Mayayaさんの投稿一覧

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31 - 40件目/全353件
  1. 評価:5.000 5.0

    可愛い子には旅をさせろ!

     画が麗しくて、とっても好み、ストーリーもハイスペック堅物イケメンの溺愛物語で、文句なしに星5なのですが、それでも、以下気になる点を書いてしまう臍曲がりの自分です。
    ①幼いエミリアが、マリーを嫌った理由が?
     マリーが生まれながらに全てを持っていたから、奪ってやりたかった…とのことですが、全てを持っていたのは、エミリアのほうだったのでは?独り占めしたくて…だったら、分かるのですが…
    ②シフォン以前 シフォン以後
     …の、マリーの変化がエグい。確かに、運動量が半端なかったから、説明は通るけれど、それにしても…やっぱり、ヒロインはブサのままぢゃ、あかんの?
    ③元帥サマの名前
     メルク公爵、元帥サマの下の名前が、なかなか出てこない。最後の最後でやっと、「ラインハルトさま」とわ…マリー、引っ張ったよね〜(笑)
     それでも、可愛い子には旅をさせろ?気弱令嬢だったマリーは、ブサ猫になって、自分を客観視する機会を得たからこそ、実は様々な人々に愛されていたことを知り、強さを発揮できるようになったんじゃないかな?だから、多少の疑問は気にせず、やっぱりこの作品、星5です!

    • 2
  2. 評価:5.000 5.0

    ♩おとこはおおかみなの〜よ〜♫

    「おとこはおおかみな・の・よ〜」というフレーズが、まさにぴったりのキャラ設定!「心の声」が聞こえちゃって…という作品は、多々あれど、これだけヒーローを貶める?つくりも珍しいのでは?
     ヒーローディートリヒは、次期公爵で、現子爵で、品行方正な見目麗しい金髪の公子サマ。レディたちへの対応も、紳士的でパーフェクト。しかし、その中身は…思春期真っ盛りのエロがっぱでした!言葉遣いも、どこでそんな言い方覚えたの?ってくらい、まんま日本の男子中高生風…特に、ヒロインアダリーズに対しては、エロ、えろ、EROのオンパレードなもんだから、いくらイケメンでも、そりゃ引くわ〜。
     普通なら、完全に気持ち悪いキャラであるディートリヒですが、アダリーズに聞こえる「心の声」は、ほんの表層的なもの。深層心理までは、分からないってとこが、この物語のキモですね。ディートリッヒは、単なるむっつりスケベのエロがっぱなのか…これは、アダリーズの亡き祖母も言っていたように、彼の今後の「行動」にかかってくると思います。
    「あなたもおおかみに〜か・わ・り〜ま〜す〜か〜」昭和のオオカミネタフレーズにのせて、星5です。

    • 0
  3. 評価:5.000 5.0

    偶然と必然を味方に、運命を切り拓け!

    「マイ・フェア・レディ」或いは「プリティー・ウーマン」的な、何も知らない普通の女の子が、裕福で酔狂な紳士の手によって、美しい女性へと変身を遂げる物語かと思ったら、全然違いました。これは、アデル・ビビ、又の名をアデライデ・ブオナパルテが、命をかけて戦い抜くサバイバルストーリーです。
     残念ながら、ヒーローのチェーザレは、今のところクズです。目的のためなら、手段を選ばない冷酷な男。政略結婚なんて、ササッと受け入れてしまいそうなのに、何としてでも拒否ろうとする相手のルクレなんちゃら?…きっと、その上をいくトンデモ女なんだろうな…(笑)
     その分、ヒロインのアデルが、とっても素敵。醜く変装して美しさを隠しつつ、地道に真っ当にここまで生きてきました。自分にできる方法で知識を身に付け、今、生き残るチャンスを掴もうとしています。その美しさ、賢さ、大胆さ…貧民街で育っただけの、並の孤児とは思えません。チェーザレの両親が失踪した時期や、彼と彼女の瞳の色を考えれば、彼女の出生の秘密「よもや…!」とも思いますが、まさかアデル&チェーザレルートを潰すことは、あり得ませんわね。
     さて、アデルがこれまでの女性とは、全く違うことに、本当に気付き始めたチェーザレ。このまま計画どおり「上流社会」を騙し切るのか、それとも、「真実の愛」とやらに目覚めるのか…全ての鍵は、アデルが握っているような気がします。

    • 130
  4. 評価:5.000 5.0

    求ム、本気ネタバレ(他力本願寄生獣)

