Mayayaさんの投稿一覧

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301 - 310件目/全749件
  1. 評価:5.000 5.0

    フルカラーで悪女の凄みが?!

     中華宮廷もんって、奥さんが複数いて、な〜んかモヤることが多い。今作も皇帝傑倫は、ヒロイン蘭玲(莉妃)なんぞに目もくれず、他に明妃という寵愛の妃がいるという設定。おまけに蘭玲は、悪女顔の悪女設定で、明妃毒殺の犯人とされてしまい…の、踏んだり蹴ったりのスタートです。
     でも、少し読めば、
    ①明妃毒殺事件は、もう一人の妃愁妃とその父親丞相の企みであること
    ②皇帝傑倫は、丞相一派と対決しようとしていること
    ③明妃は、実は暁明という男で、傑倫の有能な配下であること
    ④傑倫は、幼馴染みでもある蘭玲を、大切に思っていること
    などがすぐ分かり、ひと安心。傑倫に呪いをかけた愁妃親子に、正義の鉄槌が下されるザマァを眺めつつ、傑倫と蘭玲の愛が育まれていく様子を、ゆる〜く見守っていけばよいよね〜。呪われたとはいえ、モフモフ姿の傑倫もカッコ可愛いし、この先の展開が楽しみです。
     モノクロverが先行していますが、色のせいか影の付け方のせいか、蘭玲が悪女っぽく見えるのはこちら。その上、今のところ1話につき3pt お得なので、フルカラーverのほうがリーズナブルかもです。でも、本当は悪女でもないのに、悪女っぽく見える必要あるかしらん?

    • 1
  2. 評価:5.000 5.0

    やばい!ごっつーオモシロイ…

     噂には聞いていたけれど、確かにこれは面白い!アニメになるのも、分かる気がする。偶然と必然が複雑に絡み合い、事件が人為的なものなのか、自然発火的なものなのか、ぎりぎりまで分からない。だから、ホント猫猫と一緒に、謎解きをしている気分に浸れます。
     さらにそこへ、過去と現在の秘密、入り組んだ人間関係、権謀術数etc etcと、正直、電子版だけで読んでいると、頭が追い付きません。だって、絶対読み返して、伏線探したくなるもん!これ、絶対紙書籍購入オススメコースだわ…。
     エニクス版と比較されますが、どちらもよくコミカライズされていると思う。結局は好みの問題だろうなぁ。自分は、こちらが好みです。行間もより丁寧に表現されているのが、こちらという印象なので。
     ただ、少年漫画ジャンルなので、女性が好むようなラストではなく、何とな〜くのっぺりまったりと最終話を迎えるような、そんな予感…。それも含めて、この先、このお話を追っかけていきたいと思います。あれ?原作って、完結してたっけ???

    • 1
  3. 評価:4.000 4.0

    荒唐無稽、何でもアリのThe韓流

     王家、世子、世子嬪とくると、お、これは韓流時代劇か?の滑り出し。でもそこに、男装、テレパス、異人ばかりの雑技団、兄弟の死の秘密、人身売買、なりすまし、謎の秘密結社、その他etc etc…とくると、1話ずつ読んでいちゃあ、それまでの設定、すっかり忘れちまう!
     ましてや、女子も男子も服装を揃えられた暁には、ん?彼女は、ボハ?リョナ?彼は、コム?トンミョン?みんな無駄に顔面偏差値が高いので、気合いを入れて吹き出しん中読まないと、ここはどこ?私は誰?になっちまう!!
     それでも、想像の超絶斜め上上上の設定に、「何が、どうして、こうなった?!」と戸惑いつつ、続話を待ち望む気持ちを抑えきれない…それが、この作品の魅力です。
     序盤は、ボハが異様な厚化粧をしたり、考えなしに突っ走ったりして、???のヒロインだったのですが、それって中盤以降、彼女が魅力的になるための布石だったのかも…。世子のコムと世子嬪のボハ、比翼連理の如く、二人でいい味を出すようになります。時々、顔がぶっ壊れるのもお約束?もう、慣れました。
     まだまだ紆余曲折がありそうですが、二人の間に子供ができて、幸せになる未来は間違いなさそう…。それを信じて、これからも読み進めていきたいと思います。(でも、無料分もっと増えて〜っ)

    • 2
  4. 評価:5.000 5.0

    リベンジ再び!

