3.0
ドラマティックすぎて、もはや(笑)
「大人の男女のドラマティックラブ」という触れ込みですが、まさにドラマティックすぎて、僅かなリアリティさえも感じられず、逆に引いてしまった…って感じかな、正直なところ。
まず、妹に婚約者を寝取られたところまではよくある話だけれど、そのあとヒロイン杏子が、一人でハネムーンツアーに出発した神経が信じられない。そして、ヒーローの大輔と、席が隣り合わせになる偶然も、よくある話だけれど、機長が怪我?副操縦士が、パニック?だから、パイロットの大輔が旅客機を操縦して、緊急着陸?その目まぐるしさに、もはや笑うしかない…。そもそも旅客機のコックピットって、関係者以外そうそう入れるもんじゃないでしょ。そして、「運命の愛」に溺れた挙げ句(別名:旅の恥は掻き捨て)、妊娠って…正直、力が脱けました。
ドラマって、つくりものの物語の中に散りばめられたほんの少しの真実を、自分と重ねることによって共感が生まれ、リアリティを感じるんじゃないかな?その意味でこのお話は、あまりにも詰め込み過ぎ、ここまでドラマティックにする必要、ある?
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10
身代わりハネムーン エリートパイロットと初心な看護師は運命の愛に溺れる