Mayayaさんの投稿一覧

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評価1 2% 24
691 - 700件目/全942件
  1. 評価:5.000 5.0

    二人の成長物語

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     読み始めは、主人公の二人、好きになれませんでした。だって、恭也くんは女性関係軽く考えている腹黒エセ王子だし、エリカは痛いだけの見栄はりJKだしで、ほとんど魅力を感じなかった。それが、257話かけて(コミックスにして16巻58話!)お互いを知り、少しずつ少しずつ成長していくにつれ、エリカはどんどん綺麗に、そして恭也くんはどんどん表情が優しくなってきたから、漫画の力って凄いなあと、改めて思いました。
     最後の回で、エリカが語ります。「幸せは噛みしめたほうがいいんだよ 当たり前のことじゃないんだからさ」黒王子の恭也が、オオカミ少女のエリカを選んだ理由…それは、エリカが、何でもない日々の中にも、幸せを見つけられるような子だったからではないでしょうか。二人の関係は、恭也が仕切っていたようでいて、実はエリカのほうが、鍵を握っていたんだということが、この下りを見て分かります。
     二人が成長し、幸せの意味を噛み締めるまでの257話、諦めずに読み通すことができれば、きっと分かる星5の物語、お勧めです。

    • 3
  2. 評価:5.000 5.0

    ごめんなさい、今まで分は課金しません

    「椿町ロンリープラネット」が好きすぎて、その感動の思いを大切にしたくて、やまもり先生の新作からは、間を置いていました。だって、がっかりさせられることも、ままありませんか?どうしても、比較してしまうでしょうし…。だから、めちゃコミさんのレビューにも目を通していなかった…そのくらい、徹底していました。
     結論→うおぉぉぉぉ〜っ!何してたんだ!自分💢蹴りを入れてやりたいくらいです。外見の美しさは勿論のこと、内面の深さにも惹かれます。図らずも、本音で語り合う宵と琥珀の姿に、清浄な時間の流れを感じます。麗しいのは、宵か、琥珀か、やまもり先生を信じるべきでした…。
     無料分からのファーストタッチで、この感動!ごめんなさい、残りの配信分、課金しません。書店で、紙コミックス購入します。そして、コミックスになっていない分から、課金を始めます。絶対、今すぐ紙で手元に置いておきたい…そんな作品に、また一つ出会えました。星付けて、評価する必要あるのかなぁ…。

    • 1
  3. 評価:3.000 3.0

    素直で可愛い?鈍臭い? どっちも

    ネタバレ レビューを表示する

     タイトルからして、狐と狸の化かし合いかな?と思ったのですが、これが全然話にならない。従姉妹のリンちゃん、一体何を考えて美海にスパイの真似事をさせようと思ったんだろう…。鈍臭いし、挙動不審だし、騙されやすいし、すぐに人を信じちゃうしで、これほど調査の仕事に向いていない子も珍しい。完全に星佑サンに、バレているんだけれどなあ…。でも、この素直さが、やみつきになるんだろうね。
     前半の美海を見る限り、確かに仕事運に見放されちゃっている。でも、だからといって、リンちゃんの仕事を請けるかあ…。リンちゃんもリンちゃんだ。それほど気になるのなら、鈍臭い従姉妹じゃなくて、興信所に頼んだほうが、よっぽど核心に迫る証拠を掴めるのにね。もしかして、お金のない美海を助けるという側面もあったのかな。
     タイトルどおり「恋よ嘘」は、この先も隠せそうにはない美海。星佑サン、きっとその素直さと鈍臭さが、心の琴線に触れるんだろうね。人妻キラーと思われているけれど、どう転んでも人妻キラーになり得そうにないでしょ。仕事運のないヒロイン美海が、せめて恋愛運MAXでうまくいきますよう、しばし行く末を見守りたいと思います。

    • 2
  4. 評価:3.000 3.0

    いろいろ分からん、ツッコミたい!

