Mayayaさんの投稿一覧

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  1. 評価:5.000 5.0

    クズの“純愛”物語

    「羊たちの沈黙」とは全く関係ない内容、いけしゃあしゃあと、よくぞこのタイトルを付けられたモンだ。いけしゃあしゃあとしているのは、和巳もおんなじ。あれ?だからこのタイトルかな?
     それにしても、普通なら和巳みたいな男がヒーローの漫画、読み続けたりしない。だって、セフレ相手に抜くよりは、風俗で抜いた方が誠実って考えている男だよ? 付き合っているのに、風俗通いはやめないような男だよ? トンデモ男だけれど、何だかんだ言って椿に対する態度だけは、終始一貫して「椿ファースト」、これはブレていない。主従関係にあり、年の差もある二人が、お互いを大切な相手として意識するには、やっぱり「歳三」さんの登場が必要だったんだろうなあ。
     こんなクズ男がヒーローにも関わらず、読むのをやめられなかった“純愛”物語、やっぱり星5をつけるっきゃないか…。

    • 1
  2. 評価:5.000 5.0

    目指せ!王道シンデレラ物語!

     タイトル〜マイフェアフットマン、ヒロイン名〜イライザと聞いて、オードリー・ヘップバーン主演「マイフェアレディ」を連想した人は、余程の映画ファンか昭和に足を突っ込んでいる人。(男性として生きてきた)イライザを、社交界で通用するレディに仕立てようとするところまでは、似ているかもしれないけれど、多分そこまで。映画の方は微妙な終わり方ですが、こちらはしっかりハッピーハッピーエンドを期待しています。
     だってアルバート、絶対イライザを好きでしょ。身分が低い(と本人も周囲も思い込んでいる)せいで考えないようにはしているけれど、イライザだってアルバートのこと、とっても気になっているじゃない?この美男美女をくっつけない展開なんて、少女漫画の風上にもおけない!
     二人の恋路を阻むものは、身分差だけ。でも、イライザの出自については、あれこれフラグが立っているようだし、それが無理でも、きっとアルバートが何とかしてくれる!!タグに「シンデレラストーリー」とあります。それを信じています。たまには王道の“シンデレラストーリー“で、わたくしたちを楽しませてくださりませ。

    • 43
  3. 評価:1.000 1.0

    こりゃ、ひどい…

     転生ものって、よっぽどプロットがしっかりしていないと、ご都合主義を突っ走りがちになるので、あまり好きじゃないのだけれど、その中でもこれは酷い。無料分読むだけでも一苦労、もうお腹いっぱい!という感じです。
     まずヒロインに、全く共感できない。もともと卑屈な性格なのか、それとも自分が生き残る為の猫かぶりなのか、多分事情はいろいろなんだろうけれど、ここまでよいところを見つけられないヒロインも珍しい。
     ヒーローも、わけ分からん。吸血鬼で公爵なまでは理解できたけれど、何でここまで人々に嫌われ、畏れられるのか???この人(者?)の設定、どーなっているんだろ?
     普通だったら、行間から登場人物たちの「意志」を感じられるのに、こちらは全く伝わってこない。いつの間にこうなった〜って感じで話が進むので、ますますわけ分からん!続きが気にならないわけではありませんが、課金してまでは読まないなあ…。

