Mayayaさんの投稿一覧

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21 - 30件目/全297件
  1. 評価:4.000 4.0

    一芸必殺領地経営ジャンル…ってか?

     いつか王子様が…が、女の子の夢だとしたら、男の子の夢は、冒険者でスーパーヒーローな一国一城の主?もちろん、女の子にはモテモテで…といったところでしょうか。異世界転生領地経営ジャンルが、流行るワケです。そこに、一芸必殺が加われば、もはややりたい放題?(笑)
     本作のヒーローエクトも、そんな一芸必殺領地経営主人公の一人。中身はおっさんなのに、器は少年ってとこが、「夢よもう一度」の顕れ?現代日本で教育を受けた、至って普通の善良な一般市民が本質ゆえに、どうしても自由・平等・平和の民主主義根性が、滲み出てしまう…ああ、日本って、いい国なんだよなぁ。
     改善改良が十八番の日本人にとって、ハズレ属性の土魔法とて、工夫の余地無限大。闘う領主サマとしてのエクトの活躍、これからますます楽しみです。頼むから、お色気ハーレム路線にだけは、走らないでおくれ〜。

    • 4
  2. 評価:4.000 4.0

    男は黙って…

     その昔、「男は黙って、◯⚪︎◯◯ビール」ってCMがあったけれど、ヒーロージークは、まさにそのタイプ。口数少ないヒーローベスト5に入ろうかという勢いの、寡黙で堅物なヒーローです。これで、20代半ばっていうのだから、一体どういう子供時代を送ってきたのでしょう…そのうち、頭ん中覗いてみたいかも?
     このジークという男、守備力のみで無双するだけあって、女子に対しても全然チャラくなく、完全に紳士。だから、女子たちが、ほっとかないよね?かくして出来上がったのが、少年・青年漫画ジャンルでよく見られる、タイプの異なる女子たちによるジークファンクラブ!?本人は、老成し過ぎて、その存在に全く気付いていませんが…
     ジーク以外の若い男の登場人物たちも、情けない。出てくる男出てくる男、敵か、闇堕ちするか、乗っ取られるかの、どれかの末路…これじゃあ、ジークがモテまくるのも無理はない。
     なんかトラブルの度に、親衛隊が増えているようなんですけれど、気のせいか…ジークが、門番として無双なのは理解できたとして、このお話、結末はどうなることやら…(笑)

    • 1
  3. 評価:4.000 4.0

    こんな結末、誰が予想した?

     まず、タイトルが意味深。「悪女」とは誰を指すのか、誰が誰を屠るというのか、幾通りにでも解釈できそうな、そんな腹黒なタイトル、且つ、想像の斜め上を行くストーリー展開。エンディングに至っては、賛否両論、個人的にはメリーバッドエンドに寄せていると思うのだが、ハッピーエンドとする向きもあるし、それぞれの価値観に任されるということか。
     そもそも、ヒロインエリスの、前世に対する執着が凄まじい。確かに、この手の主人公たちは、今までの生活を根こそぎ奪われ、新しい世界で新しい人生を、別人としてやり直しなさいと言われて、はい、そうですかと、あまりにも簡単に順応してきた。でも、エリスのように、因果律を戻すために、誰かの命を奪って、自分の生を終えなくてはならないとしたら…彼女にとって、どの道が最善だったのか、いまだに判断つきかねる。
     エリスに他人が憑依?転移?したことによって、他の登場人物の心情、行動も変化し、元のシナリオも微妙に変化していく…だったらエリスは、この世界で幸せを求めても、よかったのではないか。生きるために、命を終えるというのは、究極の矛盾。こんな結末、誰が予想した?

    • 2
  4. 評価:4.000 4.0

    もう悪役令嬢とわ、いわせない…!

