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ヒロインが浅はか過ぎて、生ぬる〜いお話
ヒロインリルエ自身、自分ことを指して、こう言っています、「浅はかだった」と…はい、まさにそのとおり!ヒロイン史上稀に見る浅はかっぷりで、中々にがっかり。仕事場に弟の絵を持ち込んで、眺めている?犯罪まがいの投資話をでっち上げた男のところに、単身乗り込む?あり得ないってー!可愛くて応援したいというより、生ぬる〜い目で見ておくか…という感じです。
生ぬる〜いといえば、リルエとアルオニアが、本当の恋人同士になる過程も、生ぬる〜い。リルエは、下級貴族どころか、平民中の平民だよ?現代社会でもあるまいし、平民が王族に歓迎される設定は、大いに違和感。
もっと生ぬる〜いのは、結果的に母親とその恋人が犯罪に関係していたリルエ、それでもそのまま、アルオニアと結婚できたという奇跡!!王族って、そういうスキャンダルは回避したがるんじゃないの?
リルエは、しょっ中一人で空回りしているし、何のためのアルオニア記憶障害イベントなのか、ようわからんしだし、かーなーりご都合主義な内容。それでもハピエンに収まってくれたから、まあ読む価値があるのかな?
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王子様の恋人になるお仕事はじめました