Mayayaさんの投稿一覧

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301 - 310件目/全884件
  1. 評価:5.000 5.0

    人を好きになるって、こんな感じだったよね

     最近の学園ものって、そんな学校、日本にあるかーいとツッコミを入れたくなるような荒唐無稽設定か、遊びのカンケイを生業とする初期設定クズDKものか、そのどっちかしかないんかーいと、常々思っておりました。「君に届け」の感動、いま何処…。
     でも、ありましたよ〜、見つけましたよ〜、河原センセ、描いてくれましたよ〜。混じりっ気のない純正品のピュアラブ、ここに降臨です!
     両片想いなのに、なかなか一歩を踏み出せない二人…見ていると、確かにじれったくてたまりません。でも、不思議とイライラはしない。なぜなら、朔英も光輝も、とても気持ちのよい子たちだから、あの子たちのペースに任せて、待ってあげたいなぁという気にさせられてしまうからです、読者も。
     主に朔英目線でストーリーが進むので、光輝の一つ一つの言葉、一つ一つの表情を、読者は朔英と一緒になって深読みし、一喜一憂してしまうので、ドキドキ感が半端ありません。河原先生、恐るべし!です。
     昭和っぽい?現代の高校生らしくない?そんなの関係ねぇ💢で、本当に人を好きになるって、日常の何気ない「どきっ」や「キュッ」の積み重ねだったよなぁ…そんなことを思い出させてくれる「たまほし」、星5じゃ足りないんですけれど…。

    • 25
  2. 評価:4.000 4.0

    虫のいい話かもしれませんが…

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     無理に最終回を迎えなくてもよいかな〜という漫画は、「サザエさん」を筆頭に「ドラえもん」「クレヨンしんちゃん」「ちびまる子ちゃん」あたり?反対に、自分の目の黒いうちに完結してくれ〜という漫画は、「ガラスの仮面」を筆頭に、「ファイブスター物語」「名探偵コナン」「ワンピース」etc…そしてこの「公爵令嬢の嗜み」も、そのうちの一つです。
     聞くところによると、作画先生の体調不良で、続話が止まっているとのこと。一日も早く回復されることを、お祈り申し上げます。
     ただ、あまり長く放置され過ぎて、この作品が、未完のまま忘れ去られてしまうとすれば、それは大変残念なこと。虫のいい話かもしれませんが、続話の目処が立たないのならば、思い切って作画を、他の方に引き継ぐことを考えてみても、よい時期にきているのではないでしょうか。
     幸い原作は、完結を迎えているように思います。「かくりよ」や「薬屋」は、同じ原作を、複数で作画、出版されています。カラー化も悪くありませんが、ここはぜひコミカライズ作品の完結を第一に考えて、出版サイドの皆々様に、ご高配いただきたくお願い申し上げます。

    • 11
  3. 評価:5.000 5.0

    真実の愛<運命の愛?!

     自国の王太子エドワードに「真実の愛を見つけた」と言われて婚約破棄されたマリアベル、今度は、隣国の皇太子レナートに「真実の愛よりも運命の愛」と口説かれて、再び婚約しましたとさ、めでたしめでたし…となるはずだったけれども、そうは問屋が卸さなかったぁーっ!というお話です。
     既に「真実の愛を見つけたと言われて婚約破棄されたので、復縁を迫られても今さらもう遅いです!」の部分は、無事着地を見たので、そのまま完結しても全く違和感はなかったのですが、そこは人気作、続きが続いちゃっているのですね〜。まあ、フラグが立っていたと言われれば、それまでですが…。
     それにしても、皇太子レナート自身が選んだ婚約者に、難癖をつける公爵令嬢もどうか思うけれど、マリアベルの実力を認めさせる良い機会と思えば、このイラつく展開も頷けます。「真実の愛」の何たるかが分からず、人形のようだったマリアベルが、レナートの人となりを知り、信頼を深めることによって、「真実の愛」を意識していく様子は、なかなかのものです。
     さて、皇太子妃の地位をかけたこの試練、「運命の愛」に導かれたマリアベルは、見事婚約者として面目躍如となるか…って、ヒロインですからね、ハッピーエンド以外は認めませんのことよ〜。