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     まず、お風呂に入りたいばかりに、側妃になる…そもそも、その発想が理解できない。キレイ好きの清香だそうだけれど、お風呂に入れないことよりも、子作りのための行為の方が、よほどハードルが高いのでは?
     隠の陛下と陽の陛下…二重人格などではなく、やっぱり二人だった。そして、隠の陛下のほうが、本物の陛下ハーデュアルもといウィルフリートというオチ。とすると、子どもができない王妃エレインさまの事情は???エレインが好きなのは、陽の陛下のほうで、実は影武者トレイシヴ。ん?この二人と、どうやって子づくりしてきたの?絵柄からは想像できないけれど、まさかの交代交代?!
     そもそも、ハーデュアルの父親殺しだって、分からないことだらけ。前陛下、自分の妻や子どもまで手にかける?それに、前陛下を殺したのに、特にお咎めなし?ハーデュアルくん。おとーさん、精神的に相当病んでいたんだろうなあ。
     面白くないわけではないけれど、この原作の内容に対して、この作画で本当によかったのかな。いろいろ回収敷きれず、ぼんやりと終わってしまった感もあります。原作の作者さん、ちょっと盛りすぎました?

    • 1
  5. 評価:3.000 3.0

    星低めのワケ…画がヘタウマ?

     内容は悪くないのに、レビュー評価が異様に低い。ナゼ?でも、読み進めるうちに、分かってきました。
     まず、画の好みが分かれるのでは?線が硬いというか、表情が硬いというか、女性漫画ジャンルにしては、お子様っぽいような気がします。これはこれで、アリなのですがね。
     それから、ヒロイン小夏の、堂々巡りの末に自己完結してしまうような後ろ向き思考回路。学生ならまだしも、社会人にもなって、これじゃアウトでしょ。多分、小夏の行動を見て、苛々される方々、そこそこいらっしゃるかと思います。
     そして、次から次へと三角関係の一端を担うお邪魔虫が登場して、宍尾課長と小夏の間に心配事を増やすのも、それなりにストレス。これじゃあ、レビュー評価が低めにもなるわなぁ…。
     身長差39cmの凸凹ペアが、少しずつ歩み寄り、信頼を深め、結ばれていくという点では、良作です。あとは、画…悪くはないのだけれど、やっぱり星3かあ…。

    • 1
  6. 評価:4.000 4.0

    将を射んとすれば、胃袋から!

     この手のお話は、揃いも揃って姉妹仲が良くない!一体どーして?親は、何していた?ましてや、ヒロインソフィアは、これだけ周囲及び他国の人々に認められているのに、なぜ家族だけ?婚約者だけ?彼女に冷たいの?そして、何故それが罷り通るの?っと、まずはひとしきり怒ってみました。こんなストレス溜まる設定にしなければ、お話が始まらないのかもしれないけれど、それにしても妹も婚約者もサイコパスか?だとしたら、まともに相手にすることもないか…。ソフィア、あんな奴ら、諦めな。前だけを見て、前に前に進もう!
     けれども、捨てる神あれば、拾う神あり、天知る、地知る、人が知るで、ソフィア、貴方の味方は、思っている以上にたくさんいるよ。将を射んとすれば、胃袋から?今こそ、料理スキル・レベル10の実力を見せてやれ!水戸黄門じゃないけれど、ソフィアを陥れた全員が、こてんぱんにやっつけられることを、切に願います。可愛い画なのに、あまりにもヒロインの初期の扱いが理不尽で、ちょっと迷走してしまいました。

    • 0
  7. 評価:5.000 5.0

    古典と少女漫画の融合

     古典を原作とした漫画としてのイチオシは、大和和紀先生の「あさきゆめみし」これは、自分の中では、揺るがない。けれども、古典をモチーフとした新解釈漫画としては、この「とりかえ・ばや」、最高です!それもこれも、さいとう先生の崇高なる画力と、少女漫画ユーザーの期待を裏切らない物語再構築力の賜物。(女性漫画にジャンル分けされていますが、さいとう先生の中では少女漫画とのこと)
     とにかく、登場人物たちが美しい、特に、主要男性キャラたちが、敵役も含めてみんな美しい。その中でも、今上帝が素晴らしい!御髪を垂れた様子の、何と艶っぽいこと…光源氏かって。さいとう先生の源氏物語も、絶対ありだな〜と思いました。
     原作の「とりかへばや物語」が好きな方にとっては、「もののあはれ」感が薄まったり、部分的に話が変わっていたりして、?感があるかもしれませんが、こちらは、さいとう版「とりかえ・ばや」物語、ちゃんと少女漫画ファンが満足するように着地させてくれています。ちほ先生の平安大美麗絵巻、星5超で、超おすすめです。

    • 3
  8. 評価:3.000 3.0

    いろいろあり得ん!

