Mayayaさんの投稿一覧

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311 - 320件目/全749件
  1. 評価:5.000 5.0

    あと1回のキスは…

     御曹司の肩書付きハイスペック男子と普通女子の幼馴染溺愛テーマ作品は、これまでたくさん読んできましたが、そこにオメガバースの要素が含まれたものは、この作品が初めてかもしれません。春田先生、ぶっ込んできましたねー。α男子の紫音クン、もう千帆を溺愛するしかないじゃん!
     面白いのは、番認定がキス10回で確定しまうこと。うん、少女漫画にはこれくらいが丁度いい。想いを拗らせた紫音くん、あっさり9回までいただいちゃって、あと1回は千帆任せ?!ここから先が長そうなのに、どーしてくれるんだっ💢最後1回のキスまで、読者は焦れ焦れさせられるのか、それともあっさりいっちゃって、次の新しい障害?に立ち向かっていくのか…う〜ん、どちらも微妙やな〜。
     御曹司の宿命で、家同士が決めた婚約者とか、オメガバースの宿命で、他のαやΩの横槍とか、いろいろお邪魔が入ってくるニオイぷんぷん?!でも、幼い頃に本能レベルで千帆を番認定していた紫音なら、きっと二人の関係を守り通して、楽しい溺愛モードを見せてくれると信じています。千帆〜、ずっと一緒にいたいと思っている自分の本能を、信じるんだぞー。

    • 7
  2. 評価:5.000 5.0

    みんなに届け

    この物語に触れて…
    いったいどれだけの人が、爽子やちづやあやねと友達になりたいと願ったのだろう。
    いったいどれだけの人が、風早を彼氏に、または義理の息子にほしいと願ったのだろう。
    いったいどれだけの人が、ピンのような教師に導かれたいと願ったのだろう。

    いったいどれだけの人が、彼らとともに、同じ空間で同じ時間を過ごしたいと願ったのだろう…。

     一見、爽子と風早を中心にお話が回っているように見えて、実は登場人物一人一人にそれぞれの人生があるんだろうなと感じさせてくれるモブ不在?の物語、なかなかの長編ですが、どのエピソードも大切で、無駄なコマは一つもありません。どんな時代になっても、必ずや共感を得られるであろう青春物語の金字塔、紛れもなく星5です。
     椎名軽穂先生、私にも届きましたよ。

    • 2
  3. 評価:5.000 5.0

    塩対応もぽっちゃりも個性の一つ

     昭和の日本だったら、相馬くんの「塩対応」では難しいところもあったかもしれないけれど、令和の今、それほどズレた行動なのでしょうか。予定も確かめない突然通知の「親睦会」に、自分を合わせる必要は全くないし、仕事に支障がなければ、必要最低限の対応でも、文句を言われる筋合いはないはず。それに、八方美人のチャラ男より、自分ひと筋の彼氏のほうが、絶対安心できるもんね、彼女としては…。
     デブ・ぽっちゃりを含め、見た目で相手を判断なさっている皆様、いつまでもあると思うな、金と見た目。あなたが価値を置いている「見た目」は、時を重ねる=ホルモンバランスの変化という当たり前の時間の中で、シミ、シワ、肥満、内臓脂肪、高血圧、コレステロール値、動脈硬化、白髪、抜け毛、ハゲ等というかたちをとって、必ず変化していきます。見た目重視で生きてきた人ほど、精神的に辛いよ〜。
     だから、塩対応の相馬くんにも、ぽっちゃり世話焼き属性の琴里にも、周囲を気にせずそのままの二人でいってほしいな。イケメンの溺愛モードは、性格良しのヒロインにのみ発動されていれば、それで◎ その上で、二人でよい方向に変化していけば、それでいい。
     三星マユハ先生の画は、好みどストライクなので、それだけで星5。続きが楽しみな作品が、また一つ増えました。

    • 38
  4. 評価:4.000 4.0

    京壱、もっと頑張れよっ!