     自分的に「捨てられた妻に新しい夫ができました」以来となる、Alice & lobster 先生方の作品、楽しみにしていたので、配信決定万々歳です!
     今作も、理不尽に陥れられたヒロインが、それなりの後ろ盾を得てやり返す、痛快?リベンジもの。「捨てられた〜」のクロエは、侯爵であるアッシュの支えによって、徐々に強さを取り戻していきましたが、今作のヒロインルーチェは、5年の間に自力で逞しくなりました。元々、終身雇用を嘱望されるような、稀有な能力もあったしね。
     また、前作はリベンジすべき相手が、早々に分かっていたけれど、今作は、誰がルーチェを罠に掛けたのか、なかなか分からない…その謎解きの過程が、この作品の面白さのキモになっています。
    「ロマンスは復讐のあとで」とタイトルにあるくらいだから、ロマンスも!といきたいところですが、髪色も立場も異なるイケメンたちが、複数出入りしているので、この中の誰がルーチェとくっつくのか、まだまだ暗中模索の五里霧中…今のところ、シャーシャが一歩リードしているようだし、この男、見せている以上に秘密がありそうだしね…。話の中に、分岐点がいくつかあって、先を見通しきれないのが魅力です。
     それでも、最後はすっきりリベンジ&ロマンス成功!であることを信じて、星5です。

    • 35
  5. 評価:5.000 5.0

    すべてはタイトルの中に…

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     初めは、幼馴染み再会Love モノ?と思いきや、すぐ間違いに気付かされる。これは、切なくも哀しいラブサスペンス。全話読んで、犯人が分かった後、ぜひもう一度、読み直してほしい。1周目では見逃していた多くの伏線に気付き、全く違ったニュアンスを感じながら、読み返すことになると思う。

    “忘れるなよ どんな闇の中でも 前を向いて 光を見つけて歩くんだ” これは、真美の中に残る倫の言葉。全ての答えは、タイトルの中にあった。
     ポラリスー北極星、その光は強くはないけれど、揺るぎないものとして、旅人たちを正しい方向へ導く。真美にとって倫は、これからも北極星のような存在であり続けるのだろう。もしかしたら、彼女の中での倫は、実際以上に美化され過ぎているのかもしれない。だが、それでも構わないと思う。残酷にも12歳で命を奪われた少年だけれども、確かに存在していたという証が、彼女の中に残るのなら…。
     大人が大人としての役割を、蔑ろにしてしまったが故に、傷付いてしまった子供たち。開けられてしまったパンドラの匣。哀しく切ない結果となってしまったが、その中にあって、真美と飛鳥が手を取り合い、ともに新しい一歩を踏み出したことが、せめてもの救いであろう。二人の幸せを信じることで、「希望」が生まれてくる物語である。

    • 2
  6. 評価:5.000 5.0

    上質な大人の純愛物語(短編)

     65pt×6話を、高いとみるか安いとみるかは、多分好みの問題。でも、少なくても6話あれば、深みのある上質な短編物語として成立するんだなぁと、改めて思いました。
     話の軸は、准教授の東吾と事務員の秋穂とのお試し同居から始まる、大人のむずキュン物語。研究者、教育者としては超優秀なのに、男女の機微にはからっきしの東吾さん、だから、実は秋穂のことが大好きなのに、なかなか気持ちが伝わりません。
     秋穂は秋穂で、最推しとの同居という美味しい事情にも関わらず、今ひとつ東吾の気持ちを計りかねて、右往左往?まったく、手のかかる二人です。短編ながら、しっかりと恋のライバルも登場して、お話の充実度up⤴️しかも6話完結なので、イライラは長く続かず、ドロドロが苦手な方でも十分耐えられます。
     ちなみに私の最押しは、ちょっぴり前髪の垂れた、プライベートでの東吾サマ。普段のきっちりした感とのギャップが、たまりません!秋穂は、両方の東吾サマを拝めるのだから、それだけで幸せよねー。
     この後、続話を読みたくなる雰囲気で終わっていますが、これはこれでいいのかも…29歳と42歳、結婚年齢が上がっている現代だからこそ共感できる大人の純愛物語、星5でお勧めです。

    • 15
  7. 評価:4.000 4.0

    週末の片想いをしているのは?

    「お見合いを破談にするための恋人契約」作戦って、この手の設定でよく聞くけれど、本当にうまくいくと思ってんのかな?
    ①ほとんどよく知らない相手を選んでる。人を見る目は確かだって?甘いっ💢たまたま相手がヒロインだからよかったけれど、とんでも女だったら、どーすんの?
    ②うまく破談にできたとして、その後は?いつまでも一人でいたら、元の木阿弥じゃん!詩織の評判だって傷付く。どーしてくれるんだ?
    ③そもそもやり手社長の一哉さん、気難しいと評判とってるくらいだから、お見合い相手の一人や二人、自力でなんとかできるでしょ。それで揺らぐような会社なら、潰れてしまえっ!

