Mayayaさんの投稿一覧

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  1. 評価:4.000 4.0

    「恋フレ」の時点で、恋は始まっている

     楽しい恋をするだけで、相手を本気で愛してしまったら、関係終了となる間柄←恋フレ…だそうですが、う〜ん、ヒロイン世莉もヒーロー真尋も、結局何をしたくてこの関係を始めたのか、よく分からない。体の関係を伴わないとのことだから、お互い異性の茶飲み友達が欲しかったのかね?
     茶飲み友達で良かったのなら、世莉には、同じ会社で同期の佐々岡透吾がいるじゃん。気兼ねなく一緒にいられて、会社の外で会っているときは、それなりに楽しいわけでしょ?ほら、「恋フレ」の条件満たしている、ただひとつ、ときめきがないということ以外は…(うぅ、佐々岡が不憫です…笑)
     個人的には、真尋サンより佐々岡のほうが推せる、今のところ。真尋氏、顔も言動もパーフェクト過ぎて、ちょっと人間味がない。画像処理されて、実在しない美しい景色を見せられているような…?でも、最初に世莉が惹かれたのは、そういう表面的なところだから、「恋フレ」のうちは、これでよいのかも…。
     過去の経験から、それぞれ何かトラウマに縛られている二人ですが、26歳と28歳、悟りを開くには、正直早過ぎます。世莉サン、真尋サン、お互いを「恋フレ」と認識した時点で、既に恋が始まっていると思いませんか?

    • 11
  2. 評価:5.000 5.0

    雨降って地固まり、一難去ってまた一難

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     ベストエンドで暗殺、ノーマルエンドで毒殺、バッドエンドで刺殺…どう転んでも破滅ルート真っしぐら、これが「ヒロイン」フェリシアの運命でした。となりゃ、全力で回避するしかない!ってことで、彼女の孤軍奮闘が始まります。
     なぜ、孤軍奮闘かというと、グランカルストの第二王女ながら、側室腹の彼女には、味方が全くいない。腹違いの兄弟たちからは、嫌がらせをされるだけではなく、毒まで盛られる始末。それでも、逞しく生き抜き、「毒」を制するようになったフェリシアは、ヒロインとして推せる輝きをもっています。兄王アイゼンは、実は彼女を守るツンデレシスコンだったという裏事情も、後々分かってくるしね。
     一方、ヒーローウィリアムは、これまた稀に見る腹黒鬼畜言いたい放題王太子。「私は今 馬と話しているのかな それとも鹿かな」等々、ウィリアム名言集を作りたいくらい。そんな彼が、フェリシアだけには無類のヤンデレぶりを発揮するので、その秘密を知るべく、読者は物語の世界に、ぐいぐい引き込まれていきます。
     ストーリーは、雨降って地固まり、一難去ってまた一難の連続。せっかく結婚まで漕ぎつけたのに、側室志望が名乗りをあげるなど、なかなか平穏無事にとはいかない模様。でも、フェリシア一択の腹黒ヤンデレウィリアムに任せておけば、まず大丈夫でしょう。全ての破滅フラグをへし折って、1日も早く、正真正銘のハッピーエンドを迎えることを期待しています。

    • 0
  3. 評価:4.000 4.0

    ポンコツウィルバートと庶民派クラリス

     クラリス、家出したくらいで、侯爵家との縁を切れると本当に思ってたのーっ?!と、まずツッこんでみました。そもそも、発想が貴族らしくない。使用人扱いとはいえ、最低限の教育は受けさせてもらった手前、どんなに意に沿わなくとも、結婚話は受けるべき。それが貴族の宿命で、選り好みなんてできるわけもない。それに、正直家を出るためだけだったら、20歳年上の「あの」公爵と結婚してもよかったんじゃない?だからクラリスの家出は、物語的には自由の証明だったかもしれないけれど、現実的には、ただの面食い、我儘、選り好みってところかな。
     それでも、ちびっ子ウィルバートと過ごしているときのクラリスは、ポジティブで素敵です。使用人扱いが、ここでは身を助けた、というか彼女、根っからの庶民気質ですわ。
     これだけなら、単なるシンデレラストーリーで終わっていたけれど、そこに「呪われた」要素がぶっ込まれたから、俄然面白くなりました。この呪われちびっ子ウィルバートが結構ポンコツで、庇護欲を掻き立てられます。そんな中、クラリスが彼の呪いを解く鍵を握っていると分かって…ということで、あれやこれやの事件に巻き込まれますが、二人の心の距離も徐々に縮まって…はい、続きは勝手に想像するか、ポチッと課金するか、どちらかで♡