    • 1
  4. 評価:3.000 3.0

    イケメンが大渋滞、でも

     多分これは、仙界のお話…だから、年をとらない…っつーか、一番良い時で、刻が止まる?!弟子の凌宵は、子どもの時分から成長して、イケメン男子になったのに、師匠の遅仙人雲清は、そのまんま…あれ?元はトリさんだから、人間としての見かけの年齢は、自由自在かな?でも、凌宵自身も魔族出身だし…まあ、このくらい把握しておけば、多分あとはどうでもいい。
     だってこのお話、登場人物がみんな、一度では覚えられないような漢字の名前で(それも、字、兄、師が、くっつき放題!)、みんな同じようなロン毛で、みんな同じようなファッションで、そんでもって、み〜んな判で押したようなイケメン!そして、みんな腹に一物あったり、みんな寝返ったりするもんだから、雲清じゃなくとも、誰も信じられなくなる。凌宵でさえも、いろいろ企んでくるからさー。
     だからこのお話は、不治の病?に罹った「ヒロイン」雲清が、「ヒーロー」凌宵に「病気を治すために、俺と関係(霊修)をもとうぜ」と、愛を囁かれているのに、「嫌よイヤイヤ」と断り続けている多分ソフトBL…この解釈で、合ってます?イケメンが大渋滞、でも、読み解くのに一苦労という印象が強いわな〜。

    • 1
  5. 評価:3.000 3.0

    恋もあるけど謎解きほどは…

     法医としての知識や技術を活かすから、転生ものにする必要があったことは分かる。車椅子にしたのは、クリスティーのミス・マープル風を狙ってのこと?ヒロインの言卿が証拠をもとに推理し、ヒーローの時霆が機動力を活かして犯人を追い詰めるところは、ホームズとワトソンみたい。そして、ちょっぴり猟奇的な雰囲気をもたせているのは、江戸川乱歩や横溝正史あたりを意識してのことか…あ、この作品、日本のものではないから、関係ないかも。
     ざっくり言うと、ずば抜けた法医学の知識でもって、事件解決にあたる女学生言卿(江戸川コナン+科捜研の女)と、周囲から何だかんだ言われても、言卿を尊重し続ける時霆との、恋といえない恋物語?架空の国の架空の時代だから、許される設定だよね。異母姉を筆頭とするモブ女子たちの、相も変わらぬ陰湿ないじめには、辟易させられるけれど…。
     様々な名作の中から、いいとこどりをして出来上がっている本作。しばらくの間は、花より団子で「謎解き」を楽しめそうです。

    • 0
  6. 評価:5.000 5.0

    今度こそ、愛?!

     この手の華流時代劇に接するときは、一定度以上の根性が必要。登場人物の顔や髪型が、似たくさいものになりがちです、見分けるの大変だし、日本の常用漢字にないような文字が濫発されていて、読めねーし💢だし…でも、一番戸惑うのは、同一人物なのに、いくつもの呼び名で表記されること…これ、中国モノに詳しくない日本人には、お手上げだね〜💦
     例えば、ヒロインの喬昭。転生後の名前は黎昭なんだけれど、黎三と名乗ったり、昭昭と呼ばれたりしている。字とか生まれ順とか身分とかで、いろいろ変わるみたいで、いったいどーしてくれるんだって感じです。
     つまりはこの手のお話、よほどのマニアでない限り、難しい名前と人間関係を真面目に覚えようとするのではなく、うっすらの認識する…例えばヒロインは「昭」、ヒーローは「邵」の漢字で区別するとか…たまたま?どちらも「しょう」読みなんだけどね。そういう、「うっすら読み」を推奨します。
     ところで、この物語のキモは、ただ一つ!前世と同じ時代、別人物に転生したヒロインが、真実の愛を手に入れられるか?!これに、限るでしょう(個人的に)。お互いのことを十分には理解し合わないうちに、死に別れてしまった夫婦の、やり直し物語です(個人的に)。喬昭の死にまつわる陰謀を解き明かすワクワクと同時に、二人の距離感が縮まるワクワクを楽しみながら、今度こそ愛!を期待したいと思います。

    • 25
  7. 評価:3.000 3.0

    主人公たちの年齢設定、どーなっとるん?

     漫画のトンデモ設定には寛容なつもりですが、それにも線引きがありまして、辻褄が合わなかったりすると、とことん気になるタイプです。
     第1の疑問…サラとリュドヴィックは、6年前に婚約したそうだけれど、君たちいったい何歳だったんだい?現時点でサラが学園卒業だから、多分10代後半くらい…?ということは、遅くとも10代前半には婚約したんだよね?その当時、ほぼ同年代の平民リュドヴィックに、男爵家につけ入るだけの財産があったとは到底思えない。音信不通の6年の間に、財産と地位を築いて、「やっと」卒業の日に迎えに来たという体だから、「6年前の婚約」設定には、大分無理があるのでは?
     第2の疑問…サラの背中の傷に違和感。割れた瓶が刺さったのなら、刺し傷的な傷痕が残るはずだよね。けれども、実際は一つ一つの傷が長めで、まるで切り傷痕。引きつれを描くのは、難しかった?
     第3の疑問…そもそも、借金背負っているサラ側からの婚約破棄は、貴族社会では、まず考えられない…ていうか、提案するほうが変!何年かかっても、働いて返します!が通用するなら、金貸しはいらないよ。
     多分、この程度の違和感は、本筋とはあまり関係ないんだろうな。さて、この?なお話、ここからどう不時着させるのか、ある意味楽しみです。

