Mayayaさんの投稿一覧

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81 - 90件目/全364件
  1. 評価:4.000 4.0

    読めば、読むほどに

     ビートリッチェの体を依代に、神性人として覚醒した「レグリア」と、4人の男の物語…いや、ヒョードルは、かなり影が薄いから、3人か?ヒロインレグリアが、神性人としての自分の在り方に疑問をもった時点で、逆ハーという甘い雰囲気にはならず、結果、「逃げれば、逃げるほどに」という危機的状況です。
     まあ、逃げたくもなるわな…一番のヒーロー候補と思われたラヒクは、暴君サイコ野郎だし、甘えたワンコ系と思われたエファは、実は腹黒ギツネだし、一番純朴そうなヴィカンは、真っ直ぐ過ぎて、ある意味おバカ風味?帯に短し襷に長しとは、よく言ったものだ。
     神性人とか精神接触とか、作者様独特の設定は、何度読み返しても、すんなり理解できるものでもなく、レグリアはただ、個人としての自由や自立を守りたいがために、ラヒクやその他の男たちの下から逃げたいんだろうな…くらいしか想像できません。彼女の逃げ足ポーズは、ちょっと運動神経が悪そうだけど…(笑)
     レグリアが、3人のうちの誰と結ばれるのかが、目下の興味の対象ですが、誰とも結ばれないって未来もあったっていいよね?「逃げれば、逃げるほどに」の後に、どんな言葉が隠されているのでしょう…追い詰められる?執着される?後悔する?愛が生まれる?読めば、読むほどに、男たちの行動が分かんなくなってくるけれど、それでも、答え合わせが楽しみな作品の一つです。

    • 3
  2. 評価:4.000 4.0

    アイにはいろんなカタチがある

     王の代替わりのときに、異世界から聖女を召喚し、その聖女への最大の敬意を表す方法として、歴代王と結婚!?何じゃ、そりゃ?勝手に召喚されただけでも、えらい迷惑なのに、その上結婚!?じょーだんぢゃないしっ💢聖女に人権は、ないのかっ💢王様が好みじゃなかったら、どーすんのっ!!
     ただし、ヒロインエデリーンもヒーローユーリも、それを当たり前のように受け入れているから、文化、教育、慣習というものは、恐ろしい…マキウス王国万歳!だよね⤵️
     さて、5歳のアイが、聖女=お嫁ちゃんとして召喚されたユーリ様。まあ、このくらいの年の差なら、光源氏と紫の上のように、十数年も経てば何とかなるはずだけれど、どうもそこまで待てない&アイ自身に事情がある様子…。ここで、エデリーン登場!かくして、「愛情たっぷりな」疑似家族の旅立ちです。
     異性愛、同性愛、友人愛、師弟愛、兄弟愛、親子愛…人の関係の数だけ、愛のカタチも違うはず。マキウスの聖女は、愛されなければ、力を発揮できないそうですが、その愛が「家族愛」だって、いいはずだよね。勝手に召喚って設定は、大っ嫌いだけれど、アイの場合は、むしろそれが人命救助となっている。エデリーン、アイちゃんを全力で愛して、君こそ真の救世主だ!(あ、ユーリも…笑)

    • 2
  3. 評価:4.000 4.0

    勘違いどもを、どうしてくれようか…

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     高校時代、ちょっと憧れていた先輩と再会して、その後、想い想われの関係に…だけだったら、どんなに胸キュンだったことか…例え、ご都合主義といわれようともです。
     でもこの作品、主人公の環と健介が、徐々にお互いの気持ちを確かめ合っていく過程と並行して、とんでもないお邪魔虫が…それも、2匹も!とくるから、ほぼ全編イライラもやもやです。(意見には個人差があります)
     それにしても、昨今自分の思いどおりにならないと、過激化する輩の何と多いことか…本作も、そんな世相を反映して?ヒロイン環の元カレ正行とヒーロー健介の秘書杏奈による、主人公たちへの付き纏い&嫌がらせには、眉をひそめたくなります。引き際って言葉を、知らんのかね。この二人が、途中脱落することなく、最後までストーリーに絡んでくるあたり、敵役として天晴れ!こやつらを排除する過程で、環と健介の絆も深まっていくから、まあ必要悪なんだろうな…
     でも、やっぱりこの二人のやりようは、しつこくて、陰湿で、自己愛が強すぎて、共感できるところは、一つもなし。片想い&ストーカー気質は、せいぜい石川ひとみの「まちぶせ」か、あみんの「待つわ」程度にしておいてほしいわ(笑)