    というわけで、本人は自覚してるかどうか知らないけれど、結局は詩織に声をかけた時点で、彼女を選んでいるんだろうな…。
     さあ、詩織よ。ご都合主義のハイスペックイケメン男なんて、家族のために一生懸命頑張ってきたあなたには、もったいない!週末片想いなんて、悠長なことしてないで、しっかりと一哉の心に爪痕を残すんだ!詩織の心を手に入れるために、焦りまくり、ヘタレまくる一哉のアセアセの姿、読者はそれを待っている!

    • 6
  8. 評価:3.000 3.0

    ふらふら福子、実は等身大?

     開始当初は、なんかドタバタしていたけれど、回が進むにつれて、どんどん深く面白くなっていくタイプのお話です。肇の頭でっかちぶり、神野のクズ人たらしっぷりが、その魅力の一端ではありますが、何といってもヒロイン福子の優柔不断ふらふらっぷり!ヒロインとして、どーよっ💢て感じですが、多分この反応こそが、リアルで等身大で、この物語の面白さの原動力になっているのだと思います。
     この三人、仕事はできるのに、どーして人間関係をうまく構築できないかね。肇は頭でモノを考え過ぎて、細かい機微を汲み取れない、神野は人たらし故に、二股かけた挙げ句、結局は離婚、そして福子は、不器用なもんだから、二人の男の間で行ったり来たり、愛に臆病になっている…ほんとに世話の焼ける三人です。
     聖人君子とまではいかなくとも、ヒーローやヒロイン然としたカッコよさを期待していた方にとって、見事に肩透かし。でも、この格好悪さが人間らしくて、このお話の魅力になっているのかも。
     惜しむらくは、中盤あれだけ盛り上がったのに、その後、最終話に向けて、どんどん尻蕾になっていったこと。消化不良のまま終了したのは、かなり勿体無いなー。

    • 1
  9. 評価:4.000 4.0

    アレキサンデル考

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     勧善懲悪モノの異世界ファンタジーでは、基本ヒロイン・ヒーロー推しで、敵役に同情することは滅多にありません。けれども、今作のアレキサンデルとナタリアに対しては、ざまぁだけではなく、いくばくかの憐れみを感じています。
     アレキサンデルは、王家の後継ぎとして生まれてしまったが故に、自分の能力に見合わない荷物を持たされ、結局は自分の首を締めていきます。実力のない王としての焦り、薄い信仰心、そして、エルヴィラへの劣等感が、全ての元凶の始まりでした。ナタリアの行動、言動は腹が立つけれど、彼女もアレキサンデルの虚栄心の犠牲者。アレキサンデルは、あまりにも弱すぎた…。
     ただ、そんな彼を周囲が理解し、適切に手を差し伸べていれば、また結果は違ったのかも…。確かにエルヴィラは、聖女として、婚約者として正しかったかもしれませんが、正論が必ずしも人を救うわけではありません。その意味では、婚約者としてアレキサンデルに寄り添えなかったエルヴィラにも、この騒動の一因があるような気がします。
     さて、アレキサンデルーナタリア編は一段落したものの、エルヴィラとルードルフの周囲には、また新たな問題が…。次は、どんな「同情できる」敵役が登場してくるのか、楽しみに読み進めたいと思います。

    • 0
  10. 評価:3.000 3.0

    違いは重力? それほどでも…

     勇者か冒険者かどっちでもよいけれども、レベル?スキル?必殺技?って、この手のゲームっぽい少年漫画、この頃ホント多くて、うっかりいくつか並行して読もうもんなら、キャラやストーリーがごっちゃになって、逆の意味で二度見したくなる始末…。企画の段階で、差別化とかオリジナリティについて、検討しなかったのかな。それとも「重力」ってところで、差別化したつもりだった?
     こちらの作品は、初め中年のやさぐれたおっさんが出てきて、「げっ」と思ったけれど、時間を逆行したことによって、若いイケメンに…。そうなると、言動も自信に満ちたものに感じられるようになるから、不思議なもんだ。そして、ほとんどのヒーロー同様、なんだかんだ言っても余裕で強いのは、読者の願望の表れ?
     ただ、肝心の戦闘シーンが、轟音と色の氾濫で誤魔化されている感じで、かなり読みにくい。何やってんのかな〜って思って見ているうちに、いつのまにか戦闘が終わっているから、ありゃりゃって感じ。ストーリー自体は、それなりに面白いんだけどな。でも、無料分を読み終えても、課金するほどではないかも…。

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