Mayayaさんの投稿一覧

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81 - 90件目/全408件
  1. 評価:5.000 5.0

    ポジティブ女子は、胃袋を掴む!

    「ポジティブ女子は、胃袋を掴む!」…ざっくりまとめると、そのひと言に尽きます。七転び八起きじゃないけれど、ヒロインヘーゼルの優しさ、明るさ、ポジティブさに、勇気と元気を貰える…そんな、心温まるお話です。
     宮殿内に作られた「農場」を撤去しようと、腹心の部下を次々と送り込む皇帝陛下。宮内部大臣のアルベルト伯爵を筆頭に、聖炎、聖雷などの四大騎士団団長たちが、こぞってヘーゼルの排除に向かいますが、ことごとく胃袋を掴まれ撃沈!真心で「おもてなし」をするヘーゼルに、胃袋だけでなく心も鷲掴みされ、どんどん絆されていく様子が、たまらなく楽しいです。
     さて、皇帝イス本人が、直接ヘーゼルの家の扉を叩くのは、一体いつになることでしょうか。真打ち登場、大きなねぶたがやってくるのは、やはり最後?そこに、ロマンスが生まれたら、底抜けに楽しいかも…ツンなイスが、デレる姿を想像するだけで、ワクワクしてきます。
     古き良き時代の、洋モノTVドラマを視ている気分にさせてくれるこの作品、無論星5です。

    • 2
  2. 評価:5.000 5.0

    これはなかなかの強者…

     錬金術の道を極めたい伯爵令嬢レベッカと、まだ結婚したくない公爵カーライルと、共に利害が一致しての契約婚約…普通は、ここから愛が芽生えて…となるよね?でも、このリケジョヒロイン、錬金術という仕事が大好き過ぎて、全くそっち方面に靡こうとしない、というか、まだ恋を知らない?23歳…う〜ん、カーライル君、前途多難です。
     カーライルはカーライルで、あまりにもパーフェクト過ぎて、令嬢たちに追いかけ回され過ぎて、やや女嫌いにシフト。まあ、蓼食う虫も好き好き状態に陥っていますな。そんな中で、レベッカを「見初めた」わけですが、まだこっちのほうが脈がある。スパダリに進化するのも、時間の問題?ってことで、ここからせいぜい頑張っていただきましょう。
     すれ違いモノだと、往々にしてイライラさせられがちですが、ヒロインがここまで仕事に誇りをもって取り組んでいると、逆に清々しく、応援をしたくなるほど。「オークライン様」との約束や「その時」が何なのかも、気になるところですしね。恋を知らないレベッカが、いつ、どのようにして恋に落ちていくのか…これは、なかなかの強者です。

    • 4
  3. 評価:5.000 5.0

    夢見る(た?)ヒロインリュシエンヌ

     ヒーロージェイドの男子小学生的ツンデレ反応は、想定の範囲内として、「運命の恋」を待ち焦がれ、夢見る乙女のヒロインリュシエンヌ様、本当に「大嫌いな」人との子供、つくれますか?いくら使命だからとは言っても、多分彼女にそれは無理。このお話、自覚vs無自覚両片想いの拗れバカップル物語で、間違いなさそうです。
     そもそも、「レナルド=バスラー」くんが、本当にジェイドとの息子だったらいいけれど、バスラーの名をもつ琥珀色の瞳の男が、他に登場したりはしないよね?それに、結婚しなくてもいいと言っておきながら、息子の姓が、バスラーとわ?その見た夢、本当に予知能力ですか?案外、リュシエンヌの密かな願望が見せた「夢」だったりして…?
     な〜んて、設定上ツッコミどころがいくつあっても、その間隙をぬって、迫ってくるんだろうなぁ、ヒーローは…思い込みを逆手にとって、既成事実を作ってしまうのか、それとも、今こそ男の本気を伝えるのか、ジェイドくん、腕の見せどころです!もちろん、星5でっせー♡