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    序盤〜京壱の暗躍…全てはののかを囲い込むため(←腹黒に見えるのは、このあたりだけ。あとは、ほぼ溺愛)
    中後半〜家同士が決めた勘違い婚約者女(名前でさえ書きたくない、存在を抹消したい)が乱入しての、ベタな三角関係。わかっちゃいるけど、イライラモヤモヤ…京壱、もっと頑張れよ!
    終盤〜やっと収束。ああ、しつこかった…。

     溺愛御曹司&フツーの女子高生カップルの幼馴染みあるある物語、ベタっちゃあベタで、王道の安心感はありますが、それにしても、お邪魔虫婚約者女の出現回数が多い💢ここまで相手の話を聞かないって、よほど自分の思いどおりにしかならない人生を送ってきたのか?って感じ。で、彼女の出現頻度が高いため、その分間違いなくイライラしちゃって、星マイナス1。ののかがもっと強く出ていれば、もう少しスッキリしたんだろうけれど、そんなキャラじゃないもんな…。
     京壱の腹黒溺愛っぷりと、ののかの天然っぷりは推しです。家柄を鼻にかけた、お邪魔虫勘違い婚約者もどき女に耐えらそうな方は、ぜひぜひ最終話までお楽しみください。

    • 0
  5. 評価:5.000 5.0

    ヤンデレ義弟は、キス魔でキス狙い

    「一番仲良しな姉弟になるだけ」解釈によって、このフレーズは全く違う意味をもってくる。果帆は家族として、涼太は男女として「仲良し」を通そうとするから、そこに葛藤が生まれる…うん、32話完結だから読めるな、これ。
     お互いこの年になるまで、全くその気配はなかったわけ?と、やや突然感はありますが、果帆が精神的にオトシごろになるまで、様子見をしていたんだろうな、涼太は…だって、「家族」のままのほうが波風立たないもんね。
     それにしても、「キス」を売りにしている作品だけあって、夢のようなキスのシチュエーション満載!涼太、こんなキスの仕方・タイミング、どこで覚えたんだ?あんた、果帆ひとすじぢゃなかったの?💢って疑いたくなるほどこの男、雰囲気づくりが上手い、キスが上手い、あざとい。キスシーンだけで、ここまでのエロティシズムを表現できる作者さん、いったい何者?!即、ファンになってしまいました。
     前半は様々なキスのシチュが楽しめ、後半は「絶対にときめいてはいけない!」ばりに、義姉弟あるあるを楽しめるキスのバイブル、星5でおススメです。

    • 1
  6. 評価:4.000 4.0

    狼ユーリは推せます!

     この手の異世界ファンタジーに多い設定が、「髪の毛や瞳の色が違う」「特殊能力をもたない」等の理由で、異様に差別されるというもの。結果的に、それらを認める人々の共感と称賛によって、主人公たちはハッピーエンドを迎えるのだから、決して差別礼讃ではないはずですが、個人的にはどうにもスッキリしません。
     本作のヒロインエレナも「無能」であるが故に、家族から虐げられて生きてきました。にも関わらず、ここまで人を疑うことなく、純真に成長できたのは、生まれもった気質だったからか、単に「逆」純粋培養だったからか…。とにかく、前半はエレナと狼ユーリ・人間ユーリとのやり取りが、天然かつギャグテイストてんこ盛りで、クスクス笑いながら読めちゃいます。おすすめです。
     その分、後半が惜しかった…特に、ユーリに呪いがかけられた件。えぇ〜っ、それじゃあ、とばっちりぃ?そんなんで、いいのぉ?感が否めないのですが、皆様はいかがでしょうか。
     最後の取ってつけた感がなければ、最高評価つけたかったなぁ。とにかく狼ユーリは、いろんな意味で推せますよ。

    • 1
  7. 評価:3.000 3.0

    海のものとも山のものとも…

    「ククク こいつは我ら四天王の中でも最弱」って台詞、この手のお話の中では、定型文みたいなものだったのですね。そっち方面疎いもんで、知りませんでした(汗)
     それにしても、初回配信が1話分のみなので、「無料試し読み」とかなり被っとる〜っ!いかにもプロローグって感じの入りなので、扉の解説と「無料試し読み」とで、既に第1話以上の内容になってしまっているかもです。課金して読む意味、ある?ない?
     内容的には、四天王最弱令嬢エルルに転生してしまったヒロインが、真の推しを求めて‥という、どこかで読んだ設定。画は好感がもてるので、期待大ですが、ストーリーの差別化がどうなるのか、まだ未知数です。早いテンポで更新されないと、忘れちゃうかも???

