Mayayaさんの投稿一覧

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31 - 40件目/全418件
  1. 評価:4.000 4.0

    モブだって、自我がある

     よくある?バカっ子王子&魅了の「ヒロイン」vs悪役令嬢による断罪イベントからのざまぁモノ…ではなく、その取り巻きのお話…でもなく、更にその周辺のモブが主人公になっちゃったお話です。
     あの手のお話って、本編のヒロイン&ヒーローだけが冷静で、断罪イベントが起こっている周辺の人々は、み〜んなバカっ子カップルの言うがまま、「ヒロインの悪事」を信じてしまう。そして、そんなあり得ない状況を、得体の知れない「魅了」とやらで、説明してしまうパターンが本当に多い。
     でも、本作の「ヒーロー」ヒューバートは「考えるモブ」でした。自分へのとばっちりを避けるために?(笑)、ヒロインティギーと手に手をとって?(笑)講じた策は…
     モブにだって、自我はある、「婚約破棄の、その横で」実は、こんな物語が始まっていました物語、サクッとおすすめです。

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  2. 評価:4.000 4.0

    ポンコツ早とちり父子の被害者のその後

     ホントに父、宰相?ホントに息子、優秀?だとしたら、この国のレベル、大丈夫かぁ?と首を傾げたくなるようなドタバタっぷりです。もしかして一番冷静なのは、壁の花ヒロインの「アドリーヌ・カンブリーヴ」かも???
     宰相の地位にまで上り詰めた切れ者が、事実確認もせずに相手の言うがまま、息子の婚約を決める?息子は息子で、これまた十分な確認もせず、見知らぬ女性に婚約破棄を言い渡す?何て似た者同士のポンコツ父子!でも、これがきっかけで一世一代の壁の花大逆転劇が起こるのなら、それはそれで悪くない。
     今でさえ、かなりのドタバタ。そこに、実はヒーローフェヴァンがBLの人ではないと聞き付けた「アドリエンヌ・カントルーブ」が、再び絡んできたら、ちょっと面倒くさい。フェヴァン、そこんとこ、しっかり頼みまっせ!
     分冊版も同時配信されていますが、多分こちらのほうが、今のところわんっつかお得のようです、参考までに。ところで、あらすじ紹介の文章、かなり混乱している箇所があると感じたのは、自分だけ?(笑)

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  3. 評価:4.000 4.0

    レビュー評価は、しばらく読んでから

     いろんな意味でギャップを楽しめるお話。まず基本のギャップは、ヒロイングレイスとヒーロールーカスの認識の違い。グレイスは引いているのに、ルーカスはそれを勘違いして…というタイトルから推察されるとおりの王道ラブコメ展開。全編この方向で押し切るのかなぁという冒頭の印象でした。
     この時点でのグレイスの印象は、ちょっと…残念?先端恐怖症なのは分かるけれど、それにしてもネガティブでポンコツ。どうしてこんな子が、女性として爵位を授けられるほどの活躍を?!という不思議設定。
     それが「ブラック家馬騒動」のあたりから、だんだんとファンタジー要素が強めになって、物語が生き生きと動き始めます。同時に、グレイスも魅力的になっていくもんだから、もう目が離せない。レビュー評価は、このあたりまで読んでからがおすすめです。
     一貫しているのは、ルーカスの実直さと誠実さ。グレイスへの関心が「誤解」から生まれたものだとしても、一途で紳士的過ぎる!この男、全力で「買い」です。
     ところで作中、相手を呼ぶときに「あなた」ではなく、「貴方」「貴女」でもなく、「アナタ」とカタカナ呼びなのは、何故なのでしょうね(笑)

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  4. 評価:4.000 4.0

    何というチカラワザ!!