    • 0
  4. 評価:4.000 4.0

    ご都合主義ではない骨太の冒険物語

    「追い出された」とか「最弱で」とか「役立たず」とかの(称号)を冠した主人公たちが、実は…という流れは、既に有象無象ネタ。隠されたチート能力の安易な連発は、スッキリを通り越して、ちょっと食傷気味?この作品も、そのカテゴリーかと思いきや、おっとどっこい意外と骨太の内容でした。
     大抵は「ブラック」の軛から解放されれば、途端に周囲の態度が激変するほど、主人公が大活躍を始めます。でも、本作の主人公ロアの成長?自己肯定?の歩みの、遅いこと遅いこと…。彼の真価に気付いているのは、一部の「本物」たちのみで、それ以外は偏見に満ちているというか、お馬鹿というか…「万能職(見習い)」時代に植え付けられた劣等感も、ロア自身の進化を阻害しているのかもしれません。
     それだけに、ロアの新しい人生がご都合主義ではなく、地に足が着いたものっぽくって、応援したくなります。それに、グリフォンや双子の魔狼という高位魔獣をはじめ、凄腕商人コラルド、腕利き鍛冶屋ブルーノ、ネレウス王国の貴族以上で構成された「望郷」のメンバーなど、超一流の「本物」たちが、ロアの人柄と腕を認め、支えてくれるところも見どころです、かなり、わちゃわちゃしてますが…
     ところで、作中、傲慢聖女候補や妄想伯爵令嬢への風当たりが、なかなかに厳しい…作者先生、セレブ女子に何か思うところ、あるんですかぁ?(笑)

    • 1
  5. 評価:4.000 4.0

    おとぼけクエストは、いつか大化けする?

     逆行・回帰したヒーローが、前周の知識と経験を生かして…と、大体の骨子は、従来の転生冒険者クエストものと同じ。ただし、漠然と冒険するのではなく、ヒーロー秋には、「魔力渦」に侵された妹夏のために、「月の魔石」を集めるという強い動機があること、そして、クエストが微妙にアホらしくてほっこりしていることあたりが、他作品と一線を画しているかもしれません。一定時間息を止めたり、人前で熱唱したりって、何の役に立つ?「無職」故の、いつか大技に転向するための前振りなのか、単なる茶化しなのか…結論は、もう少し先のようです。
     少年漫画ジャンルですが、この手の作品には珍しく、ヒーローの造形がすっきり。「指熱」の川野タニシ先生風に見えて、好感がもてます。敵悪役キャラは、相変わらず不気味だけど(笑)1話64ptは懐が痛むものの、このボリュームと、大体2話分で収まりがつくことを考えれば、妥当な線かと。
     察するにこの作品、そんなに悪くはなさそう。ただ、後発作品ってところが、惜しいよなぁ…

    • 0
  6. 評価:4.000 4.0

    秘密のリリアン

     最初は、たまたまワガママ姫と髪色と瞳の色が同じだったが故に、テオドシウスに差し出された身代わり花嫁リリアンの、絵に描いたようなシンデレラストーリーと思って読み始めました。
     でも、途中から、微妙な違和感が…。まず、ワガママ姫ベアトリスの行動、言動が、ワガママ姫のものにしては、オトコマエ。もちろん、かーなーりー自己中ではあるのですが、それとなく、テオとリリアンをくっつけようと画策する…なぜ?
     それから、リリアンの身のこなしも不思議材料。時々、忍者の心得でもある?と思いたくなるような、鋭い反射神経を見せるあたり、ただのお姫様付きとは思えません。テオの父王が、リリアンを見て、誰かを想い出す様子も気になるし、彼女だけが歌える「小鳥」の歌って…匂わせに匂わせまくったこの展開、リリアンに対するテオドシウスの愛が深まるにつれ、リリアン本人に関する謎も深まるばかりです。
     身代わり姫と大国の王子という究極の格差婚、「溺愛」だけで乗り越えていけるのか、それとも…テオ王子のお手並み拝見です。