    • 0
  8. 評価:5.000 5.0

    従僕の光源氏と囚われの紫の上

     うわー、それにしてももの凄い設定。一瞬大正かって思ってしまった…現代のようですが。藤乃の父の旧態依然とした男尊女卑っぷりも凄まじいけれど、それに従う母も母。だから藤乃が、「籠の鳥」の如く家の方針に従おうとするのも仕方ない。教育と情報統制の犠牲者です。
     そんな藤乃の唯一の「窓」が、廣臣さん。彼女にとって、家族以外の「他」は彼しかいないのではないかと感じるくらい、彼女の人格形成に大きな影響を与えてきたと思う。さしずめ光源氏と、幼い頃に見初められた紫の上との関係のような…。盤石のようでいて、危うい関係。
     こんな二人が、東京で共同生活を送るようになって…で、何も起こらないわけがない!既に、お互いに対する気持ちが溢れ過ぎて、読者の気持ちを鷲掴み、期待と不安を行ったり来たり状態です。
     淡々と藤乃の父に従っているかのように見える廣臣ですが、時折彼が見せる能面のような微笑みが、とても気になります。反撃の狼煙をあげる機会を伺っている…?苦しくて、切なくて、もしかしたら目を背けたくなるような過酷な現実が待ち受けているかもしれませんが、それでも最後には結ばれてほしい二人。期待を込めて、星5です。

    • 50
  9. 評価:5.000 5.0

    予測不能のファンタジックミステリー

     蛙や野獣の王子様、白鳥のお姫様等、古今東西高貴な人々が、呪いによって姿を変えられた物語は多々ありますが、こちらは、猛禽類の伝書鳥になってしまっていた王女様のお話。なぜ、鳥かって?それが、いまだに分からない!でも、プロットはしっかり練られている印象なので、きっと納得の説明があると信じています。
     このお話の面白さは、それまで自らの存在を隠しながら生きてきた第8王女ゼルイネが、伝書鳥という身分を得て、初めて故国や国民を守るために働き、自信をつけていく過程です。命を守るため、隠れて生きてきたからこそ、観察眼が研ぎ澄まされ、客観的に物事を捉える能力も身に付いたんだろうな…。鳥の姿とゼルイネの姿とリンクさせながら描かれているので、二人?の姿が違和感なく重なり、可愛さ倍増です!気分はバルハイル卿だぜぃ?(←本作のヒーローです)
     もう一つのお薦めポイントは、何と言っても、ゼルイネとバルハイル卿の恋の行方。まだ、お互い恋とも意識していない段階ですが、読者には分かる!これ、絶対むずキュンパターンだ。
     バルハイル卿の婚約者第2王女の存在や、王家の「血」の伝説、伝書鳥の中に魂が入った秘密等、まだまだ先が読めないことだらけで、逆に楽しみ。予測不能のファンタジックミステリー、星5で激推しです!

    • 5
  10. 評価:5.000 5.0

    どんどん面白くなってくる!

     初めは、説明が長ったらしくて、設定も複雑で、専門?用語も多くて、ヒロインは残念な尽くす系で、おまけにBLと間違えそうで、正直あまり内容に魅力を感じませんでした。けれども、受け流しながら読むうちに、少しずつハマっていき、どんどん面白くなっていくから、あら不思議。初っ端で諦めないで、無料分がたくさんあるうちは、ぜひ読み続けることをお勧めします。
     面白さの源は、やはりヒロインイヴォナの成長。1周目の失敗を糧に、相手の裏をかきながら成功への階段を駆け上がる流れは、他の異世界転生ファンタジーと同じですが、更にイヴォナ自身が努力して召喚師としてのスキルを上げていくところがミソ。異能があるとか、ヒーローに守られっぱなしとかじゃなく、自分で考えて、工夫しながら行動して、正しいと思うことを貫けるようになっていくんだよね。自己有用感って大切。
     気になるのは、まだまだタイトルどおり「かりそめの公爵夫人」状態だということ。読者から見れば、あ“〜っ、焦れったいっ!!なのですが、またそれも王道か…。元からイケメンのクロードと、クロードに大切にされてどんどん綺麗になるイヴォナのこれから、課金して読む価値は、きっとあると思います。

    • 5

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