     桃子サン、いくら義理だったにせよ、12回しかお見合いしていないのに、久人サンみたいなハイスペック、全く覚えていない?まず、そこから不可思議。なのに結婚するって?曲者って分かっているのに?全く理解できない。政略結婚をしなけりゃならない身でもあるまいし、直感で結婚かーい。
     久人サンも、そーとー面倒くさい奴。こういうタイプが好きな人には、堪らないほど、傲慢で、自信家で、魅力的。でも、この、人を小馬鹿にしたような態度はいただけない。まるで、桃子を試しているみたいだよね。これが素だとしたら、あ〜、やっぱ面倒くさい。
     二人の丁々発止のやり取りは楽しいけれど、うん、どこが最愛婚?久人サンは、確かにハイスペックで、家事でも何でもできるから、「すてきな旦那さま」候補ではありますが…。定番のヒーロー、ヒロイン像からは、ちょっとズレちゃってり二人、この二人が本当に「最愛婚」っぽくなる日を信じて、もう少し読み進めていきたいと思います。でも、画やキャラ設定の好みからすると、やっぱり星3かなあ…。

    • 23
  9. 評価:4.000 4.0

    不遇な二人の成長物語

     まず、出だしでヒロインをこれでもかっというくらい不遇な境遇に追い込み、そこから、ヒーロー登場!それなりの紆余曲折はあるものの、基本的にヒロインの人生どんどん上向きに…そして、最後はハッピーエンド♡…異世界ファンタジーの定石ですね。こちらの物語も、期待どおりの進み具合、画は綺麗めで、ところどころ癒しキャラ風に転換するのも、可愛らしくて好感がもてます。だからこそ、途中からエロ要素が入ってきた展開は、嬉しい驚き!まさかこの流れで、ここまで描いてくれるとは…。ジークハルトとフィーネ、まるで、光源氏が、紫の上に手ほどきしているが如く?でも、よく見ると女性ジャンルか。さもありなむ。
     定石どおりに進んでいるので、この後波乱があるとすれば、ジークハルトの即位にまつわるあれやこれやか…?愛を知らずに育ったジークハルトと紛い物の愛で裏切られたフィーネが、二人でいることによって、どんな成長を見せてくれるのか、今後の展開を楽しみにしたいと思います。

    • 6
  10. 評価:4.000 4.0

    うぶ・らぶ未満キュン以上

     ヒロインは、七瀬まい高校2年生。ヒーローは西野壮太高校3年生。あー、こんな高校生が、まだ漫画の中に存在してくれていて、よかったーっていう感じです。それくらい、この頃はカルい高校生(特にヒーローがっ!)がメインキャストの少女漫画が多すぎて、辟易していました。
     ただ、その分、もどかしいもどかしい、じれったい。でも、初めて異性を意識して、初めてお付き合いをするなら、こんなもんでしょう。二人は勿論のこと、周りの登場人物も、ガツガツしていなくて、とっても健全な高校生活っぷりです。
     ドタバタはありますが、ドロドロは皆無。まいが所帯じみている(そのどこが悪い!)ためか、寄ってくる友達も、ちょっと変わってはいるものの安心の良い子たちばかり。その中で繰り広げられる、二人の思い込みや勘違いが妙におかしくて、キュンとクスッとニヤニヤが止まりません。
     最後までこの調子なので、正直、「らぶは、どこえいったぁ〜?」と言いたくなるほど、純な仕上がりなのですが、それもまた一興。爽やかに、あくまで、爽やかに…で、うぶ・らぶ未満の物語をお探しの方、必読です!

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