Mayayaさんの投稿一覧

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361 - 370件目/全408件
  1. 評価:5.000 5.0

    オトコマエなイケメン女子

     可愛くて、カッコよくて、強くて、優しくて、反射神経・運動神経も抜群で、その上、頭も…!? とにかく、オトコマエなイケメン女子、それが、みっちょんこと式守さんです。もう、やられたーってカンジ、異性は勿論のこと、同性にも愛されちゃう女の子、少女漫画じゃ、このキャラは創り出せない!そして、変な足引っ張り女が出てくるわけでもなく、男子も女子もみぃんな気持ちのよい人物ばかりで、ストレスゼロ!!毎回、クスリと笑いながら、楽しく読むことができます。
     劇中では地味メン扱いの和泉クンも、読者的にはワンコ系美少年。(不幸体質ですが…) これからもこの2人は、守り守られながら、ずっとこんな感じでお父さん、お母さん、そして、お爺ちゃん、お婆ちゃんになっていくんだろうな。ずうっと、ずっと、追いかけていきたい2人の物語、星5でお薦めです。

    • 4
  2. 評価:5.000 5.0

    究極の溺愛No.1物語

     もし匡が、異端の妖でなかったら、こんな物語は生まれなかった。もし匡が、本気で実沙緒を愛さなかったら、こんな結末にはならなかった。これは、妖・天狗の長 烏水匡と、妖に繁栄をもたらす仙果 原田実沙緒の愛の軌跡、いえ奇跡の溺愛物語、このひと言に尽きます。とにかく匡の溺愛っぷりが、半端ない。
     本編は184話からなる長編ですが、悲しいエピソードもそれなりに盛り込まれており、読むのが辛くなることもあります。けれども、無駄なところは一つもなく、全ての要素がラストに向けて集約されていきます。特に「最終章」は秀逸。究極の選択を迫られた二人が、「生きること」「愛すること」について、悩み、苦しみ、答えを見つけようとする姿は、胸に迫るものがあります。涙腺弱めの方は、要注意。でも、絶対に読む価値あり、きっと、勇気をもらえます。「色んなことを抱えて 生きてるって実感できることが 本当に幸せなんだよ」本当にそうだね、実沙緒。
    「BLACK BIRD」またの名を「烏水版 仙果録」、愛の力の大きさと生きることの意味を教えてくれる物語、言うまでもなく星5で、超超お薦めです。(今更ですが…)

    • 1
  3. 評価:5.000 5.0

    愛おしい人々が集まる街の物語

     フランス料理は好きだけれど、フランスという国に対しては、特に興味があるというわけではなかった。どちらかというと、「面倒くさそうな国」という印象。そして、この「Artiste」を読んで、やっぱり面倒くさい人たちがたくさん集まっているって、改めて思った。でも、面倒くさいけど、愛おしい、そんな感じ。その国に、そして、かの街に住む全ての人々を「Artiste」にしてしまう不思議な空気。何か特別なことができなくてもいい、自分の好きなことに夢中になって、自分の生活の中で楽しんで、苦しんで、それをネタに誰かと交流できたら、それもやっぱり「Artiste」 今、このレビューを書いている自分も、もしかしたら「Artiste」の端くれ? そんなふうに、ちょっぴり背中を押してくれる作品、そして、きちんとフランスという国を尊重している作品、星5でおすすめです。

    • 8
  4. 評価:5.000 5.0

    ハッピーエンドのその先は?

     このお話を読んで、落地たちのやっているいじめや嫌がらせを肯定する人はいないと思うし、万里や雪紘のように、偏見なく相手に接したいと思う人が、殆どだと思う。でも、肌の色、人種、宗教、LBGTQ、障がい、エイズやハンセン病等の感染症、そしてアイヌの問題も含めて同和政策がもたらしたものなど、自分たちの身近に「異質なもの」や「力のあるもの」が迫ったとき、本当に落地のようにはならないか、このお話は問いかけているような気がします。繋の言葉が重く響きます。「周りの普通を受け入れたいだけ だから怒れない」自分にとっての普通が、誰かの不都合になっているかもしれません。
    「獣人さんとお花ちゃん」のハッピーエンドのその先に、こんなに素敵で、心に刺さる物語が待っていたなんて、柚樹先生に感謝しかありません。万里と繋、きっと「カベ」を乗り越えて、胸熱キュンな関係を見せてくれると信じ、星5を捧げます。

    • 26
  5. 評価:5.000 5.0

    抱腹絶倒+キュン

    「○ナン」「ワ○ピース」「ガラスの○面」などなど、 世の中には、完結してほしいけれど、完結してほしくないお話がいくつかあります。この「月のお気に召すまま」も、そのひとつかも…。
     とにかく、この二人のスレ違いがハンパない!ここまで凄いボケとツッコミが、かつてこの少女漫画界にあったか?そして、何があっても月は歩を裏切らないという絶大なる安心感!!歩が月の、そして自分の本当の気持ちに気付いて、早くらぶらぶになってほしい気持ちと、ずぅ〜っと夫婦漫才を続けてほしい気持ちとが半々で、正に「作者様のお気に召すまま」状態!もう、好きに料理してくれぃ…。抱腹絶倒とキュンが絶妙な加減でミックスされた良作、星5でお薦めです。

    • 46
  6. 評価:5.000 5.0

    ハリネズミ?いえいえ男前です、帆月くん

     紀衣がなぜ、曇りのない眼で帆月くんを見ることができたのか…それは、「何があっても できる限りのことをしよう」とする父親を見て育ったから。そのことを理解して、紀衣の父親に誠実に向き合おうとする帆月くん、ほんっとオトコマエ!猫かぶり女子たちを、バッサバッサと突き放すところも、スッキリポイントです。
     何も言わなくても、味方になってくれる誰か(帆月くんにとっては紀衣)がいることの大切さを、改めて教えてくれた「恋するハリネズミ」 エロはないけれど、キュンはてんこ盛り、小・中学生にでも安心して読ませられる本物の全年齢版物語、自信をもってお薦めです。

    • 1
  7. 評価:5.000 5.0

    TVドラマより断然よい!