    • 7
  4. 評価:5.000 5.0

    みにあまる彼女

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     恋愛経験ゼロどころか、初恋さえも自覚したことのないいろは…恋愛上級者である春希の「愛が重すぎる」アタックを華麗にスーパーセーブ、まさに「みにあまる彼女」って感じです。
     春希は、自分でも言っているように「付き合ってからスイッチ入ったりする」タイプ。だから、いろはに対しても、そんな入りでした。それが、いろはを知るにつけ、どんどん彼女にのめり込み、溺愛していく…そのヤンデレぶりが、楽しいです。
     いろはは恋を知らなかっただけあって、あざとい駆け引きなどできるわけもなく、思い立ったら即行動タイプ。そこが、いろいろ抑圧され、ヤンデレ気質を育ててきた春希にとって、新鮮かつツボにハマったんだろうな。春希の重い愛のツッコミを、無自覚でスルーするいろはのボケは、まさに夫婦漫才ですわ。
     いろはにとって春希は「みにあまる彼氏」だったけれど、春希にとってもいろはは「みにあまる彼女」。付き合ってからスイッチの入った二人、実は、唯一無二の存在同士だったというオチです。少なくとも、いろはの18歳の誕生日(高校在学中)に、婚姻届を出しちゃうくらいには(言い出しっぺはいろは笑)。
     青春のドキドキ、イライラ、もやもや、きゅんきゅんが、たっぷり詰まったこのお話、星も5個詰めて、超おススメです。

    • 1
  5. 評価:5.000 5.0

    ドタバタとシリアスとの二人三脚

     メインは、ヒロインアリアとヒーローユリウスの夫婦漫才、ユリウスのツッコミとアリアのボケ?いや、アリアは天然だった…。全体的にドタバタコメディーの体ですが、時々見せるユリウスのシリアスな表情に、ドキッとさせられます。この男、ゴミ男のふりをしているけれど、決してゴミなんかじゃないよね。
     そもそも、一国の皇太子ともなれば、縁談相手は他国の王女か、悪くても侯爵令嬢以上レベル。それが、全員両手を挙げて、自国の騎士団長との婚約を後押し?!パパ陛下が縮んだ理由やアリア自身の秘密も相まって、この婚約、ユリウスのアリアへの想い以上に、複雑な事情が隠されていそうです。
     とはいえ、タイトルにあるように、胸やけしそうなほどのアリアに対するユリウスの溺愛?かまってちゃん?っぷりは、全編通じて健在。あらゆる横槍も、軽くいなしていきそうで、そこは誰が絡んできても心配なさそうです。むしろ、一番の敵はアリアの頑なさ…今まで通じなかったのに、大丈夫なの?って感じ。
    「婚約」することで、初めて同じ目線に立った二人。これから、胸やけしそうなくらいのユリウスくんの猛アピール、たっぷりと楽しませていただきましょう(笑)

    • 83
  6. 評価:4.000 4.0

    ベタだけど、ま、いっかー。

     言わずと知れた回帰リベンジものです。相変わらず、腹黒妹に唆されたバカ王子がヒロインを裏切って、ヒロインは命を落として…という王道の展開。そして、回帰前は大きな接点がなかった正ヒーローと、回帰後は手を組んで、そのうち憎からず想うようになって…というのも、大方の予想どおり。
     強いて違いを挙げるなら、ヒロインセリアが、庶子で魔力もち、腹黒妹ジュリエットが、嫡子なのに魔力なしってあたり?普通、悪役姉妹って、義理だったり、庶子だったりで、ヒロインを妬んで貶める役どころだもんね。
     それにしても、回帰後のヒロインの強いこと、賢いこと、逞しいこと…。こんなにいろいろできるのなら、回帰前も何とかなったんじゃない?と思えるほど。でも、これだけ上手く立ち回れるのも、2回目だからだよね。予習しておけば、授業での理解度が格段に違うことは、周知の事実。
     セリアの回帰と、コール伯爵カイとは、全くの無関係ではなさそう。それに、タイトルにある「甘美な愛」に辿り着くまでは、まだまだ紆余曲折がありそうです。「炎雷」と「凍結」、全く正反対だった二人が、復讐の果てに得るものは一体何なのか…良い意味で、予想を裏切る斬新な展開を期待しています。

    • 13
  7. 評価:5.000 5.0

    徒然なるままに古今ぼく地球

     全話無料配信をきっかけに、再々度読み返しています。一度めは「花ゆめ」で、二度めはコミックスで、その間何度も読み返していたのですが、改めて電子で読み返してみると、また、新たな発見が…。連載開始当初と終盤とでは、画が随分変わっていったことには、リアルタイムで気付いていましたが、これほどだったとは!どちらかというと、「アクマくん」シリーズ寄りだったのですね。
     他にも、「宇宙戦艦ヤマト」の主題歌を歌いながら?飛行するアダムスキー型円盤や、同性愛者の表現の違いなど、冒頭だけでも気付きがいっぱい!掘り起こしが楽しみです。
     それから、輪と亜梨子の年の差に、違和感を覚えていた当時の自分。女子のほうが10近く上って、正直あり得な〜いと思っていました、漫画の世界だから成立するのだろうと…。視野の狭さに、当時の自分を叱ってやりたい気分です。自分自身の価値観の変化にも驚かされます。
     壮大で、あまりにも壮大すぎて、この作品を読むにあたっては、それ相応の覚悟が必要です。それから、長くこのシリーズを続けてきたことによって、微妙に辻褄が合わないと感じたり、伏線が回収しきれていなかったり、違和感を覚えたりすることもあるかと思います。
     それでも、紫苑と木蓮の想いから始まり、輪と亜梨子に手渡され、蓮たちに引き継がれた地球への愛の物語…作者の日渡早紀先生の、人々への願いが込められたこの作品たちに、ぜひ触れてみてほしいと思うのです。「ぼく地球(ぼくたま)」シリーズ入門編、今更ですが星5で、絶賛お薦めです。もしかしたら、紫苑や木蓮の気配を、まわりを包む空気の中に、読後、感じられるようになるかもしれませんよ。

    • 2
  8. 評価:3.000 3.0

    「怨念」まみれで(笑)

     いろいろ奇天烈な作品に出会いましたが、こちらもなかなかのもの。まずは、ヒロインの正体が「怨念の集合体」!!そして、「怨念製造機」の主人公「宗川彗」と悪役「京島琥景」の二人が仲良くなるよう、立派に育て上げる任務を与えられた?!まずこの時点で、摩訶不思議な設定。
     もっと凄いのは、その後。とりあえず、その怨念の集合体さん、「古池貴船」となって彗と琥景を引き取り、どこぞの国のセレブみたいな設定で、好き勝手なことをしていたら、30話ちょいでお亡くなりに…。ヒロイン死んだ?そもそも「怨念の集合体」って、死ぬんかーい!
     そして、笑ってしまったのが、「古池貴船」が死んで9年後に、「古賀輝舟」という貴船そっくりさんとして、再登場!その間1話分…う〜ん、これは彗、琥景と貴船との年の差、立場の差を力わざで何とかしようとした、作者さんの苦肉の策?正直、原作の正ヒロイン瑠鹿には、それほど魅力がないから、輝舟(貴船)と彗と琥景を同い年にして、同じ土俵でバトらせるほうが面白いと、路線変更したのかも…!?
     以上、無料分。続きが気にならないわけではないけれど、他にポイントを使いたい作品がいくつもあるので、ここまでかなぁ…。輝舟ちゃん、どっちとくっつく?多分、どっちともくっつかないか、二人とも囲い込んで、プチ逆ハーかな。

    • 0
  9. 評価:4.000 4.0

    あまり愛していないのは誰?

     初めは、ほんのりギャグテイストの単なる入れ替わり物語かと思って読んでいましたが、皇太子と魔女の陰謀、ロゼッタとレアであった理由、帝国の継承位争い、ポントスの聖女、そして、海の魔女カリプソ…いくつもの要素が絡まり合う、海を舞台とした愛の物語だということが分かってきます。ニックって誰?って感じ。
     外見と中身が違い過ぎるヒロインレア(ロゼッタ)も魅力的ですが、やはりおすすめは、「犬っころ」の大型わんこカドリア。立派なイケメンハイスペック小公爵に成長した彼、それでもロゼッタ一筋ってところがたまりません。いち早く、レアの中のロゼッタに気付くくらいだから、その溺愛は本物です。
     もう一人、カドリアの友人オーウェンも、いい味出してる中型わんこ。こちらは、本物のレアの幸せを願うわけですが、その様子が切ない…カドリアの愛もオーウェンの恋も、なかなかもどかしい状況です。
    「あまり愛していなかった」ロゼッタが、いつ、どのようにしてカドリアへの愛に目覚めるのか…最後の最後まで目が離せません。二度あることは、三度ある?三度目の正直?ポイントに余裕のある方は、ぜひ最後まで読んで、答えを探してみてください。

    • 5
  10. 評価:2.000 2.0

    本当に同じ作者さん?

     作者は、知音動漫先生。この作者さんって、「この王様すごい迫ってくるんですけど!?」の、知音動漫先生のことですよね?あまりにも画の雰囲気が違いすぎるので、作者さん、別人ではないかと疑っています。
    「この王様〜」は、確かにストーリーがご都合主義で、ヒロインアイビーの浅はかさにも辟易させられたけれど、少なくとも画はしっかり描き込まれて綺麗だったし、登場人物たちも美男美女揃い。読みたいと感じさせる要素は、いくつかありました。
     けれどもこちらの作品、ヒーローたちは全然イケメンに見えないし、ヒロインに至っては、変身時上半身が魚!!確かにこれでも、「人魚」と言えるかもね。いや、やっぱり「魚人」?なかなかに荒唐無稽な設定です。
     この作品の中で、今のところ評価したい点は、「種の存続」について、さりげなく?問題提起しているところ…。うん、確かにどちらかの「性」が生まれなくなれば、その種は滅びてしまうよね。少子化日本ではないけれど、この問題にどう立ち向かっていくのか…ご都合主義だけではない答えを期待しています。

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