4.0
紺子よ、イタすぎるぞ…
「陳列棚に並んだこともない干物」←希少性爆上がり間違いなしの一点レアもの候補
「マンモ挟めないわたしの胸」←将来的な型崩れの心配がなく、肩凝りの原因にもなりにくい
紺子のこの自己肯定感の低さは、なんなんでしょう…一生懸命頑張っている割には、周囲に認められず、微妙にイタい女性をヒロインに据えた、白石さよ先生の意識改革生き直し物語です。
あの赤門を有する最難関国立大卒の学歴をもつ、高身長なスレンダー美人とくれば、うん、確かに高嶺の花。多分、ちょっとは遠巻きにしたくなる。でも、人柄や親しみやすさ、そして、仕事の仕方で、相手の接し方は変わってくるよ。柔軟性、機動性に乏しい今の紺子の下では、正直モチベーション下がりそう(笑)
でもこれ、紺子の育ち方を知れば、仕方がないとも思う。人の心の機微を学ぶ時間を与えられず、自己有用感も育てられず、ただ「正答」を証明することのみ求められた紺子の子ども時代…にも関わらず、これだけ感情豊かな(脳内限定ですが)女性に成長できたのは、やはり紺子自身の資質が優れているからじゃないかな。
さあ、紺子よ、遅すぎた感はあるけれど、まだまだ手遅れではない!昨日の敵は今日の友(恋人?)、怜ニだって力を貸してくれる?!(多分)。たくさんの「人」に揉まれて、今こそイイ女に育ち直しだ!!
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仁科さんは長靴を脱ぎたい