    「悪役令嬢」が、結局は物語のヒロインとなっている作品、今では数多くあるけれど、一体悪役令嬢って何?令嬢じゃなくたって悪役はいるし、ヒロインが良い子なら仲良くなりたいし、全ての王子様がイケメンとは限らない。そもそも、元の物語の「悪役」が、確固たる意思をもって、善なる行動を取り始めた時点で、それはもう「悪役」とは言わないのでは?視点が変われば、立場も変わる、自分の人生では、自分が主人公なのですよ(← by M.S)。これは、そんな「悪役令嬢」たちが自我をもち、自分が主人公の物語の中で、幸せを掴み取ろうと努力した結果生まれた、全く新しい物語。
     そんな全話ハッピーエンドのスカッとエピソードが、今どき珍しい?1話52pt、これは買いでしょ!個人的には、リリアナとダリオが、最後徹底的に王太子側をやっつける、「悪役令嬢の恋」がオススメです。だって、ましろ先生の画だもん♡

    • 1
  5. 評価:4.000 4.0

    前半もだキュン、けれども後半は…

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     ああ、やっぱりこうなっちゃった…一城咲ルイ先生に、またもしてやられました、前半キュンキュン、後半サスペンスという、上げて⤴️下げる⤵️ストーリー展開…。「10歳下の幼なじみに求婚されています」を読んでいたので、薄々覚悟はしていたものの、想定以上の粘着度、サイコパス気質揃い踏みです。
     前半は、ヒロイン優とヒーロー晃の、じれじれ、キュンキュン、もだもだが続きますが、それはそれでいーんです!そこが魅力ですから…。好みからいくと、そのままいい感じに着地してくれたら、星5。ただ、今作は、早い時点で「あ、この子、厄介ちゃんだ」を匂わせているので、多少、心の準備はできます。
     そして、優と晃の仲を邪魔する厄介者が、もう一人。目的のためには、手段を選ばない登場人物が、二人もいるって…(いや、考えようによっては、晃もその範疇かも?)。ここが、一城咲先生の真骨頂?!方向違いの執念に囚われた人間の恐ろしさを、まざまざと見せつけられます。
     さて、押し寄せる悪意と妄執を振り払い、二人(優と晃のほうだよ〜)は、幸せな日々を迎えられるのか…もう少し我慢が必要なようです。

    • 0
  6. 評価:4.000 4.0

    安かろう悪かろうに警鐘を…

     天涯孤独で、親しい友達が一人もいないという設定ならいざ知らず、家族や交友関係を鑑みれば、突然の転生や召喚なんて、現実問題ナンセンス!でも、この作品のヒーローウィルムのように、ブラック企業で働く青年漫画のモブみたいな存在から、チート能力のあるそこそこイケメン少年に転生できるのなら、前世の記憶をもったままでも悪くない?
     ヒーローウィルムの能力は、タイトルどおり「クラフト」…使う相手のことを考えて、細やかな要望に応えるあたりは、さすが日本の職人芸?!ブラック企業で滅私奉公していたサービス精神が、この世界でもダダ漏れてしまっているのかもしれません。
     家具にしても、服にしても、◯トリやユ◯クロのお陰で、質の良いものが、昭和の頃には考えられなかったような値段で手に入る現代。一方、伝統的な技能が、担い手不足で、次々と消えかかっていることも、また現実。この作品は、たとえ高価で、手に入れるまでに時間がかかったとしても、その価値を認め、技術を大切にしようとする人々がいれば、ホンモノは廃れないと、現代の消費傾倒文化に、さりげなく警鐘を鳴らしているようにも思います。
     果たしてウィルムは、セカンドライフを謳歌できるのか…中の人が、元社畜だったら、かなり難しいだろうなぁ…(笑)

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  7. 評価:4.000 4.0

    何故に「ワン・ペア」?

     謎・謎・謎…とにかく、謎の多い作品です。作中で説明されるゲームのルールと同じくらい、理解不能!?
     まず、アデルの本当の顔はどれ?って混乱するくらい、ヒロインの顔が定まらない。本来のアデルは、黒髪翠眼なんだろうけれど、金髪のメイベルや栗色のセラも、それぞれ捨て難い。見かけを変えるのも、賭博師を続けるためには、必要なんだろうけどね。
     それから、アデルが10年後に「とんだ」のは、ルーディ・リオネルの「指輪」のせいなんだけれど、そもそも彼って何者?単なる能天気な魔法使いというだけでは、なさそうです。
     一番の謎は、エドウィン・エルシー・エルフィンハイムの存在。彼が「とぶ」前の「エド」であることは、大方の推察どおりだし、アデルひと筋という点も推せるけれど、他にどんな力を隠している?「運命のペンデュラム」をはじめとして、多くの謎がとっ散らかっているこのお話…無事伏線回収ができているのか、ちょっと心配です。
     ところで、なぜタイトルが「ワン・ペア・レディ」なのでしょう。ワン・ペアって、ポーカーでは、最弱の役のことだよね?それ以下は、ハイカード勝負。アデルの腕と人の心を読む能力、そして運を考えれば、とてもじゃないけれど「最弱」とは思えない。読み進めるうちに、タイトル回収があると信じて、謎解きに挑みたいと思います。

