5.0
シン・美女と野獣物語
厳つい顔のヒーロー枠と聞いて思い浮かぶ、日本の現役俳優さんは、堤真一さんや佐藤浩市さん(←意見には個人差があります)。でも、実際のヴァレリオの容姿は、そんな厳ついイケメン枠レベルじゃないんでしょ?
だってヴァレリオは、腐っても「公爵様」で、王族に次ぐ貴族の中の数少ない最高位。にもかかわらず、婚活失敗って、どーゆーこと?!政略結婚が当たり前であろう社会なら、たとえ顔が厳つかろうとも、結婚ほぼ適齢期の公爵からの求婚を断る意味が、全く不明。とすると、ヴァレリオの容姿は、如月清華先生が画にされている以上に、鬼瓦なのかもしれません。
そんなヴァレリオの最後の婚活相手として名前が挙がったのは、「社交界の幻の花」と誉れ高いリラ。幻の花って、一つ間違えれば、影が薄いとか壁の花とか、ネガティブなイメージにもっていかれそうだけれど、このお話では、そんなことがなくてよかった。実はリラはリラで、ずっとヴァレリオを待っていた事情があったわけで、ここから「シン・美女と野獣」物語が始まります。
とにかくこの二人、お互いへの想いが、深い、重い、熱い。今どき、こんなに真っ直ぐ相手を想い合えるカップルも、珍しい。特に、ヴァレリオの不器用なベタ惚れ激甘ぶりは必見ですので、星5を付けて、強めにお薦めします。
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厳つい顔で凶悪騎士団長と恐れられる公爵様の最後の婚活相手は社交界の幻の花でした(コミック)