Mayayaさんの投稿一覧

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351 - 360件目/全866件
  1. 評価:5.000 5.0

    「嫌いになります」の本当の意味は?

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    「僕のことを嫌いになってくれたら なりますよ 恋人」と言われたら、普通は諦める。でも、若菜はそうせずに、佐山郁のことをよく見て、自分の意思で「嫌いなところ」を探そうとする…この時点で、このヒロインに軍配!好きな相手と真剣に向き合おうとする若菜を、彼女の友達になったつもりで、大々的に応援したくなってしまいます。
     とにかく、ブレない二人がいい!若菜には、津田くんというイイ感じの同級生が近寄ってきますが、やっぱり佐山くん一択。そして、訳あって無理難題を課した佐山くんのほうも、何だかんだ言って、若菜に誠実に向き合っている…この二人がくっつかなくて、どーするんだ?少女漫画。
     登場人物は必要最低限に抑えられており、この手の作品にありがちな横槍ライバル女子が、珍しく出てこないので、イライラもやもやがほとんどありません。その分だけ、若菜がますます佐山くんを好きになっていく様子や、若菜によって、佐山くんが自分を肯定できるようになっていく姿が鮮明になり、作品を深いものにしています。
     若菜の「嫌いになります」の本当の意味は、「嫌いになるくらい、もっとよく佐山くんのことを知ろうとします」でした。知れば知るほど、好きになっちゃったんだけどねー。久しぶりに気持ちよく読めるピュア恋物語、星5で絶賛おすすめします。

    • 1
  2. 評価:3.000 3.0

    救世主…よりは、ギャグ?

     異世界転生と地球滅亡と聖女とドラゴンと…って、とにかくいろんなテイストがてんこ盛り、その上、シリアスとギャグとが交錯して、うーん、なんと言ったらよいか…対象年齢低めの少年漫画風?大人が読むには、ちょっと辛いかもです。
     透明ドラゴンのイデイヤが、悪女のせいで傷ついた弟のイスラヒを救うために、平凡なJK星凛と契約した…って、ここまではよくある話。星凛自身は透明ドラゴンが視える以外、何の力ももたないけれど、時々イデイヤの力を分けてもらって、難問?を解決するところはご愛嬌。昭和っぽいギャグが、たびたび入り込みます。ネタは、やや幼めかな?
     反面、イスラヒ絡みのシーンは、ちょっと重め。キャラが、ひとり浮いちゃってる感じで、星凛が彼の救世主になり得るのか、まだまだ道半ばって印象です。ほんとに回収できるのかしらん。
     大人が読むには辛いかも、と書きましたが、昭和のバラエティ番組が好きな方には、それなりにオススメです。くだらなくて、力が抜けて、リラックスできますよ。

    • 1
  3. 評価:5.000 5.0

    「答え合わせ」が楽しみです

     契約結婚〜からの期限がきて離婚〜からの記憶喪失!?う〜ん、ベタっちゃあベタですねー。それだけに、味付け次第で、大好物な流れになるっ!そんな可能性を感じさせてくれる、謎に満ちた滑り出しです。
     考察①…彰人が本当に「記憶喪失」である
     この場合は、頭を強く打ったことによって、普段理性で抑えられていた性格が、表に出てきたと考えられます。ま、冷たい態度をとっていたにしても、実は、小春が好みだったんだな。記憶を取り戻した際、記憶喪失中の記憶が残っているかどうかは、ケースバイケース。これはこれで、面白い。
     考察②…彰人が「記憶喪失」を装っている
     実は、小春のことが好きで、彼女を引き留めるために、ひと芝居うっているケース。これ、結構胸キュンのパターン。嘘がバレたときに、騙された小春がどう反応するか、そこんとこ拗れそうですがネ。
     考察③…「記憶喪失」だったけれど、割と早い段階で記憶が戻り、そのまま「記憶喪失」を続ける
     彰人の言動を深読みすると、このパターンかな?と、自分的には思っています。彼くらいの戦略家だと、交通事故も記憶喪失さえも、有効利用しそう…。その理由は、もちろん「愛」です!
     初回配信時だからこそできる、この考察ごっこ。「答え合わせ」を楽しみに、次の配信を待ちたいと思います。

    • 118
  4. 評価:3.000 3.0

    ダメダメだから興味を惹かれる?