    • 5
  8. 評価:5.000 5.0

    絶不調にもほどがある(笑)

     絶不調ということで、いつも機嫌が良くないとか、絶望的に運がないとか、そういうイメージをもって読み始めましたが、アララ本当の意味で絶不調!(笑)。ニネイナ、せっかく物語のヒロインに据えられたのに、そりゃないよねぇ…。でも、彼女の必死さが笑えて、そして勇気を貰えるんです。
     このお話、とにかく不思議不思議が複雑に絡まって、1話でも読み飛ばすと、ここはどこ?ワタシハダレ?の世界に突き落とされるかもしれません。前公爵のタルシーが、息子のルベニオと孫のニネイナの命を、何故執拗に狙うのかは、途中で明らかにされますが、それ以外にも、不思議はいっぱい!謎に満ちたガイシャの正体、ニネイナの魂に刻まれた秘密、ガイシャとニネイナの繋がり、本来ヒロインであったはずのメイアの運命etc…これ、本当に回収できるんですよね?
     でも、一番の気がかりは、やっぱりニネイナの生存。ガイシャや聖遺物の力を借りながら、一時的に元気にはなるものの、根本的に治ったわけではない。そして、自らの死を願っていたガイシャの心は、ニネイナと接することで、生きる力を取り戻せるのか…体が壊れているニネイナと心が壊れているガイシャの、二人の再生物語、ちょっと面倒くさいけれど、やっぱり星5です。

    • 17
  9. 評価:4.000 4.0

    実力派中堅神官はツラいよ

     電子漫画の流行は、転生悪役令嬢モノから、獣貴公子モノへとシフトチェンジ?って思いたくなるくらい、最近マイフェアレディ逆バージョン(女性が男性を育て直す)が増えています。その中でも、本作は一番獣性が強く、手がつけられない感⤴️って印象。
     特別に選ばれた子どもたちを、「呪術」によって無敵の戦闘部隊に仕立て、戦いに勝利したまではよかったけれど、その後始末を押し付けられた体の神官ディアリン。その強力な神聖力と鋼のメンタルで、数々の障害を乗り越えながら、英雄ケレスを「人」に近付けていきます。お約束ですが、ヒロインにヒーローが、どんどん懐いていく様子がいい!普段は狂犬のケレスが、ディアリンの前でだけ垂れ耳大型犬風になるのがいい!この手のお話の醍醐味ですわな〜♡
     ディアリンの立場は、「男はつらいよ」ならぬ、実力派中堅神官はツラいよってところでしょうか。設定は重めながら、脳内ディアリンの登場頻度が高く、ギャグ要素ぶっ込みの遊び心増し増しなので、結構笑いながら読めます。世の中の不条理をうまく受け流しながら、わんこのケレスと幸せになってほしいかな〜と願う今日この頃…あれ?神官って、結婚できたっけ???

    • 222
  10. 評価:1.000 1.0

    セレブ感ある?

     職業に貴賤はないというけれど、ヒロイン結実の仕事がゴシップ記者…う〜ん、共感できないなぁ。他人の私生活を暴いて、それでお天道様に胸を張って生きていけるの?そんなヒロインが、たまたま?ラッキー7で、手書き数字のショボいくじで選ばれて、シンデレラガールになったという設定自体が、死んでれら。怪しい公的カジノも相まって、たとえ漫画の世界でも、現実感がなさ過ぎです。
     現実感もないけれど、もっとないのがセレブ感。まあまあ、マウントとりたがるのはお育ちが良すぎるからだとしても、リムジン用意すれば、皆セレブ?ドレスアップしたのなら、ヘアアレンジもそれなりに!で、結美の変身も、周りが驚くほどではなかった。多分、作画さんの画風、このテーマに合っていないと思う。何よりもカラーののせ方が、ぺったり昔のセル画タイプで、セレブって感じを出すには、向いていないんじゃないかな。
     このお話は「皐月編」だそうだけれど、この調子で「悠月編」とか、その他お友達編とかが出る予定?だとしたら、次回作には、もうほんの少しの現実感と、名前負けしないようなセレブ感を期待します。

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