Mayayaさんの投稿一覧

投稿
1,594
いいね獲得
19,770
評価5 39% 622
評価4 35% 555
評価3 21% 330
評価2 4% 63
評価1 2% 24
521 - 530件目/全942件
  1. 評価:5.000 5.0

    え、え、え、なぜにスピンオフ???

     胸きゅん焦れキュンしながら読んでいる「虎王の花嫁さん」のスピンオフ?それも、いきなり110pt?!フルカラーでもないし、それほどボリュームがあるわけでもないのに、このお値段だと正直お高め感は否めない。まったく虎王ファンの足元を見おってぇ〜っ💢て感じです。
     これは、凛花が中学生、アヤが高校生の頃の、出会いとハジマリの物語。それなら、本編「虎王と花嫁さん」の回想回の中で扱えば良さそうなものだけれど、きっと片手間で描くには、二人の、特にアヤの想いが、大きすぎるんだろうな。なぜアヤが、あそこまで凛花のことを、好きで好きで大切にしているのか、こちらを読めば、その背景がより分かるという、ズルい仕掛けのようです。
     ということで、結論!虎王ファンなら、110ptでも購入すべし!です。本編では、すでにお亡くなりになられている凛花パパもご健在で、なかなかの大物感を漂わせておられます。現在より若く、まだあどけなさが残るアヤも、一見の価値あり!やはり、眼福です。「虎王の花嫁さん」の始まりに繋がる、更にその前のハジマリの物語、ptは高いけれど、やっぱり星5でお薦めです。願わくば、次回以降の配信は、1話分がもっとお安くなあ〜れ〜。

    • 40
  2. 評価:4.000 4.0

    マイ・フェア・レディ王子版

     最近では珍しい異世界転生ファンタジーではない設定、そして、王子様が全く王子様らしくない!ということで、ちょっと毛色の違う物語の始まりです。
     ただし、家族の情愛が全く欠けているという歪んだ世界観は、相変わらず。何をどうしてどうなれば、こんな人格的に欠損した兄や妹ができるの?教育のせい?それとも、たまたまみんな、サイコパス家系ってことですかい?主人公たちとの差を、より鮮烈にするための設定なのでしょうが、いつ読んでも気持ちのよいものではありません。
     見たところ、生意気殿下第2王子ジルは、根っこのところで父王にそっくり。ヤンチャな性格とか、髪色とか…そして、全体を俯瞰する能力も。スラムで育っていなければ、なかなか頼もしい王子様に成長していたはず。そのあたりの事情も、追々説明があるんだろうな。
     さて、目下の興味は、エリシアとジルに恋愛感情が生まれるかどうかということ。今のところ、教師と生徒、姉と弟という感じですが、それだけじゃ盛り上がらない!エリシア&ジルのざまぁ案件+ジルのマイ・フェア・レディ案件+二人の♡案件の揃い踏みで、このお話、もっと面白くなるはず。スッキリ展開を期待しています。

    • 42
  3. 評価:4.000 4.0

    KADOKAWA vs講談社?

     何だ?いったい何が起きてる?一つの原作を、二つの出版社がそれぞれ別作画者でコミカライズ?連載誌が廃刊に追い込まれたので、それを引き継いでというケースは、無きにしも非ずですが、こちらは如何なものでしょう。詳しくは、Webで…ということで、気になる方は検索してみてください。
     女性漫画と青年漫画ジャンルに分かれているとはいえ、キャラクターデザインがどちらもLaruha 先生なので、雰囲気は似ています。構成は、多少違いがあって、こちらのほうがやや内容を端折り気味。その分、少ないポイントで、ダイジェストに楽しめる可能性がありそうかな。毎話の消費pt数にばらつきがあるのは、話の区切りを重視したからか…個人的には、定額ptのほうが覚えていやすくて、好きですがね。
     衣丘わこ先生の「かくりよ」は、葵を筆頭に登場人物の心の機微を丁寧に表現していて、紙でも購入を続けている作品の一つです。講談社verは、せっかく青年漫画ジャンルで参戦しているので、もっと「青年漫画」っぽく?ダイナミックに表現してもよいかもしれません。二つの「かくりよ」が、どのように差別化を図りながら、私たち読者を楽しませてくれるのか、期待して追っていこうと思います。

    • 1
  4. 評価:4.000 4.0

    スッキリしてくれぃ!