     文京子先生が描くヒーローとヒロインって、正統派じゃないから、かえって興味を惹かれるんだろうなぁと、常々感じています。特にヒロインは、客観的にはダメダメで、でも、そこがイライラするからこそ、物語に引き込まれてしまうというか…あれ?嫌い嫌いも、好きのうち?!
     ヒロインゆうきは、まあ、成長しないねー。間違いなく「いい人」なんだけど、失敗を次のステップに活かせないタイプ。だからこそ読者は、「またかよっ💢」と思って、モヤモヤする…文先生の術中に、はまってしまうわけです。
     ヒーロー純は、犬被りの猫型男子、見かけによらず腹黒です。サラッと流しているけれど、アルコールが駄目な子に、知らないふりしてアルコールを飲ませるって、相当まずい案件。ゆうきのことが本当に好きで、きっかけが欲しかったんだろうけれど、そこは正攻法でいってほしかったかな?あ、恋愛偏差値ゼロのゆうき相手じゃ、無理か…。
     クセが強いという程ではないけれど、全肯定はできない二人が繰り広げるドタバタラブコメディ、文先生の掌の上で転がされてる感、そこはかとな〜く漂っています。

    • 1
  5. 評価:3.000 3.0

    ある程度、覚悟して読むべし

     表紙の絵柄からすれば、少女漫画って感じなんだけれども、なぜかしらジャンルは、女性漫画。その理由は、1話目を読むと、すぐに分かります。転生前のヒロインのなされようは、あまりにもひどくて、残酷で…見るにたえないって、こういうときに使うんだっけ?画を見るのも、描写を読むのも、キツかった。ある意味、ホラー?確かにこれは、少女漫画ジャンルに入れてはいけない。
     マリアがマリアベルに転生してからは、一転ほのぼのモード、画もぽやぽやタイプになります。それでも、ところどころに不気味さのかけらが…。怖いもの見たさ?見たくないのに、見たくなってしまう?うん、まるで児童用に改編する前の、大人のグリム童話みたいなニュアンス。
     ラストは、なんて言ったらいいんだろう。ざまぁエンドっちゃあ、ザマァなんだけれど、出だし同様、また、目を背けたくなる描写が…。あー、ここまでやんなきゃ駄目かぁって感じです。
     ダーク、ホラー、ゴシック…そんな世界観がお好みの方には、おすすめです。ある意味、攻めている作品ですから。わしゃ、もう少し脳内お花畑でいいな…。

    • 0
  6. 評価:5.000 5.0

    初恋拗らせカップルのすれ違いLOVE

     あー、とにかく面白い。ヒロインイリーナとヒーローミハエルのわちゃわちゃが、面白い。二人のすれ違いマシンガントークが、面白い。そして、ミハエルがイリーナを溺愛しまくって、ブレないのが面白い…それに尽きます。
     ミハイル教?信徒で、貧乏伯爵令嬢のイリーナは、百戦錬磨の出稼ぎ経験のおかげで、実は相当なスキルの持ち主。でも、本人はそれに気付いておらず、自己肯定感低めの自虐キャラ。ここまで自虐的にならずとも…と見る向きもありますが、ミハエルと夫婦漫才を演じるには、この設定は譲れない。自虐もここまでくれば、逆に清々しいほど?!
     そんなイリーナを子供時分に見初めて、ず〜っと探し続けていた公爵家嫡子のミハエル。外見も中身も完璧な貴公子なのに、イリーナを相手にすると、なぜかポンコツに…そのギャップがたまりません!想像の斜め上をいくイリーナの反応に、衝撃のあまり白目をむいてボヤくミーシェニカ様、最高です!
     悪役がほとんど登場せず、微妙に縮まらない二人の仲に、せいぜいヤキモキする程度。転生も、回帰も、魔法も登場しませんが、この二人のわちゃわちゃを見ていれば十分幸せ、超オススメの星5作品です。

    • 34
  7. 評価:4.000 4.0

    「花嫁は愛されぬ宿命を嘆く」だよね?