     大魔法師なのに、先読みに失敗?!でも、さすがの逆行転生かぁ…何、それ、最強じゃん!と思いきや、そうは問屋が卸さなかった…💦あんな人やこんな人の掟破りの企みのせいで、ヒロインアビーとヒーローヴィーン、一進一退の攻防を繰り広げます。
    「あらすじ」って、大抵作品の取っ掛かりを紹介してくれているけれど、この作品はちょっと違うような…例えば、ラスボスカールがブラコン?これは、かなり丁寧に読み解かないと、なかなか伝わりにくいかも。ブラコンの真骨頂を発揮するのは、かなり後になってから感です。
     タイトルは「余命わずかな皇太子を助ける方法」…さて、大魔法師アビーがヴィーンを助けた方法は?というと、これがなかなかのチカラワザ!他作品とは、ちょっと趣の異なる終わり方に、思わず目がテンに?!(意見には個人差がありますー笑)契約結婚から真実の愛へ、アビーが選んだ生き方から目が離せません。

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  5. 評価:4.000 4.0

    決してフィクションなだけではない

     この物語を読んで、「髪色のせいで差別なんて…」とか「たかが言い伝えで…」とか、その理不尽な設定に怒りを覚える向きも多いと思う。でも、人類の歴史を振り返ってみれば、肌の色や宗教・宗派の違い等で、他者を排除しようとする行動を、当たり前のようにとってきたのではないだろうか、人間は。そう考えると、作中の「忌み子=赤錆色の髪と瞳をもつ者」を蔑み、虐げようとする設定も、あながち荒唐無稽とは言い難い。
     教育や風習によって、その地域に住むほとんどの人々が、幼少期の頃から植え付けられる「偏見」…それに対する新しい価値観を広げるためには、途方もない労力と時間が必要だ。それでも、わずかな「きっかけ」から、新しい流れが生まれてくることは事実。作中では、母エヴリーヌの価値観が、息子ディートフリートに引き継がれたように、というところか。日本では、参政権、男女雇用機会均等法、ジェンダーレス、障害者雇用・スポーツ、LGBTQ、働き方などへの理解が進んだことは、紛れもない事実である。
     フィクションだけど、フィクションだけじゃないこの物語、「偏見と差別」について考えるきっかけとしても、よいのではないだろうか。

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  6. 評価:4.000 4.0

    少女漫画と侮ること勿れ

     ハレムがテーマなのに、少女漫画!?と思いましが、うん、これは間違いなく少女漫画。だって、ハレムとは言っても有名無実、主人であるカイラフは誰のところにも通っていないし、通うにしても、占術のためヒロインアーリアのところだけだし…確かに女同士のドロドロはあるけれど、まあ中・高校生レベルのマウントの取り合い程度!で、小学生でも安心して読めるレベルです。
     それでいて、案外骨太のところもある。孤児院で育ったアーリア、実はやんごとなき生まれで…な〜んてご都合主義の設定あるあるだけれど、今回はどうもそうではないらしい。つまりは、王族と孤児院育ちという絶対にあり得へんカップリングが、実現するか否かという瀬戸際。
     この超身分差カップルの落としどころはどうなるのか…制度の変革や意識改革など、現代社会への提言もさり気なく含まれている気がします。少女漫画と侮ること勿れ、アーリアの生き方と選択を通して、恋や仕事を前にした女性の在り方に、目を向けてみてもよいのかもしれません。

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  7. 評価:4.000 4.0

    お兄様がシスコンすぎて心配なの…(笑)

     社畜OLが、小説の中の登場人物「アイリン」に憑依し、大人しくて優し過ぎる兄ベンジャミンを皇太子エルビンの毒牙から護るため、人知れず奮闘する話…のはずなのに、おや、ちょっと勝手が違うぞ、微妙な勘違いとすれ違いが、読者をクスリとさせてくれる秀作です。
    「お兄様がおとなしすぎて…」というのは、あくまで小説の中でのこと。実際のベンジャミンは、しごできだけれど、毒舌で腹黒な重度のシスコン男。周囲はみ〜んなその事実を知っているのに、知らぬはヒロインばかりなり?この男、おそらく死ぬまで「優しく穏やかな性格」を貫き通すのでしょう、アイリン限定で。
     転生・憑依ものだと「原作どおりに…」と、意味不な奮闘をするヒロインが多いけれど、アイリンはそんな無駄なことは致しません。社畜OLだった前世の失敗をバネに、理想の職場環境を実現しようとするところに、共感を覚えます。そうよ、どうせ転生するのなら、それくらいやらなくっちゃね。
     こんなに賢いアイリンが、どうしてベンジャミンの本性を見抜けないのか不思議だけれど、まあそこは兄が一枚も二枚も上手ってことで…あれ?ヒーローであるエルビン、アイリンの中では影が薄いかも!?(笑)

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  8. 評価:4.000 4.0

    ベタな展開(っぽい)大好きです!