     悪役令嬢ものって、転生後?タイムリープ後?は、自分が断罪されないよう先手を打って、不利な状況をコントロールしていくのが常道なのに、このお話はそうでもなく、いつもかなり綱渡り。「2回目」感はあまりなく、下手すりゃ「1.5回目」か?って感じ。それだけフェルミナが凄いのか、周りが騙されやすくって馬鹿なのか、それともヒロインクラウディアが残念過ぎるのか…とにかく、イライラ展開が重なります。
     クラウディア自身は「完璧な悪女」を目指しているようだけれど、その割に、いつもフェルミナの様子ばかり覗って、その対応に追われて、全然悪女っぽくない。完璧な悪女なら、先手必勝、公爵家の評判を落とさない程度に、フェルミナだけを追い詰める策を講じて、修道院送りにでもしてやればいいんじゃない?
     1回目が酷ければ酷いほど、読者は2回目の「スッキリ」を望んでいます。ちょいスッキリはあるけれど、なかなかビッグウェーブがやってこない展開、いつかフェルミナを完膚なきまで叩きのめして、超弩級の「スッキリさっぱり」となることを期待しています。

    • 4
  5. 評価:4.000 4.0

    じわじわと面白くなる…

     画は大雑把だし、登場人物の性格も偏っている感大アリだし、韓流モノだから名前や役職や言い回しが独特だし…etcで、読み始めは???、退屈、無料分消費って感じでした。うん、読み続けてみるもんだ、今では、かなり面白いです。
     占いによると、6歳のマンヒョの未来は、「生き物の血で手を汚すとよい」「手を荒らしてこそ天寿を全うできる」とのこと。身分が高いままでは、それは叶わないはずでしたが、一族が滅ぼされ、酒幕の小酒母ソンイとして生き延びる上で、見事にジョブマッチ♡転生前、有名料理人だったスキルを活かし、「料理の力で全ての願いを叶えられる」運命に、まっしぐらです。
     ソンイにとっての全ての願いとは「①一族を襲った悲劇の謎を解き、②犯人に正当な裁きを受けさせ、③好きな人と結ばれ、④毎日美味しい料理を作ること」だと思います。①②④については、多分何とかなりそうだけれど、③はどうだろ。だって、世子嬪になったら、料理なんて作ってらんないでしょ。それとも、型破りお坊っちゃま世子のイ・ピョと、中身は33歳百戦錬磨のソンイだったら、新しい王室の慣例を作っていくのかな。うん、やっぱり続きが気になる…。
     エロ要素は全くなく、邸下イ・ピョがソンイに転がされている夫婦漫才風で、ほのぼのします。この流れだと、大ハッピーエンドだと思うんだがなぁ…。

    • 0
  6. 評価:5.000 5.0

    極上のノンフィクションファンタジー

     父を亡くし、廃業したうどん店兼自宅を処分するために帰省した宗太と、ずっと昔から「化け狸」として生きてきた「ポコ」孤独な一人と孤独な一匹が出会って、極上のハートフルファンタジーが生まれました。
     初めの1ページから最後の1ページまで、とにかく隅から隅まで、四国の、瀬戸内の、そして香川の魅力に溢れています。ポコが化け狸ということを除いては、全て事実ではないかと思うくらい言葉、食べ物、気候風土が誠実に描かれ、彼の地への郷愁を誘います。そして、そこで宗太とポコが繰り広げる物語の、何とあたたかいこと。ああ人って、土地と繋がって、人と繋がって、想いと繋がって生きているんだなあって、改めて感じさせてくれました。
     毎話、鼻の奥が痛くなったり、目頭が熱くなったりと、心のリハビリテーションをしながら読み進めていましたが、最終話付近は涙腺崩壊、心のダム決壊で、ティッシュが何枚あっても足りませんでした。分かってはいたけれど、心のどこかに「もしかしたら…」と願う気持ちもあったのでしょうね。だからこそ、ノンフィクションファンタジー、「ポコ」という化け狸が存在するのなら、この結末しかなかった…とばし読みはせず、1話1話読み進めて、最終話「俵製麺所」にたどり着いてほしいと思います。
     忘れないことは、命を繋ぐこと…このお話から、生きる勇気を貰いました。

