2.0
最初はキャラの見た目や雰囲気も幼いし、舞台も魔法学校でミステリー要素もあって、少女向け小説のような感じで面白そうだなと思って無料分読ませてもらったんですが。
読み進めば進むほど、ヒロインの言動や行動が全く理解できなくて。まずヴィンセントの性格を考えれば、ていうか迷惑がられてるのに、彼の気持ちも考えずやたらと絡んでいくところ。そばで守りたいなら尚更普通の友達として接した方が警戒されないのではと思った。ヴィンセントは誰にでも優しいんだから。1番嫌だったのは、すごく軽い感じで彼に好き好きって言うところ。好きな人にこんなふうに言われて嬉しいのかなヒロインは。他にもヒロインは7歳に戻って2回目を生きてるのにもうちょっと上手くできないのかな?と思う場面が多々ある。ヴィンセントの方がよっぽどしっかりしてる。ヒロインは誰にもヴィンセントにもわかってもらえないけど彼を守るんだって浸っているようにしか見えない。だって本当に守りたいなら入学して4年も経ってたらもっと色々調べてるはず。何にもわかってなくて、結局先生達の立ち話で知るっていう。しかもそこからの自分の推測、何の確証もないまま事を起こそうとしてて、自分は死ぬかもしれないけどそれでヴィンセントが助かるなら…って思いつきで行動し過ぎ。死ぬ原因が花じゃなかったら助けられんやん。挙げ句にとんでもないことをヴィンセントに口走って。それは言ったらあかんやろう。
ある日突然何年も前にタイムリープして、でも恋人は自分のことを覚えていなくて…ってすごく切ない話のはずなんだけど、ヒロインの言動や行動が理解できないので全く胸キュンしないです。魔法学校が舞台だけど、魔法の話もあんまり出てこないので少女向け小説のような面白さもなかった。途中までなので、これからそういう面白さはあるのかもしれないけど。
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死に戻りの魔法学校生活を、元恋人とプロローグから (※ただし好感度はゼロ)