    • 1
  4. 評価:3.000 3.0

    続きを読むなら、結末見てからだなぁ…

     転生ものって、プロットがよく練られていて、それなりに納得の大団円を迎えるか、人物と転生先の設定だけはしたものの、話が綻び始めてどんどんグダグダになっていくかの、どちらかになりがちです。残念ながら、こちらの作品は後者の様相…、というか、初めから伏線多すぎて、グダグダです。
     ヒロインが一人で転生するだけでも大変なのに、何?妹も?そんなことをしちゃったら、前世の人間関係や事件も扱わなくちゃいけなくなる。教皇だか聖下だか、皇帝だか陛下だか、枢機卿だか何だか知らないけれど、あれこれよく分からない力をそれぞれに与え過ぎ!パワーバランスが複雑になって、理解不能。そして極め付けが、“神の聲”的な存在。これさえあれば、全てを簡単にひっくり返せるでしょ!くわばら、くわばら…。こんな状態で、とてもじゃないけれど、課金するようなギャンブルは、できゃしません!
     フルカラーで、主要人物の顔面偏差値が高いところは、おすすめポイント。まあ、61pt も使うんだから、当然か…。今のところ課金するつもりは全くありませんが、この話をどのように回収するのかには興味があります。結末に納得できたら、遡って課金してみようかな?

    • 5
  5. 評価:5.000 5.0

    かのこプレゼンツ変則的4コマ漫画

    「笑うかのこ様」「恋だの愛だの」を読んでいない方は、何が何だか意味が分からないと思います。
    「笑うかのこ様」「恋だの愛だの」を読んでいる方は、ちょっと物足りないかもしれません。だって、全て3〜6コマ漫画構成ですから…。でも、実はこれが高等技術!1ページ3〜6コマに、これだけギャグだのオチだのをブッ込められるのですから、さすがの辻田先生です。
     個人的には、第6話の7293Tシャツネタ、第10話の矢吹&水上はじまりの物語、第13話の夢見年下彼氏編、そして最終話「恋も愛もありえるっつーの」がおススメ。辻田ワールドを、心ゆくまでお楽しみくださいませませ。あ、星5の評価感を得られるのは、あくまで「笑うかのこ様」と「恋だの愛だの」を熟読した上でのことですから、くれぐれもお間違いなきよう。

    • 0
  6. 評価:5.000 5.0

    妊娠・出産の理想と現実

     こちらの作品には、先にTVドラマで出会いました。剛さまのサクラ先生、源さまの四宮先生、羊さまの小松さんがあまりにも素晴らしく、正直、原作の第一印象は「こんな感じか〜」 でも、読み進めるにつれて、サクラの言葉一つ一つの重みや、放送されていないエピソードに込められたメッセージを伝えるには、やはり原作が一番だなあと考え直しました。文字の力、侮り難し…。
     サクラのモノローグに「妊娠・出産は病気ではない しかし 女性は母親になるために 死亡を含むリスクを背負うのだ」とありますが、このお話が、男性の読者が多い青年漫画ジャンルでよかったと思います。ともに命を育むパートナーとして、男性にも妊娠・出産を、より自分事として捉えるための道標となってくれる…そんな作品として、より多くの皆様に読んでいただきたい秀作です。勿論、星は5で。

    • 0
  7. 評価:5.000 5.0

    カタカナ猫語がいいんだよなぁ

     あ〜、また一つ猫好きの心を震わせる作品が…。こちらは、特定の主人公がいるわけではなく、「江戸」に住む人々と猫猫の日々の姿が、優しく優しく描かれています。個人的には、猫の台詞?が、所々カタカナで手書きされているところがお気に入り。猫を見て、「今、こんなこと考えているんだろうなぁ」とか、「今、こう言ったでしょ」とか妄想したことのある猫好きになら、きっと分かってもらえるはず。
     表立って猫又等、特別な力をもつ猫が出てくるわけではありません。けれども、出てくる猫出てくる猫、み〜んな猫又なんじゃないかって思うくらい、動きが人間くさい!きっと我が猫は、猫又の如く何でもお見通しなのでは…という、猫派の願望が詰まっているからでしょうね。
     画の線がしっかりしているので、浮世絵?ステンシル版画?、場面の一瞬を切り取ったような印象を与えてくれる画風です。現代版江戸中江戸外猫人戯画、やっぱり星5ですねぇ、猫派ですから…。