    • 3
  7. 評価:4.000 4.0

    仮想的「極道+少女漫画」ダブルワーク世界

    「極道」ネタを漫画にする理由は、あまりよく分かりませんが、この作品は違います。ifその筋の方々が、少女漫画を描いてみたら…の、極道あるあるを仮想してみたわけですね。それ、正解です!漫画家世界と極道世界、それぞれの業界用語のシンクロ具合と、漫画の仕事に真剣に取り組む「志優クリム」配下のギャップ萌えが見事にマッチして、地味に面白いコメディー漫画がスタートしました。
     初めは、あまりにもヒロイン真琴の脇の甘さ、計画性のなさにイラっ💢仮にも一人暮らしをするのなら、もう少しお金についてのセーフティーネットを、用意しておこうよ〜。でも彼女の、漫画アシという仕事に対する気構えや、「スイケイ」への熱い想いを知るにつけ、人の善意を信じ、夢に向かって一生懸命頑張っている子なんだろうなあと、妙に納得。誰かモデルがいるのでしょうね。あと、デジタル化ってこういうことかーと、お勉強させていただきました。こちとら、Gペンとケント紙の時代やもんね〜。
     さて「志優クリム」先生、まだまだ秘密がありそうです。その秘密を、真琴とともに一つ一つ解き明かしながら、極道と少女漫画家という多分あり得ない?ダブルワークのコラボを楽しんでいきたいと思います。

    • 1
  8. 評価:4.000 4.0

    まさに最強だ…

     一般的に転生令嬢って、どこか弱点(よくあるのが、ヒロインを酷く差別する家族)をもっているけれど、このディアドラは全く別。容姿端麗、頭脳明晰、貴族階級で、家族にも溺愛されている、おまけに精霊を全属性コンプリートで、精霊王たちとも仲良し…まさに最強です。この話、もうここで終わっていいんじゃない?
     まあ、あとは「普通に恋したい…」さえクリアすれば、めでたしめでたしなのでしょうが、多分これは無理。だってディアドラが、あまりにも普通じゃなさすぎるもの。精霊王のこともあるけれど、中身がアラサー+α分あるから、いくら早熟短命の異世界といえども、彼女と釣り合う男がそうそういるとは思えない。皇室に嫁ぐという選択肢もあったのに、これはディアドラ本人が早々に却下。作者さん、この状況を、どーやって回収するつもりなのでしょうか…。
     自然破壊や砂漠化に警鐘を鳴らすなど、さりげなくSDGs的な視点で描かれているところは、今風?今後の見どころは、やはり最強のディアドラが、どうやって「普通の恋」を成就させていくのか…それに尽きるでしょう。多分、普通にはならないと思うけれど。

    • 0
  9. 評価:4.000 4.0

    フルカラーより完結を!

     モノクロ版が完結していないのに、フルカラー版の登場?確かに綺麗ですが、ちょっとアニメっぽい印象。アイリスの格調高さが、平板に映ってしまって、もったいない気がします。(あくまで個人の印象です)
     フルカラー版から読み始めた方には、このお話、大いにお勧めします。一見、異世界転生設定にする必要がなさそうですが、アイリスが領地経営で的確な判断を下せるのも、前世の税務事務所での記憶があればこそのこと。その意味では、ただゲームや物語の内容を知っていて、そこから流れを変えようとする他の異世界転生ものとは、一線を画しています。この先、心強い味方も増え、小気味よいほどバッサバッサと領地経営に手腕を発揮するアイリスと出会えますので、ぜひお楽しみに。60ptを高いと思わなければですが…。
     一読者としては、フルカラーで出してもらうよりは、やはりモノクロ版の更新、完結を急いでほしいかなあ…。更新が止まっている理由は、作画さんの体調不良とのことなので、まだまだ時間はかかるかもしれませんが、必ずや完結させてくださることを信じて、その日を待ちたいと思います。

    • 33
  10. 評価:1.000 1.0

    モブがもてはやされるのは時代かね?

     最近は、学級代表や生徒会長のなり手が少ないそうで、全体的にモブ志向?けれども、その一方でヒーロー、ヒロインという立場への憧れもある…で、「モブなのに…」になるんでしょうね。
     64ptだけあってフルカラー、ボリュームも十分ですが、内容はさて…4人+αの吸血鬼ヒーローたちが、一人のメイドモブ女子を巡って、恋の、いえ血液搾取のサヤ当て合戦?そこに、悪役令嬢と化した元ヒロイン?ゲームマスターは、全然可愛くないマスコットキャラ「バット」?画は動きが固くて、平板な印象だし、この水準に64ptはちょっとなあ…。
     画的にお子様向けだと思ったのですが、吸血されるときは、ちょっとお色気方面も匂わせてくるので、いろんな意味で中途半端。乙ゲー好きにはウケるのかな?
     いくら主人公ソフィアが頑張ったとしても、結局はドロ沼好きのマスコットキャラ「バット」の胸先三寸なんでしょ?もしかしたら、四天王を攻略するよりバットを攻略したほうが、よいのかも???うーん、いずれにせよ、どーしよーもないク◯ゲー漫画の予感しかしません…。

    • 0

設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています