Mayayaさんの投稿一覧

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21 - 30件目/全407件
  1. 評価:4.000 4.0

    何というチカラワザ!!

     大魔法師なのに、先読みに失敗?!でも、さすがの逆行転生かぁ…何、それ、最強じゃん!と思いきや、そうは問屋が卸さなかった…💦あんな人やこんな人の掟破りの企みのせいで、ヒロインアビーとヒーローヴィーン、一進一退の攻防を繰り広げます。
    「あらすじ」って、大抵作品の取っ掛かりを紹介してくれているけれど、この作品はちょっと違うような…例えば、ラスボスカールがブラコン?これは、かなり丁寧に読み解かないと、なかなか伝わりにくいかも。ブラコンの真骨頂を発揮するのは、かなり後になってから感です。
     タイトルは「余命わずかな皇太子を助ける方法」…さて、大魔法師アビーがヴィーンを助けた方法は?というと、これがなかなかのチカラワザ!他作品とは、ちょっと趣の異なる終わり方に、思わず目がテンに?!(意見には個人差がありますー笑)契約結婚から真実の愛へ、アビーが選んだ生き方から目が離せません。

    • 0
  2. 評価:4.000 4.0

    決してフィクションなだけではない

     この物語を読んで、「髪色のせいで差別なんて…」とか「たかが言い伝えで…」とか、その理不尽な設定に怒りを覚える向きも多いと思う。でも、人類の歴史を振り返ってみれば、肌の色や宗教・宗派の違い等で、他者を排除しようとする行動を、当たり前のようにとってきたのではないだろうか、人間は。そう考えると、作中の「忌み子=赤錆色の髪と瞳をもつ者」を蔑み、虐げようとする設定も、あながち荒唐無稽とは言い難い。
     教育や風習によって、その地域に住むほとんどの人々が、幼少期の頃から植え付けられる「偏見」…それに対する新しい価値観を広げるためには、途方もない労力と時間が必要だ。それでも、わずかな「きっかけ」から、新しい流れが生まれてくることは事実。作中では、母エヴリーヌの価値観が、息子ディートフリートに引き継がれたように、というところか。日本では、参政権、男女雇用機会均等法、ジェンダーレス、障害者雇用・スポーツ、LGBTQ、働き方などへの理解が進んだことは、紛れもない事実である。
     フィクションだけど、フィクションだけじゃないこの物語、「偏見と差別」について考えるきっかけとしても、よいのではないだろうか。

    • 0
  3. 評価:4.000 4.0

    少女漫画と侮ること勿れ

     ハレムがテーマなのに、少女漫画!?と思いましが、うん、これは間違いなく少女漫画。だって、ハレムとは言っても有名無実、主人であるカイラフは誰のところにも通っていないし、通うにしても、占術のためヒロインアーリアのところだけだし…確かに女同士のドロドロはあるけれど、まあ中・高校生レベルのマウントの取り合い程度!で、小学生でも安心して読めるレベルです。
     それでいて、案外骨太のところもある。孤児院で育ったアーリア、実はやんごとなき生まれで…な〜んてご都合主義の設定あるあるだけれど、今回はどうもそうではないらしい。つまりは、王族と孤児院育ちという絶対にあり得へんカップリングが、実現するか否かという瀬戸際。
     この超身分差カップルの落としどころはどうなるのか…制度の変革や意識改革など、現代社会への提言もさり気なく含まれている気がします。少女漫画と侮ること勿れ、アーリアの生き方と選択を通して、恋や仕事を前にした女性の在り方に、目を向けてみてもよいのかもしれません。

    • 1
  4. 評価:4.000 4.0

    お兄様がシスコンすぎて心配なの…(笑)

     社畜OLが、小説の中の登場人物「アイリン」に憑依し、大人しくて優し過ぎる兄ベンジャミンを皇太子エルビンの毒牙から護るため、人知れず奮闘する話…のはずなのに、おや、ちょっと勝手が違うぞ、微妙な勘違いとすれ違いが、読者をクスリとさせてくれる秀作です。
    「お兄様がおとなしすぎて…」というのは、あくまで小説の中でのこと。実際のベンジャミンは、しごできだけれど、毒舌で腹黒な重度のシスコン男。周囲はみ〜んなその事実を知っているのに、知らぬはヒロインばかりなり?この男、おそらく死ぬまで「優しく穏やかな性格」を貫き通すのでしょう、アイリン限定で。
     転生・憑依ものだと「原作どおりに…」と、意味不な奮闘をするヒロインが多いけれど、アイリンはそんな無駄なことは致しません。社畜OLだった前世の失敗をバネに、理想の職場環境を実現しようとするところに、共感を覚えます。そうよ、どうせ転生するのなら、それくらいやらなくっちゃね。
     こんなに賢いアイリンが、どうしてベンジャミンの本性を見抜けないのか不思議だけれど、まあそこは兄が一枚も二枚も上手ってことで…あれ?ヒーローであるエルビン、アイリンの中では影が薄いかも!?(笑)

    • 2
  5. 評価:4.000 4.0

    ベタな展開(っぽい)大好きです!

    あ“〜 ベタな展開が透けて見える…捨てる神あれば拾う神でしょ?〜からの、契約結婚でしょ?んでもって、予想外の溺愛でしょ?とどめの一撃は、高校時代から好きだった…だよね〜?(意見には個人差があります)再会ロマンス好きには、これ以上ないお膳立て。どうかタイトル同様、ベタな展開が着々と進みますように(笑)
     ヒロイン心春、ちょっと近視眼的になってしまう側面はあるけれど、好感のもてる頑張り屋さん。そして、ヒーロー伊織、ハイスペ御曹司には珍しくクールで一途なイケメンくん。もう、この二人、くっつけるっきゃないっしょ!でも、御曹司狙いのあれやこれやは、いろいろありそうだよね。恋愛ベタな心春さん、うまく乗り切れるかな?
     ひとつ気になるのは、これだけ「愛を叫ぶ」伊織くん、この10年、一体何をしていたんだろ。偶然再会して、あの頃の気持ちを思い出してーの、猛アプローチ?ここまでの企画力と行動力をもつ伊織が、今まで心晴と接触がなかったという設定、今ひとつ腑に落ちません。その点も含めて、10年+α分の拗らせ愛、見せていただきましょうか(笑)

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  6. 評価:4.000 4.0

    「愛されベタ」…これは、王子のように「愛されベタ」?それとも、普通の女の子のようには「愛され下手」?まあ、どちらも入っているんだろうなぁと思わせてくれる、ベタな始まりです。
     正直、美人でしごできで、更に性格も良しならば、多少背が高かろうが、王子キャラだろうが、悩みのうちに入らんじゃろと思うのですが、悩みの質は人それぞれ、朱莉にしてみればコンプレックスの域にも達しているのでしょう。自分より背が高い女子はちょっと…というヘタレ男子も、いまだに一定数いるしね⤵️
     ただ、朱莉自身も一度?二度?の挫折のせいで、まだまだ強みを発揮していないのは勿体無い。思いの外、希望を抱いている男子はいると思うよ、王子様キャラの女子に憧れてさ。
     さて、本作でその名誉ある役目を担うのは、28歳藤田京典?それとも、35歳厚木浩史?表紙絵からすれば、京典寄りかなと思うけれど、大人の包容力厚木課長も捨て難い。でも、彼はふんわりお姉様佐々女史とくっつきそうだし…このお話、どっちの「ベタ」に転がるのか、興味津々です!

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  7. 評価:4.000 4.0

    窮鼠猫噛み火事場のなんとやら?

     もし、オーウェンやマルセラの企みがなかったのなら、ヒロインディアナは、百年に一度現れるかどうかの神聖召喚を使えないままだったのでしょうか。逆行モノあるあるなんだけれど、何故一度めは愚直なまでに純粋で、二度めは人が変わったように狡猾&大胆なのか…人間、痛い目に合わないと学ばないというのは、どこの世界でも同じようです。
     ディアナにとって悲惨なのは、冒頭のみ。そこからもの凄い勢いで逆行、逆転を積み重ね…には違いないのですが、婚約者オーウェンの実家は、何せ格上の筆頭公爵家。第一皇子リアムや神々を味方につけつつも、慎重に逆行後世界での調整を図っていく過程が、何ともまどろっこしい…かも…?ただ、外堀を埋めていく様子は緻密で、やはり痛快です。
     意に沿わぬ結婚式の場で、「ー意義あり」と、真に愛する相手から声を挙げてもらうのは、女の子の夢?いやいや、そこまで追い詰められる前に、何とかしましょうよ。窮鼠猫噛み火事場の何とやら、人外の力と、人を見る目と、本物の男(+神)を手に入れたディアナによる、華麗なる大逆転と爽快なる渾身のざまぁ、これは期待してよさそうです。

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  8. 評価:4.000 4.0

    解かす×溶かす×融かす

     秋穂よ、付き合う時点で違和感を感じたクズ男に浮気されたからって、次の恋に臆病になってしまうのは、もったいない。それだけ貴女が、誠実な人ってことなんだろうけれど…むしろ、違和感を覚えた自分の野生の勘?を褒めるべき。クズ男よりも幸せになること、それが最高の意趣返しです!
     葉月りゅう先生の原作らしく、ヒロインがいろいろ振り回される王道の展開。でも、今作のヒーロー河瀬夕浬くんは、年下で理系脳のためか気持ちに裏表がなく、見ていて分かりやすい。これは、秋穂&読者に限ったことらしいけれど、これなら振り回されても大丈夫かな?椎葉きのこ先生の甘めな画が、作品のテーマにぴったり寄り添っています。
    「無愛想で(秋穂以外)糖度高めな(秋穂限定)夕浬の愛」は、恋に臆病な秋穂の心をどのようにして、解かす×溶かす×融かしていくのでしょうか。秋穂、あんまりグズグズ言ってると、あんな奴やこんな子たちが、あの手この手で邪魔してくるよ?(笑)

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  9. 評価:4.000 4.0

    ポジティブもほどほどに(笑)

     写真記憶?の能力をもつが故に、それを妬んだ家族から虐げられるヒロイン…こう聞くと、理不尽な運命に翻弄される悲惨な展開が想像されますが、ぜんっぜんそんなことはない!ヒロインエイヴリル、気持ちいいくらいポジティブです。
     無能にしておきたいのは家族の勝手で、エイヴリル自身は能力が高いものだから、どんな無理難題を押し付けられても、楽々クリアしていく。そして、どんなことにも楽しみや意味を見出して取り組むから、落ち込んだり悩んだりする理由がないってわけ。でも、そのポジティブさ&人のよさ&鈍ちん故に、いらぬトラブルを呼び込んでしまうのが玉に瑕?ま、そこも含めて契約結婚相手のディラン様は惚れ込んでいらっしゃるようだから、結果オーライということで…
     カラー作品なので、エイヴリルの桜色の髪も碧色の瞳も、そして、ディランの淡い水色の瞳も見事に表現されています。義妹コリンナなんて、ますますエイヴリルと見分けがつかないし。でも、ディランには分かるみたいだから、愛だよね。さてエイヴリル、クズ家族には、さっさと引導を渡して、有能才女の面目躍如といきましょうか!

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  10. 評価:4.000 4.0

    はたらく原作者!(笑)

     日本の漫画が一番好きだけれど、意味不なくらい美しい画で、荒唐無稽なストーリーを展開するお隣の国の作品も捨て難い…本作もその一つです。
     原作者の「ユン・ミル」が交通事故に遭って、命を落として、自分が書いた物語の中に転生!という設定は、まあよくある流れ。でもこの作品、ユンが物語の中に転生する理由が、はっきりしている。それは、ある人物たちの願いからきているもので、その「問題解決」のための物語だという軸が、最後までブレずに終始一貫していました。勿論細かいツッコミどころは、それなりにありますが…(笑)
     勿体ないのは、魅力的な登場人物が多過ぎて、何人かは回収し切れなかった印象。アイギスやタレイア、ロイナ姉妹の両親たちなんぞ、存在感あり過ぎだし、ラヤンの親たちでさえ、なかなかの爪痕を残している…ティリー(=タレイア)に、いろいろやらせるのが忙しくて、ページ数足りなくなっちゃったかな?
     傍観者となることを選ばず、自らが生み出したキャラクターたちのために、ヒロインタレイアが八面六臂の無双をする物語…ティリー、あなたはずっと「ユン・ミル」だったよ。

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