    • 1
  7. 評価:4.000 4.0

    Myタグを付けてみました

    ・メインテーマ…「ファンタジー」←6話目前半で完結してもよいくらいの、早い展開。
    ・シチュエーション…「非日常」「闘病」←ヒロインリディは「魔血過剰症」と闘っていくことになるので。でも、ヒーローエヴァリストに吸血してもらえば、症状は改善!?何、その神設定わ!ウィンウィン&ズブズブの関係が、既に初期段階で決まっている(笑)
    ・人物タイプ…「特殊能力」「人外」「吸血鬼」「妹」←リディの妹ミシェル、期待どおりの欲しがりクズ妹です。そして、リディの元婚約者のクライド、このクズっぷり、腐れ妹にピッタシの相手だわぁ(笑)
    ・人気/その他…これはもう、↑に提示されてるので、そのままで。
    ・関係性…「禁断・背徳」「年の差」←ヒーローエヴァリストとリディの年の差は、軽く300歳!仮に愛し合うようになったとしても、このままじゃ寿命の違いで死に別れ?吸血鬼に吸血されると、その相手も永遠の命を…という、あの究極のご都合主義にもっていく?
    ・サブテーマ…「ダーク」←最低でも、妹、元婚約者、両親への「ざまぁ」は、欲しいかなぁ。
    ・感情/感想…そこはもちろん「続きが気になる」で!

    • 21
  8. 評価:4.000 4.0

    捨てる男爵あれば、拾う侯爵あり

    「捨てられ男爵令嬢」ということだけれど、単に婚約者に「捨てられ」ただけではなく、着の身着のままで家を追い出されるという、文字どおり「捨てられ」令嬢…それが、本作のヒロインソフィアです。そんなソフィアを、森で「拾った」のは、ギルバート・フォルスター侯爵。成り行きとはいえ、王太子サマの命令じゃ、仕方ないものね(笑)
     偶然出会ったギルバートとソフィアだけれど、この二人、実は「ある能力」の発動に関して、運命の?間柄でした。ギルバートのその力は、二人の距離を近付け、ソフィアの両親の死の真相を明らかにする過程で、大いに役立ちます。叔父一家に虐げられ、自己肯定感を根こそぎ奪われていたソフィアが、侯爵家の人々の支えで、少しずつ自信を取り戻し、強さを身に付けていく様子は必見。ソフィアとギルバートの愛情物語ではありますが、一人の女性の成長と自立の物語とみることもできると思います。
     ところで、「黒騎士様」とありますが、ギルバートを「黒騎士」と表現している場面は、ついぞ探せなかった…隊服が黒っぽいから?魔法騎士だから?ちょっと、気になっています。
     完結とは出ていないものの、初回配信分で、物語は一段落。けれども、まだまだ続きがあるそうな…強さを身に付けつつあるソフィアの波瀾万丈の物語、次の配信が待たれます。

    • 1
  9. 評価:4.000 4.0

    一芸必殺領地経営ジャンル…ってか?

     いつか王子様が…が、女の子の夢だとしたら、男の子の夢は、冒険者でスーパーヒーローな一国一城の主?もちろん、女の子にはモテモテで…といったところでしょうか。異世界転生領地経営ジャンルが、流行るワケです。そこに、一芸必殺が加われば、もはややりたい放題?(笑)
     本作のヒーローエクトも、そんな一芸必殺領地経営主人公の一人。中身はおっさんなのに、器は少年ってとこが、「夢よもう一度」の顕れ?現代日本で教育を受けた、至って普通の善良な一般市民が本質ゆえに、どうしても自由・平等・平和の民主主義根性が、滲み出てしまう…ああ、日本って、いい国なんだよなぁ。
     改善改良が十八番の日本人にとって、ハズレ属性の土魔法とて、工夫の余地無限大。闘う領主サマとしてのエクトの活躍、これからますます楽しみです。頼むから、お色気ハーレム路線にだけは、走らないでおくれ〜。

    • 4
  10. 評価:4.000 4.0

    こんな結末、誰が予想した?

     まず、タイトルが意味深。「悪女」とは誰を指すのか、誰が誰を屠るというのか、幾通りにでも解釈できそうな、そんな腹黒なタイトル、且つ、想像の斜め上を行くストーリー展開。エンディングに至っては、賛否両論、個人的にはメリーバッドエンドに寄せていると思うのだが、ハッピーエンドとする向きもあるし、それぞれの価値観に任されるということか。
     そもそも、ヒロインエリスの、前世に対する執着が凄まじい。確かに、この手の主人公たちは、今までの生活を根こそぎ奪われ、新しい世界で新しい人生を、別人としてやり直しなさいと言われて、はい、そうですかと、あまりにも簡単に順応してきた。でも、エリスのように、因果律を戻すために、誰かの命を奪って、自分の生を終えなくてはならないとしたら…彼女にとって、どの道が最善だったのか、いまだに判断つきかねる。
     エリスに他人が憑依?転移?したことによって、他の登場人物の心情、行動も変化し、元のシナリオも微妙に変化していく…だったらエリスは、この世界で幸せを求めても、よかったのではないか。生きるために、命を終えるというのは、究極の矛盾。こんな結末、誰が予想した?

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