    あ“〜 ベタな展開が透けて見える…捨てる神あれば拾う神でしょ?〜からの、契約結婚でしょ?んでもって、予想外の溺愛でしょ?とどめの一撃は、高校時代から好きだった…だよね〜?(意見には個人差があります)再会ロマンス好きには、これ以上ないお膳立て。どうかタイトル同様、ベタな展開が着々と進みますように(笑)
     ヒロイン心春、ちょっと近視眼的になってしまう側面はあるけれど、好感のもてる頑張り屋さん。そして、ヒーロー伊織、ハイスペ御曹司には珍しくクールで一途なイケメンくん。もう、この二人、くっつけるっきゃないっしょ!でも、御曹司狙いのあれやこれやは、いろいろありそうだよね。恋愛ベタな心春さん、うまく乗り切れるかな?
     ひとつ気になるのは、これだけ「愛を叫ぶ」伊織くん、この10年、一体何をしていたんだろ。偶然再会して、あの頃の気持ちを思い出してーの、猛アプローチ?ここまでの企画力と行動力をもつ伊織が、今まで心晴と接触がなかったという設定、今ひとつ腑に落ちません。その点も含めて、10年+α分の拗らせ愛、見せていただきましょうか(笑)

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  9. 評価:4.000 4.0

    「愛されベタ」…これは、王子のように「愛されベタ」?それとも、普通の女の子のようには「愛され下手」?まあ、どちらも入っているんだろうなぁと思わせてくれる、ベタな始まりです。
     正直、美人でしごできで、更に性格も良しならば、多少背が高かろうが、王子キャラだろうが、悩みのうちに入らんじゃろと思うのですが、悩みの質は人それぞれ、朱莉にしてみればコンプレックスの域にも達しているのでしょう。自分より背が高い女子はちょっと…というヘタレ男子も、いまだに一定数いるしね⤵️
     ただ、朱莉自身も一度?二度?の挫折のせいで、まだまだ強みを発揮していないのは勿体無い。思いの外、希望を抱いている男子はいると思うよ、王子様キャラの女子に憧れてさ。
     さて、本作でその名誉ある役目を担うのは、28歳藤田京典?それとも、35歳厚木浩史?表紙絵からすれば、京典寄りかなと思うけれど、大人の包容力厚木課長も捨て難い。でも、彼はふんわりお姉様佐々女史とくっつきそうだし…このお話、どっちの「ベタ」に転がるのか、興味津々です!

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  10. 評価:4.000 4.0

    窮鼠猫噛み火事場のなんとやら?

     もし、オーウェンやマルセラの企みがなかったのなら、ヒロインディアナは、百年に一度現れるかどうかの神聖召喚を使えないままだったのでしょうか。逆行モノあるあるなんだけれど、何故一度めは愚直なまでに純粋で、二度めは人が変わったように狡猾&大胆なのか…人間、痛い目に合わないと学ばないというのは、どこの世界でも同じようです。
     ディアナにとって悲惨なのは、冒頭のみ。そこからもの凄い勢いで逆行、逆転を積み重ね…には違いないのですが、婚約者オーウェンの実家は、何せ格上の筆頭公爵家。第一皇子リアムや神々を味方につけつつも、慎重に逆行後世界での調整を図っていく過程が、何ともまどろっこしい…かも…?ただ、外堀を埋めていく様子は緻密で、やはり痛快です。
     意に沿わぬ結婚式の場で、「ー意義あり」と、真に愛する相手から声を挙げてもらうのは、女の子の夢?いやいや、そこまで追い詰められる前に、何とかしましょうよ。窮鼠猫噛み火事場の何とやら、人外の力と、人を見る目と、本物の男(+神)を手に入れたディアナによる、華麗なる大逆転と爽快なる渾身のざまぁ、これは期待してよさそうです。

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