     王道の、ヒロイン&ヒーロー結ばれてハッピーエンド!話が好きです。だから、本作なら、原作の正ヒロインアデライドを差し置いて、現状ヒロインディランとヒーローセドリックが、紆余曲折を経つつも、ハッピーエンドを迎える展開間違いなし!と思っています。
     嫌い嫌いも好きのうち?瓢箪から駒?的関係のディランとセドリック、芯の強さと強情さがぶつかり合うこの二人、とにかく一歩も引かない丁々発止のやり取りが楽しく、ページを捲る手が止まりません。それぞれ個性豊か…を通り越して、癖のある登場人物たちが、二人の日常をドラマチックに盛り上げ、複雑にしていく過程は、落語かギャグか漫才かって感じで、思わずニヤリとさせられます。初めはクセつよに思えた画も、慣れるとディランは個性的な美女に、セドリックは正統派イケメンに見えてくるから、不思議です。
     このまま、課金して一気にラストまで!と思っていたのですが、ちょっと待て、先に最後まで読んだ方々の評価が、あまり芳しくない…なんか、奥歯に物が挟まったような書き方…う〜ん、どうしよう?!誰かぁ〜、小心者の私めのために、がっつりとネタバレしてくださいませんかぁ〜?

    • 3
  5. 評価:5.000 5.0

    努力は裏切らない!

    「無属性」ってことは、どこにも属さず、縛られることなく、自由に…っていう意味に捉えられるんだけれど、ユイの生きる世界では、そうじゃないんだろうな、多分。それどころか、自分で積み重ねた「努力」さえも、魔法の属性と階級制度の前では、無意味なものにされそうな雰囲気。でも、そこは、セーフ、「努力は裏切らない」流れになっていきそうです。
     そりゃ、ユイは「リーフェ」だから、上手くいきそうになっても、その都度トラブルがもち上がって、とんとん拍子にという訳にはいかない。でも、「リーフェ」故に、それを生かしながら、自分の進む道を切り拓いていく姿は爽快です。
     ちなみに、離縁されたママシェリナは、その人柄と美貌?で、浮気ク◯父と結婚していたときよりも、ずっと溺愛される日々が待っているし、そのおかげで、ユイの社会的身分も保障されるし、セシルとカルロの双子兄‘sも変わらずユイLOVE を通してくれるので、彼女の未来は安泰?!あとは、エルこと訳アリ第二王子フィリエルに頑張ってもらわねば…。
     初回配信分より、ちょっと多めに語ってしまいました。でも、面白いから、買いですよ〜。

    • 0
  6. 評価:5.000 5.0

    もなか&あわいぽっぽ先生?反則でしょ

     この「試し読み」は、一体何だ?あらすじ紹介文の、ほんの一部分しか触っていない。これで「試し読み」と言えるのか?
     まあ、理由は分からなくもない。なぜなら、原作が兎山もなか先生、作画があわいぽっぽ先生だから…。名前だけで、十分面白い。勿論、期待大!もなか先生の作るお話は、ヒロインかヒーロー、あるいはその両方が、焦れて、拗れて、斜め上いく面白?行動。そして、あわいぽっぽ先生の、どこか退廃的で、限界突破のタブー無視、蕩けるような画風の訳アリキャラクターが、大暴れ?これならわざわざ、無料分用意する必要ないってか?いやいや、やっぱり必要でしょ。
     さて、ヒロインは真白、ヒーローは幽霊のクロ、うん、ネーミングからして訳アリだ。初回配信分は、ほぼほぼ紹介文に毛が生えた程度の内容なので、謎解きはむしろこれから。でも、あわいぽっぽ先生の画が、もなか節に乗って、早くも生き生きと躍動しています。だから、繰り返しお伝えします。やっぱり、期待大!

    • 19
  7. 評価:5.000 5.0

    狐と狸の化かし合い(馬鹿試合かも?)

     はっきり言って、タイトルの効果は序盤のみ。確かに「私の夫の妻が帰ってきた」だけれど、ヒロインアネス、全然夫のことは愛していないし、夫デボンはアネスのことを、使える実務担当者くらいにしか思っていないし、前の妻が帰ってきた…だから?って感じ。
     ただ、アネス、プライドと体面だけは傷付いたよね。元々、継子など家族関係に関しては、蚊帳の外だったけれど、先妻を別邸に連れて帰るなんざ、クズ夫にも程がある。おまけに、離婚はするけれど、都合よく実務だけは、引き続き面倒を見てもらう?デボン、近来稀に見る、脳内お花畑お馬鹿侯爵です。
     まあ、デボンはほっといても自爆確定だけれど、先妻のソフィアは、そうもいかない、なかなかの策士。さすが公爵家出身で、政治的駆け引きにも長けていらっしゃる。アネスといい勝負だわさ。
     さて物語は、無事「離婚宣言」して、自由の身になったアネス…あっと驚く高位貴族としての地位も手に入れて、これからデボンたちフィゼトラ侯爵家にザマァ開始?と思いきや、いろいろ横槍が入って、なかなかスカッととはいかない様子。平民だと思われていた、第三騎士団長ルワンの身バレとともに、アネスとルワンの関係も気になるところです。ぜひ、「私の元夫の元妻」との駆け引きに勝利して、今度こそ母親の遺言「良妻賢母」の願いを叶えてほしいと思い…でもないなぁ(笑)