    • 2
  4. 評価:5.000 5.0

    復讐は美少女の姿を借りて、やってくる

     ハイデッガーとヴェングラー、憎み合う二つの家門に下された婚姻の命令…それを貫き通すには、ギドンはあまりにも誇り高く、パオラはあまりにも夢見がちだった…全ての元凶は、自らの権力を守るためだけに他人を利用し続ける、皇帝本人にあったとしか思えません。
     設定は、複雑怪奇。ヒロインレオニは、異能を使って32歳の自分から、10歳の自分に回帰したらしいけれど、前世に自分の体は残していないらしい。と同時に、妊娠していた胎児も一緒に回帰?!そんなパターン初めてだけれど、その子が次世代の異能者だとすれば、まあ不思議はないか。どちらかというと、レオニの次は、変態?魔法師フランツとの間に生まれた息子エミルのほうが、可能性高いと思うけど…(笑)いずれにせよ、この「二人」が鍵を握っていることは、間違いなさそうです。
    「私の破滅を願う人々へ」の「私」をレオニとするならば、「人々」は誰なのでしょう。異母妹シェリンを筆頭に、皇后、后妃たち、その他モブの貴族あたりでしょうか。実はそれ以上に、彼女自身の目でその真価を見い出し、「命を救った」人々が、彼女の味方になりつつあるのですがね。レオニ自身、知らず知らずのうちに、帝国統一の道筋をつけているように思えます。
     さて、一番気になるのは、前世で3番目の夫であったルトガーのこと。前世の彼と今世の彼、異なる時間軸上で、それぞれルトガーは存在しますが、レオニの肉体は一つ。この先、二つの時間軸の重なる瞬間が、やってくるのでしょうか…時間と空間を飛び越えた壮大な物語、伏線回収を成し遂げ、すっきりエンドを期待して、星5です。

    • 34
  5. 評価:5.000 5.0

    ヌリタスの母、レオニーに捧ぐ

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     初めは、あまり読む気になれませんでした。画の印象は貧弱で、魅力に欠けたし、ロマニョーロ伯爵家面々の、ーヌリタス母娘へのやりようは、あまりにも非道で、目を背けたくなるような展開。領主制下にあっては、存外珍しいことではなかったのかもしれないけれど、正直、無料分がなければ、絶対読み続けなかったと思う。
     結論…めちゃコミさん、ありがとう。こんな素敵な物語を紹介し続けてくださって…。私生児、無戸籍等、これだけ虐げられ、人権を無視されたにも関わらず、そして、まともな教育を受けなかったにも関わらず、人としての尊厳を失わなかったヌリタス。やがて、その美しい精神は、彼女をこれ以上ない高みに導いていきます。
     喜ばしいのは、この素敵なストーリーを、陳腐なざまぁ物語にしなかったこと。ヌリタス母子を虐げた面々は、彼女たちが手を下さなくても、因果応報それなりの報いを受けます。同時に、悔い改めた人々へは救いがあることも、希望です。読み進めるにつれ、全然良いとは思えなかった画が、味わいのあるものに感じられるようになり、ルーシャスはイケメンに、ヌリタスはこれ以上なく美しく見えてきたから、不思議です。
     この壮大な物語のヒロインヌリタスが、何故美しい精神をもち続けることができたのか…それは、ひとえに彼女の母レオニーの「愛」があったからではないでしょうか。どれほど残酷な現実に晒されても、我が子を愛し、守り抜いた母の愛…この物語の、もう一人のヒロインの称号は、「デイジー」の母レオニーに捧げたいと思います。

    • 0
  6. 評価:5.000 5.0

    可愛い子には旅をさせろ!

     画が麗しくて、とっても好み、ストーリーもハイスペック堅物イケメンの溺愛物語で、文句なしに星5なのですが、それでも、以下気になる点を書いてしまう臍曲がりの自分です。
    ①幼いエミリアが、マリーを嫌った理由が?
     マリーが生まれながらに全てを持っていたから、奪ってやりたかった…とのことですが、全てを持っていたのは、エミリアのほうだったのでは?独り占めしたくて…だったら、分かるのですが…
    ②シフォン以前 シフォン以後
     …の、マリーの変化がエグい。確かに、運動量が半端なかったから、説明は通るけれど、それにしても…やっぱり、ヒロインはブサのままぢゃ、あかんの?
    ③元帥サマの名前
     メルク公爵、元帥サマの下の名前が、なかなか出てこない。最後の最後でやっと、「ラインハルトさま」とわ…マリー、引っ張ったよね〜(笑)
     それでも、可愛い子には旅をさせろ?気弱令嬢だったマリーは、ブサ猫になって、自分を客観視する機会を得たからこそ、実は様々な人々に愛されていたことを知り、強さを発揮できるようになったんじゃないかな?だから、多少の疑問は気にせず、やっぱりこの作品、星5です!

    • 2
  7. 評価:5.000 5.0

    ♩おとこはおおかみなの〜よ〜♫

    「おとこはおおかみな・の・よ〜」というフレーズが、まさにぴったりのキャラ設定!「心の声」が聞こえちゃって…という作品は、多々あれど、これだけヒーローを貶める?つくりも珍しいのでは?
     ヒーローディートリヒは、次期公爵で、現子爵で、品行方正な見目麗しい金髪の公子サマ。レディたちへの対応も、紳士的でパーフェクト。しかし、その中身は…思春期真っ盛りのエロがっぱでした!言葉遣いも、どこでそんな言い方覚えたの?ってくらい、まんま日本の男子中高生風…特に、ヒロインアダリーズに対しては、エロ、えろ、EROのオンパレードなもんだから、いくらイケメンでも、そりゃ引くわ〜。
     普通なら、完全に気持ち悪いキャラであるディートリヒですが、アダリーズに聞こえる「心の声」は、ほんの表層的なもの。深層心理までは、分からないってとこが、この物語のキモですね。ディートリッヒは、単なるむっつりスケベのエロがっぱなのか…これは、アダリーズの亡き祖母も言っていたように、彼の今後の「行動」にかかってくると思います。
    「あなたもおおかみに〜か・わ・り〜ま〜す〜か〜」昭和のオオカミネタフレーズにのせて、星5です。

    • 0
  8. 評価:5.000 5.0

    偶然と必然を味方に、運命を切り拓け!