     このお話を知ったきっかけは、配役がジャニー○尽くしのテレビドラマ。第一印象は「キャスティング、ホントにこれでよいの?」だから、原作にやって来ました。A:その答えは「絶対、清水ユウ先生の原作のほうがよい!」スイが微妙に今イチな上に、ときたかのイメージ全然違うし〜で、三次元化の難しさを改めて感じました。
     本編は、2、3話ずつのひとまとまり構成で、飽きずに焦れずに読み続けることができます。さして面白くもない人間関係が、お話の中にぶっ込まれてくることもなく、優しくあたたかく美味しい時間が流れます。現実の街から「喫茶店」がどんどん姿を消し、大手コーヒースタンドチェーンに置き換わってしまった昨今、せめて漫画の中だけでも、鹿楓堂みたいな和喫茶を大事にできる世界であり続けたいなと、切に願って止みません。

    • 8
  8. 評価:5.000 5.0

    イケメンが大渋滞!!

     コマをスクロールして、まずびっくり!多分ヒーローであろう日高綾斗はイケメンだけど、他にもイケメンが大渋滞!! 一弥、マコ兄、陸、タカ、みんなハイレベルで、もしかして、このお話、オムニバスの中の一編だった?彼らもそのうち、ヒーローになるの? ヒロイン舞の初恋相手で、実はゲス男だったヒロ(広樹)も再登場?と、???が3つ並ぶほどのハイスペックイケメンが揃っています。
     恋に恋する舞を成長させようと、綾斗は恋愛指南を始めますが、まあ、この男、何を考えているんだか…。6年前、舞に言いかけた「10年経っても…」が、もし本気だったのなら、いよいよ舞に対してアプローチをかけ始めたと見る向きも? 一方、舞の真っ直ぐな性格は、ややもすると天然の域で、綾斗のレクチャーがほとんど通じません。こりゃ綾斗、苦労するわ…。でも、それが舞のよさじゃなかったの?
     タイトルの「大人の初恋」をはじめるのは、いったい誰なのでしょう。綾斗がイケメン大渋滞から一歩抜け出し、舞の心をがっちりホールドするだろうと期待して、星5です。

    • 3
  9. 評価:5.000 5.0

    日常と非日常との間の物語

     横溝正史や江戸川乱歩を読んで育った世代にとって、この作品のもつ雰囲気には、たまらなく懐かしいものがあります。(もちろん時代は微妙に異なりますが…)大正あたりまで、日本人は本当に「妖怪」なるものと共存していたのではないのかと…。そう信じたくなるようなストーリー構成と画力が、この漫画にはあります。
     一つのエピソードが3〜5話構成のことが多く、それぞれ結末を迎えつつ、最終話に向かって収束していきます。そして、人と人ならざる者たちとの時間の流れの違いを痛感させられます。
     エピソード毎に少しずつ読むもよし、一気に最終話まで突っ走るもよし、どちらを選んでも楽しめること間違いなし!八百万の神や付喪神同様、妖も大事にしてきた古き良き日本の風景にタイムスリップできる、そんな不思議な漫画、星5でオススメです。

    • 2
  10. 評価:5.000 5.0

    ファンタジー?だけじゃない、道徳です!

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     ファンタジー、冒険活劇、人外ロマンスなど、このお話のジャンル分けは人それぞれでしょうが、その根底に流れるのは倫理、哲学、道徳です。困難を困難とは思わずいつも前向きに、そして心のままにサリフィが発する言葉は、そのひとつひとつが宝物のように輝いて、相手の心に光を届けます。そして、多くの魔族の友を得ていきます。
     それにしても、サリフィは何故あんなに力強く、優しい言葉をもっているのでしょう。教育を受けたとは思えません。生贄としての運命を知ったときから、一日一日を大切に生きてきて、その結果、多くを考えるようになったからなのでしょうか。贄姫七不思議の一つです。
    「どんな風に生まれたって 自分は自分にしかなれない あなたになれるのは あなたしかいないんだから 生まれた意味なんて…それで十分じゃない…!」このサリフィの言葉は、そのまま友藤先生のメッセージなんだろうな。そして、結婚式でのモノローグ「私は 私に生まれて 本当によかった」全てのエピソードが、この言葉のためにあったのだと思います。

     生きている自分を愛おしく思わせてくれる作品、それがこの「贄姫と獣の王」です。勇気をもらいたいときに、絶対読み返したくなる、今更ながらの星5超えです!

     ところで、クライマックスでおーさまを支持するために、たくさんの魔族が集まってきたシーン、似たような場面をどこかで見たことがありませんか?昭和の名作「みなしごハッチ」のクライマックスシーン、スズメバチとの闘いの場面で、ハッチを助けるために、たくさんの昆虫たちが駆けつけたシーンを思い出したのは、私だけ?

    • 5

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