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「恋フレ」の時点で、恋は始まっている
楽しい恋をするだけで、相手を本気で愛してしまったら、関係終了となる間柄←恋フレ…だそうですが、う〜ん、ヒロイン世莉もヒーロー真尋も、結局何をしたくてこの関係を始めたのか、よく分からない。体の関係を伴わないとのことだから、お互い異性の茶飲み友達が欲しかったのかね?
茶飲み友達で良かったのなら、世莉には、同じ会社で同期の佐々岡透吾がいるじゃん。気兼ねなく一緒にいられて、会社の外で会っているときは、それなりに楽しいわけでしょ?ほら、「恋フレ」の条件満たしている、ただひとつ、ときめきがないということ以外は…(うぅ、佐々岡が不憫です…笑)
個人的には、真尋サンより佐々岡のほうが推せる、今のところ。真尋氏、顔も言動もパーフェクト過ぎて、ちょっと人間味がない。画像処理されて、実在しない美しい景色を見せられているような…?でも、最初に世莉が惹かれたのは、そういう表面的なところだから、「恋フレ」のうちは、これでよいのかも…。
過去の経験から、それぞれ何かトラウマに縛られている二人ですが、26歳と28歳、悟りを開くには、正直早過ぎます。世莉サン、真尋サン、お互いを「恋フレ」と認識した時点で、既に恋が始まっていると思いませんか?
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恋フレ ~恋人未満がちょうどいい~