    「マイ・フェア・レディ」或いは「プリティー・ウーマン」的な、何も知らない普通の女の子が、裕福で酔狂な紳士の手によって、美しい女性へと変身を遂げる物語かと思ったら、全然違いました。これは、アデル・ビビ、又の名をアデライデ・ブオナパルテが、命をかけて戦い抜くサバイバルストーリーです。
     残念ながら、ヒーローのチェーザレは、今のところクズです。目的のためなら、手段を選ばない冷酷な男。政略結婚なんて、ササッと受け入れてしまいそうなのに、何としてでも拒否ろうとする相手のルクレなんちゃら?…きっと、その上をいくトンデモ女なんだろうな…(笑)
     その分、ヒロインのアデルが、とっても素敵。醜く変装して美しさを隠しつつ、地道に真っ当にここまで生きてきました。自分にできる方法で知識を身に付け、今、生き残るチャンスを掴もうとしています。その美しさ、賢さ、大胆さ…貧民街で育っただけの、並の孤児とは思えません。チェーザレの両親が失踪した時期や、彼と彼女の瞳の色を考えれば、彼女の出生の秘密「よもや…!」とも思いますが、まさかアデル&チェーザレルートを潰すことは、あり得ませんわね。
     さて、アデルがこれまでの女性とは、全く違うことに、本当に気付き始めたチェーザレ。このまま計画どおり「上流社会」を騙し切るのか、それとも、「真実の愛」とやらに目覚めるのか…全ての鍵は、アデルが握っているような気がします。

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  9. 評価:5.000 5.0

    求ム、本気ネタバレ(他力本願寄生獣)

     王道の、ヒロイン&ヒーロー結ばれてハッピーエンド!話が好きです。だから、本作なら、原作の正ヒロインアデライドを差し置いて、現状ヒロインディランとヒーローセドリックが、紆余曲折を経つつも、ハッピーエンドを迎える展開間違いなし!と思っています。
     嫌い嫌いも好きのうち?瓢箪から駒?的関係のディランとセドリック、芯の強さと強情さがぶつかり合うこの二人、とにかく一歩も引かない丁々発止のやり取りが楽しく、ページを捲る手が止まりません。それぞれ個性豊か…を通り越して、癖のある登場人物たちが、二人の日常をドラマチックに盛り上げ、複雑にしていく過程は、落語かギャグか漫才かって感じで、思わずニヤリとさせられます。初めはクセつよに思えた画も、慣れるとディランは個性的な美女に、セドリックは正統派イケメンに見えてくるから、不思議です。
     このまま、課金して一気にラストまで!と思っていたのですが、ちょっと待て、先に最後まで読んだ方々の評価が、あまり芳しくない…なんか、奥歯に物が挟まったような書き方…う〜ん、どうしよう?!誰かぁ〜、小心者の私めのために、がっつりとネタバレしてくださいませんかぁ〜?

    • 4
  10. 評価:5.000 5.0

    努力は裏切らない!

    「無属性」ってことは、どこにも属さず、縛られることなく、自由に…っていう意味に捉えられるんだけれど、ユイの生きる世界では、そうじゃないんだろうな、多分。それどころか、自分で積み重ねた「努力」さえも、魔法の属性と階級制度の前では、無意味なものにされそうな雰囲気。でも、そこは、セーフ、「努力は裏切らない」流れになっていきそうです。
     そりゃ、ユイは「リーフェ」だから、上手くいきそうになっても、その都度トラブルがもち上がって、とんとん拍子にという訳にはいかない。でも、「リーフェ」故に、それを生かしながら、自分の進む道を切り拓いていく姿は爽快です。
     ちなみに、離縁されたママシェリナは、その人柄と美貌?で、浮気ク◯父と結婚していたときよりも、ずっと溺愛される日々が待っているし、そのおかげで、ユイの社会的身分も保障されるし、セシルとカルロの双子兄‘sも変わらずユイLOVE を通してくれるので、彼女の未来は安泰?!あとは、エルこと訳アリ第二王子フィリエルに頑張ってもらわねば…。
     初回配信分より、ちょっと多めに語ってしまいました。でも、面白いから、買いですよ〜。

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