5.0
「再生魔法」…灯台下暗し設定だった!
異世界転生ではなく、逆行、回帰、憑依なんかでもなく「再生」…うん、これは新鮮!灯台下暗し設定でしたね。これなら、同じ時間軸で、同じ相手と「やり直す」ことができる。とってもとっても不幸だった分だけ、とってもとっても幸せになれる。原作とやらにも振り回されず、生きたいように自分の生き方を選べる。ある意味、本当の再生物語だと思います。
テオヴァルドの強い想いと再生魔法によって、体が再生したところまでは良かったけれど、若返り過ぎたヒロインパトリシア(記憶ありー当たり前か笑)。でも、全くの別人として生き直すことによって、再生前の人生に捉われることなく、客観的に周囲を観察できているので、結果オーライ。前回のパトリシアのままだったら、父アルヴェーン伯爵の本音も、なかなか知る機会がなかったでしょうから。ただ、ろくろく愛や恋を経験せずに「命を落とした」ので、そっち方面に関しては、うまく立ち回れないのも事実。王となったテオと補佐官となったパティとのもだもだ駆け引きが、どうにもじれったくて、ニマニマしてしまいます。
はっきりいって読者の興味は、いつパティが正体を明かすのか、そして、どんな形でテオと結ばれるのか、その一択(二択?)。残念ながら、テオの地位を狙う一味の存在も、ちらほら見え隠れしていますが、それでも死を乗り越えてやり直しの機会を与えられた二人、きっとハピエンを迎えることを信じて、星5です。
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再生魔法が効きすぎた! 人生やり直したら、王様になった元部下に溺愛されています【タテヨミ】