5.0
愚直に…ただひたすら、愚直に…
青山大地…人は良いし、顔も悪くないけれど、特に秀でたスペックもない彼が、何故、ハリウッド女優系無自覚ハイスペックJKの赤坂響と、愛を育めたのか…漁夫の利?棚からぼた餅?グッドタイミング?うん、確かにそういう側面もあったけれど、やっぱり近年の学園漫画ヒーローとしては稀に見る、彼の率直さ、愚直さ…それに尽きると思います。
愚かでなければ、「高嶺の花」なんぞに、手を出そうなんて思わない。率直すぎるからこそ、液状化も起こすし、気化もする。損得勘定があっても、それを凌駕する「好き」があるから、カッコ悪い自分のまま響の前に立てる。複雑な家庭環境にも関わらず、誰を恨むでもなく、愚直なまでの愛を送り続ける…そんな青山くんを、多分全読者が、応援していたのではないでしょうか。
響をはじめ、いろんな意味で「濃い」キャラばかりが、鎬を削っていますが、登場回そのものを消したくなるような人物はおらず、数人のお邪魔キャラも、よいアクセントになった程度。高三の春から始まって、大学、そして、いつかの未来まで…二人の萌?えるような恋のわちゃわちゃ、思わず吹き出してしまうことも多々あるので、公共の場で読むことは、あまりお勧めできませんが、とにかくお薦めです。
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フラレガール