     重箱の隅を突っつく感じになって申し訳ないのですがが、この作品のタイトル、本当は「花嫁は愛されぬ宿命を嘆く」のはずですよね。配信されてから、それなりの時間が経っているのに、なぜ訂正されていないのでしょう。内容には影響がないから?(カラー版)を強調したかった?それにしても、大タイトルだけでなく、各話のタイトルも「花嫁は愛されぬ宿命を」になっているのは何故?!コピペ違いかな???
    (カラー版)を強調しただけあって、カラー具合はとても良いです。特に、ヒーローとヒロインの二人の瞳の色、透明感があって、表情を豊かに見せて、作品を深く美しく演出しています。
     それだけに、やっぱりタイトルミス(多分)は、もったいない。原題にこの訳を付けた訳者さんに対しても、失礼なのでは?何かの折に、ぜひ訂正していただけることを期待しています。

    • 0
  8. 評価:4.000 4.0

    極端令嬢vs極端公爵 婚前夫婦漫才

     ん?これは、女性漫画ジャンル?…少女漫画かとも思えるほどの極端な人物設定、好きか嫌いか、大きく好みが分かれるかもしれません。
     見ようによっては、ヒロインティアナの超絶ポジティブ思考を、「気持ち悪い」「主体性がない」「プライドがない」と、否定的に考える人もいそうです。妹にあれだけ振り回されても許せるなんて、思考の転換にもほどがある!でも、それが「ティアナ」の良さなんだろうな…なぜ彼女が、あれほどまでのポジティブ思考でいられるのか、徐々に明らかになるにつれて、ヒロインとしての魅力も増していきます。
     ヒーローヴァレッドの「女性像」は、ヒロインとは真逆で、類型的。彼女に「落ちる」のは時間の問題で、二人一緒の場面では、もれなく?ティアナとヴァレッドの夫婦漫才を楽しめます。
     それにしても妹のローゼ、公爵夫人になるチャンスを蹴るなんて、馬鹿なことしたねー。ま、再登場必至なので、ティアナには、ぜひポジティブに闘っていただきましょう。
    「極端」を許容できれば、とても面白い作品です。もう少し無料分が増えればいいなあと、願いを込めて星4で。

    • 1
  9. 評価:3.000 3.0

    なんだかなぁ…

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     うん、全30話、起承転結がはっきりしていて、綺麗にまとまってはいますよ、綺麗に。でも、なんだかなぁ、漫画だからまあ、いいけど、この4人が実在の人物だったら、案外このお話、受け入れられないかも…。
     一番それ、どーよ!と思ったところは、葵の退職の件。浮気の事実がなく、七瀬夫婦のいざこざに巻き込まれただけなら、会社を退職する必要、なかったんじゃない?それをすんなり受け入れたってことは、七瀬さんの言うとおり、やっぱり時間の問題だったのかね。精神的浮気の責任とったってこと?
     莉緒が、よく知らない相手である葵に、「コンサルティング」させるところは、いかにも漫画。外見の変化が中心になるのは仕方ないけれど、本人たちが思うほど、中身が変わったようには思えないのは、私だけ?
    「生真面目」は決して悪いことではないはずのに、さりげなくディスられているようで、心からの共感はできませんでした。登場人物ほぼ全員が、ご都合主義。一見良さげな会社ですが、こんな公私混同全開の社員ばかりの部署とは、取引したくないかなぁ…。

    • 2
  10. 評価:2.000 2.0

    はちゃめちゃだぁ〜💦

     とにかくはちゃめちゃ、これ、登場人物の名前こそ日本名だけれど、ぜぇ〜ったい、日本ぢゃないっ!と、確信できるくらい、はちゃめちゃです。
     ストーリーはもとより、一番はちゃめちゃなのは、ヒロインの唯。失恋して、酔った勢いで幼馴染と結婚するわ、気に入らない相手を張り倒すわ、もう我儘放題、やりたい放題、どこが良家のお嬢様?妄想お花畑のピンク頭ヒロインには、前半、これっぽっちも共感できませんでした。
     ヒーローの快斗は快斗で、唯のどこがよくって、ここまで尽くすのって感じ。あれだけの力を誇る財閥の御曹司なら、もっといい相手いるじゃん!一途でカッコいいはずなんだけれど、トンデモ唯に振り回されっ放しで、株価下がり気味、ちょっと残念ヒーローです。
     悪役が分かりやすく悪役で、笑ってしまうけれど、みんな行動が極端で、その上下動の激しさが、特に笑えます。唯父、唯義母、唯義姉なんて、特にそうだね。
     後半に入るあたりでは、少し唯も落ち着いて、それなりにストーリーを楽しめるようになってはきますが、課金までして読む話かなぁ…。続きは気になるけれど、まぁいっか、というところが、正直な気持ちです。

    • 1

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