4.0
誤解されたシーク
最初の花嫁が初夜に他人の子供を妊娠していて、何も知らないシークは行為の最中に流産するという悲劇に見舞われた。おびただしい出血を初夜の激しさと誤解されて、野獣と呼ばれる様になってしまった。しかし、それでも花嫁の秘密を守ってあげた優しさは誰も知らない。だから二度目の花嫁のヒロインも二の舞になるのではという意味でのタイトルと思われる。さて、ヒロインは結婚で地獄の様な生活から逃れるチャンスと捉えていたので、処女でない事は知られたくない。結局バレて色々誤解されてしまうがしかし、次第に信頼関係が築かれつつあると思われた頃、当初、ヒロインが山間部に幽閉されるという計画を耳にした彼女は滞在先のアメリカで逃亡した。その一件から彼女の真実を知ったシークと彼のトラウマを知った二人は固い絆で結ばれハッピーエンドとなる。確かにこれだけの内容を10話で納めるのは難しかったのではと思われるがそれでも読み応えはあった。
-
1
生け贄の花嫁