    • 1
  8. 評価:5.000 5.0

    逆に無理だった…

     あまりにも壮大で、あまりにも複雑で、あまりにも諸行無常…。これはもう、少女漫画の域を超えています。だからこそ、一旦読み始めたら課金が止まらなくなるし、登場人物たちに課せられた宿命の厳しさから、目を背けたくなります。そのまま課金し続けると、相当ポイントを使ってしまうので、読み通す覚悟が決まったら、古本屋に行って全巻購入した方が、ゆっくりじっくり読むことができるし、絶対充実感を味わえると思います、が、実はとばし読み大将なんです、私。だって、注視するには辛すぎるシーンも少なくないのですよ、この作品。だから…ね?
     ところで、この雰囲気、「北斗の拳」と比べて読んでいるのは、私だけ?

    • 5
  9. 評価:4.000 4.0

    愛す☆プリンス

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    「あいす☆プリンス」というタイトルは、前振りどおり「氷の〜」という意味なのでしょうが、もう一つ「愛す」という意味もかかっているのだろうなと、読み進めるうちに納得させられます。
     ヒーローの圭輔さま、「氷のカリスマ」だけあって、基本塩対応なのですが、好きになった相手ヒロイン実央里に対しては、終始一貫してブレないブレない激love 初志貫徹!いったい実央里のどこがそんなによろしいの?と、読者が首を傾げるくらい、実央里一筋です。(例えそのように見えないときでさえも…) 最初に実央里が、「普通」の対応をしたかららしいけれど、その年になるまで出会う人出会う人、み〜んなあなたを特別扱いしたわけ?身分差モノあるあるでんな〜。
     それに対して「ブレブレ」「じれったい」「卑屈」と、実央里の態度に対しては批判が集まりがちですが、24歳の「普通」のOLなら、むしろ普通では? イラつくほどの葛藤を乗り越えて、圭輔に寄り添おうとする実央里は、彼女なりに成長していくし、それをじっと耐えながら見守る圭輔は、普通の恋する成人男子に過ぎません。主導権は圭輔にあるようでいて、実は、ずっと実央里にありましたから。(本人は気付いていませんが)
     クールな外見で覆い隠した灼熱のハートでヒロインをあいし抜く物語、配信中とありますので、作者さんの中では、いつか続話を描くおつもりなのではと、密かに期待しています。実央里と子どもたちにデレデレの圭輔さまを、見てみたいと思っているのは、私だけ?

    • 0
  10. 評価:5.000 5.0

    俺様上司よ下僕よ

     吉原由起作品の最大の魅力は、見た目正統派イケメンが、至って真面目にエロを発動し、至って真面目にギャグを炸裂させる…そのギャップの大きさだと思います。本作の堂本雅之もその期待を裏切らず、蝶子お嬢さまラブで、とことんはっちゃけています。蝶子を守るために、自衛隊に入り、戦闘技術を身に付けた…のくだりは、ホント(笑) 「蝶の踊り、花の舞い」「Sleeping Beauty 」では、その成果が十二分に発揮されていて、笑っぱなしのエピソードです。それから、「惑う蝶」の雅之も秀逸。表情筋を崩さずに笑うなんてキモかっこいいこと、雅之にしかできない。王道からは外れますが、マニア受け間違いなしの3編です。
     ちょっとがっかりなのは、蝶子を守るために自衛隊に入り、処女であることにあれほどこだわるほど蝶子のことを想っていたのに、過去にはちゃっかりと恋人がいたこと。まあ、雅之にとって蝶子はあくまで「お嬢さま」で、恋愛対象ではなかったのだろうから、健全な青年男子としては不思議じゃないんだろうな。でも、それも再会するまでで、再会してからは蝶子ラブ、蝶子一筋、その溺愛っぷりが清々しいです。
     蝶子と雅之の丁々発止と焦れloveが、とにかく楽しい「蝶よ花よ」 正統派イケメンの可逆性SMっぷりがお好みの皆様に、特にお薦めです。

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