5.0
ポジティブは正義
記憶喪失で人格まで変わっちゃった夢子ちゃんだけど、そのおかげで仕事も職場の人間関係もずっと好転したのだから、むしろ良かったくらい。事故前の暗くてどんよりとした夢子ちゃんのままだったら、人生暗黒のままだったもの。
副社長の疑惑が晴れて夢子ちゃんとハッピーエンドになればいいな。
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記憶喪失で人格まで変わっちゃった夢子ちゃんだけど、そのおかげで仕事も職場の人間関係もずっと好転したのだから、むしろ良かったくらい。事故前の暗くてどんよりとした夢子ちゃんのままだったら、人生暗黒のままだったもの。
副社長の疑惑が晴れて夢子ちゃんとハッピーエンドになればいいな。
街のヤンキーさえ一目おくガタイの猛男くんと、小柄で可愛らしい大和ちゃんの、可愛らしくも麗しい恋物語です。
2人とも世間ズレしていない今時珍しいくらいのピュアな子たち。その2人の間で冷静に仲立ちしてあげる親友の砂川くんもいい味出してます。
自分も若い頃、こんな純愛をしてみたかったと中年になった私は羨ましく思います。
1人の養子として老夫婦に引き取られたミギとダリ。老夫婦に対して何か企みを持って近づいた2人だけど、老夫婦のほうは養子のヒトリとして愛情深く接していく。
老夫婦の普段の会話のワードセンスや、ミギとダリの常人離れした身体能力など、ミステリじみたストーリーの中にも笑える要素が散りばめられています。
2人が老夫婦を狙う目的は何か、老夫婦の過去には何があったのか、ドキドキしつつも笑える秀逸なストーリー展開だと思います。
突然、原因不明で若返ってしまったおじいさんとおばあさん。二人ともピチピチでイケメンと美人さんで、周りがザワザワするなかでも二人のお互いを思い遣る気持ちはまったくぶれずに変わりないのが微笑ましい。読み進めていくとほろりと泣かされるエピソードもあり、思いのほか読み応えがありました。
作者の方は青森出身なのでしょうか。セリフの方言がリアルで良かった。
柚希ちゃんも洋一さんもどこか不器用なんだね。お互い人生で回り道をした者同士で、お互いの不足している部分を補うように求め合っているんだね。
その他の登場人物もみんなどこか不器用さを抱えてて。でも完璧な人間なんてそもそもいないのだろうね。
正反対のタイプだけど、それがピッタリ噛み合ってるシロさんとケンジ。シロさんの日々の料理の手順がそこいらの主婦より手際いい。
そして旬の素材を経済的に使って作り出される数々の料理に、読んでるそばからお腹が減ってきます。
オカルト好きのフリーライターとホラー好きな設計士というコンビ設定がまず面白い。間取りの図面を見ると確かに素人でも何かが変だとは思うけど、その違和感が栗原さんの解説によって恐怖が形づけられていく。展開もテンポが良くて絵も綺麗で引き込まれます。
無料分しかまだ読んでいませんが魅了されました。戦国時代の食材を現代の調理法で料理したら…それば戦国時代の人々にとっては恐怖にさえ思えるほどの衝撃なのでしょうね。その衝撃を自らの野望のために使おうとする信長。
以前読んだタイムスリップ物の別作品でも、現代からきた物を物怖じせずに自分の中に取り入れようとしていたのは、その作品でも信長でした。
信長ってタイムスリップ物では使い勝手のいいキャラなのかしら。
わりとイケメンなのにファッションセンスも言葉のチョイスもご年配な明智探偵と、キッチンカーのお料理人の苺ちゃんのコンビネーションが抜群に面白い。しかし狂気じみたマリアが、まぜこんなに明智さんに執着するのかが謎。読み進めるとその秘密も明らかになるのかな。
マリアの手口があまりにも残忍で読むのが辛い話もあったけど、苺ちゃんの作る美味しそうな料理と笑顔が清涼剤になります。
暗殺で名を馳せる悪名高き官僚の娘という事が職場に知れ渡っている為、「ただ友達が欲しい」という主人公の小さな願いがどうしても叶わないのが、可哀想だけど可笑しい。手芸が好きで友達が欲しいというささやかな望みを持ちながら、父親譲りの暗殺のスキルはやたらと高いというギャップもまた可笑しい。同僚の女官たちには避けられてばかりなので、いっそ幼い皇帝と友達になれたらいいのに…と願ってしまいます。
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