    • 2
  8. 評価:4.000 4.0

    あなたのせいです!(笑)

     前世の記憶をもって生まれたヒロインが、自分の生き残りをかけて、父親や兄たちを懐柔しながら、あざと可愛く生きていく…なんて設定のお話は多々あるので、どうしても二番煎じ感は否めない。ただ、今作のヒーローは最強(恐?)執事!ん?血の繋がりがないのなら、これはLove まで発展するのかな?剣が少年執事でもない限り、アリスとは相当な年の差になりそうだけれどね(笑)
     でも、アリスはとっても愛らしい赤ちゃんで、美少女になること必至だし、剣は、絵に描いたようなスーパーハイスペックイケメン執事。この二人なら、年の差Love も推奨したくなるかも?駆け引き+生き残り+溺愛で、この先の展開、大いに期待できそうです。
     ところで、毎度決まりきったように「どうしてこうなった!?」と叫んでいるヒロインさん、それは、そもそも冒頭で、何の力も意図もない、ただ後継者に生まれたというだけの赤ん坊を、いきなり死なせるというトンデモ設定の脚本を書いた、自分自身の浅薄さを嘆くべきでしょう。

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  9. 評価:4.000 4.0

    ヒロイン早期退場!?(笑)

     ヒロイン不在っていうけれど、ヒロインククリカ、確かに存在してました。でも、とある理由から、件のバロック王太子と出会う以前に、ルート回避!?見事な早期退場っぷりです。ヒロインヴィアラに言わせると、「ククリカも転生者!?」う〜ん、真相は藪の中…かくして、ヒロイン不在の悪役令嬢孤軍奮闘、獅子奮迅の活躍!となるわけです、ざっくりいうと(笑)
     公爵令嬢であるヴィアラが、バロック回避のためにとった方法というのが、これまた、この手の物語には珍しい「逃亡」という手段。確かに、「逃げ恥」という言葉もあるくらいだから、成功する可能性がない訳でもない。でもねぇ〜…ただ、その過程での、従者シド(←ヒーロー)を巻き込んだ、いえ、巻き込まれたすったもんだが、痛快且つ楽しい作品です。
     さて、王太子のバロックをねじ伏せれば、何とかなるかと思われたこの婚約破棄騒動、さらに、ラスボス的存在がありました。そして、公爵令嬢であるヴィアラと、魔導士最高位の「紫」といえども「ただの」従者であるのシドとの、この大きな身分差…様々な難題にどう落としどころをつけたのか、シドの忠犬ワンコっぷりとあわせて、お楽しみください。

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  10. 評価:4.000 4.0

    最強の二人〜新感覚ざまぁ物語

     数あるざまぁモノの中では、人物描写が複雑なほうではなく、比較的早いスパンで、ざまぁが繰り返される…比較的ストレス少なめで、コレ、良いかもです。
     まず、登場人物たちの二極化には、笑ってしまう。王太子とその恋人のエンジェラ、全く人の話を聞かず、ある意味二人とも脳内お花畑。こんなんが後継で、ミーマニ王国どーすんのっ💢って話。
     それに対し、ロベルト&ローゼリアのほうも、なかなかの策士&激烈?な性格。王太子を陰でお馬鹿様と呼び、場合によっては、張り倒してしまう破天荒さ。まともな登場人物って、タイトルにある義妹のマーガレットくらいでは?と思ってしまうほどです。
     ただし、腐っても相手は王族。いくらフィベルト公爵家側に正義があろうとも、王太子を制圧しようとしたことは、不敬罪になりかねない…そこで考えたフィベルト公爵家の作戦がすごい!なんとミーマニ王国から独立して、フィベルト公国を建国ときたもんだ。うん、これなら対等なので、お馬鹿様を蹴り倒しても、何とかなる?!
     とにかく、今までにない方法で、相手を追い詰めていく展開が面白い、新感覚のざまぁ物語です。こりゃ、ミーマニ王国が、新興フィベルト公国の属国になる日も、そう遠くないのかも?(笑)

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