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  8. 評価:5.000 5.0

    お見事!壮大な愛の物語

     ユジンだ、カインだ、ヘレイスだ、銀黒金の揃い踏み、赤毛のラビロフ、栗毛のダニエル、タイプの異なるイケメンぞろぞろ大行進!って、これだけハイレベルのイケメンを並べて、とっ散らかっちゃって、どーするのっ?!という印象でした、途中までは…。でも、後半以降、話が進むにつれて、これが壮大な愛の物語だったということが見えてきます。
     振り返ってみれば、「ルペルシャお姉様」の中に召喚された「彼女」…あまりにも、ルペルシャ愛が強すぎました。いくら「推し」であっても、ここまで自分を後回しにして、尽くすことができるものなのか…その「違和感」の正体が明らかになったとき、それまでの伏線が一気に回収され、この物語が、単なるご都合主義の転生もの、召喚ものではないことが分かってきます。もし、全話課金する余裕がなくても、97〜100話だけは、読んでみてください。最初の頃の印象が、がらりと変わりますので…。
     ルペルシャなのに、愛称がリシャであったこと、「ヒロイン」が一貫して「ルペルシャお姉様」と呼び続けたこと、そして冒頭、ルペルシャが「ヒロイン」に語った「好きに生きろ これはお前の人生なのだから」という呼びかけ…全て重要な伏線でした。あまりにも大きな愛に、胸が締めつけられる思いです。
     ところで、タイトルの「悪女が恋に落ちた時」ですが、恋のお相手は…?諸説あると思いますが、自分は「アナ雪」風に解釈します。つまり、「ヒロイン」←→ルペルシャが、「真実の愛」で結ばれていても、いいんじゃない?

    • 41
  9. 評価:5.000 5.0

    アラサーくらいぢゃないと、無理なので…

     常々思っていました。特に訓練を受けてきたわけではない、一般人の10代、20代が、突然チートな能力を得たその瞬間から、地球や人類のために闘うヒーローとして、命をかけられるものかと…。
     その疑問の隙間を、ある程度埋めてくれた作品が、コレです!そうだよね〜、普通、無理だよね〜、やりたくない人は、やりたくないよね〜。神様とやらの存在に、勝手に異世界転移させられて、「救世主」の任を押し付けられた3名。三者三様とは、よく言ったものです。
     その中で、ヒロイン月奈の「救世主」能力に関する細かい指定が、いかにもアラサー日本人女性らしくて、笑えます。そうよ、おばちゃんたちは、日々平穏に、楽しく、心地よく生きることに、心血を注いでいるのよ。33歳は、おばちゃんカテゴリーとは、ちょっと違うけど…。それでも、国民として、納税者として、いざとなれば、きちんと義務を果たそうとしてしまうのよ。
     それにしても「この世界」は、「神様」とやらが遊んでいる「ゲーム世界」か?と思えるような、この「救世主」設定。神様なんぼのもんじゃい💢と思いつつ、ま、ツキナとイルが、まったり幸せなら、それでもいいか…
    「救世主」の意味を問いかける、ひと味違った異世界召喚物語、美味しいお茶と食事付きで、五つ星カフェ間違いなしです!

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  10. 評価:5.000 5.0

    バタフライエフェクトの先の崎

     湖に投げられた石ころによって生まれた波紋…バタフライエフェクトと、同様の意なのでしょう。地球の反対側で起きた大地震の影響で、海面が隆起し、大津波となって日本沿岸に押し寄せる…二度目の人生で、ヒロインイボールの生み出した「変化」は、大きなうねりとなって、彼女と彼女を取り巻く人々の運命を変えていきます。
     逆行前もその後も、イボール自身の本質は、多分変わっていません。どちらも、愛する異母弟デュランに、強く安定した地位を与えたいがための行動。ただし、コミュニケーション不足?不器用?独り善がり?故の、一度目の失敗を教訓に、二度目は悪女ばりの権謀術数。そして、目に見えて分かる溺愛姉っぷり。その賢さ、美しさ、強さ、優しさ、一度目でさえ、王太子シディスを虜にしていたのに、二度目はどうしてくれようか!って感じです。失敗は成功の母、とよく言うけれど、この手の逆行回帰モノって、やっぱり一度は大失敗して死を迎えないと、ダメなもんかしらね…。
     ところで、「湖に投げられた石ころ」というのは、湖に身を投げたイボール自身のことでしょうか。石ころのように何も考えずに生きてきたイボールが、自らの意志で行動を開始したとき…きっと、掛け違えたボタンは、あるべき場所に落ち着いていくのでしょう。波紋の届く涯てを、見届けたいと思います。

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