敵だなと思いました。
第一王子や王妃がヒロインの賢さに気付き始めてるので、邪魔が入る前に早く第二王子のプロポーズを受けて欲しい。

スーパーの裏でヤニ吸うふたり

ネタバレ レビューを表示する

お疲れサラリーマンの佐々木の唯一の癒しが仕事帰りに寄るスーパーのレジ打ちをしてる山田さんの笑顔。下心があるわけでもやく純粋にその笑顔に癒されている。そして、そのスーパーの裏手でたまたま出会った田山さんとは喫煙仲間に。お話しはほぼその喫煙所での話しなのだけど、次第に仲良くなっていきお互い励まされたり励ましたり。日常生活の出来事がたんたんと綴られてるお話しです。ちなみに山田さんと田山さんは同一人物なのだけど、佐々木はまったく気付かない笑

健康で文化的な最低限度の生活

新卒公務員の義経は福祉事務所に配属される。様々な人が生活保護申請にやってくるのだけど、新米ながらも懸命に対応しようと頑張る。
規定と感情の間でどうにもならないもどかしさに揺れる義経ちゃんの気持ちが痛いほど分かってくる漫画です。真面目にちゃんと働いていかねばと思わせてくれます。

よふかしのうた

ネタバレ レビューを表示する

眠れない主人公コウは夜の街で吸血鬼のナズナに出会う。コウは自分も吸血鬼になりたいと思うのだけど、吸血鬼になるためには吸血鬼に恋をした状態で、その吸血鬼に血を吸われないといけない。人の愛し方がわからないコウ、恋愛に奥手なナズナ。しかもその存在を知ってから１年以内になれないと、秘密を守るためコウは吸血鬼たちに◯されてしまう。
お話しは吸血鬼になる為にはから始まって、本当に吸血鬼になりたいのかまで発展していきます。コウが自分をみつめていくお話しです。

捨てられた妃 めでたく離縁が成立したので出ていったら、竜国の王太子からの溺愛が待っていました

ネタバレ レビューを表示する

絵が可愛いし話の展開も早くてとても満足です。
タイトル通りの展開となるのですが、まさかのヒロインの従者は竜国の王子でつがいを探す旅の途中ヒロインと出会う。でもヒロインには相手がいたため、従者として支えること６年！こんなに辛抱強く待ってくれるなんて。ヒロインもとても賢く勉強家なので捨てられたところで、魔道具の研究に専念出来るととても前向き。とっとと祖国の人達を見返してやって欲しい。

針子の侍女は愛妃になる

ネタバレ レビューを表示する

絵がとても綺麗でお話しもサクサク進むので読みやすいです。
針子の仕事をしているターナは身分違いとはいえ恋人ウィルがいた。しかしウィルはそれなりの家柄の相手を選んでしまう。落ち込んでいるところに針子の才能が認められたターナは王宮の針子に推薦され王宮で働くことに。ウィルの新恋人は目障りという理由だけでターナを排除しようと嫌がらせをしてくる。そこに救いの手を差し伸べる王子様が出てきます。身分の違いすぎる2人に幸せはくるのか。今のところターナの母親も実は貴族の出？ってとこまできてるので、何とかウィルとその恋人を見返して欲しい。
ウィルは王族に「俺の悪口を吹き込むなよ」とか言う小者なので別れて正解。成功すると変わってしまう典型的なヤツ。逃した魚はデカかったことを知るといい。

私がわたしを売る理由

毒親のせいで体を売ることでお金を稼ぐ女の子達のお話。パパ活してる子達の集まりの話しの回があり、そこに集まった4人の女の子のお話しが順番に出てきます。
親から当たり前に受けられる愛情が当たり前じゃない子達の気持ちが切なすぎます。