あらすじ

公爵令嬢であるレアは、皇太子の婚約者だったが、今やご乱心ともっぱらの噂。それもそのはず、実は彼女の体には「ぶっ飛んだ大海賊」として悪名高いロゼッタの魂が入っているからだ。信頼していた部下に裏切られながら死んだロゼッタは、レアの肉体に入り、復讐を抱きつつも自分の正体がバレないように慎ましく公爵令嬢として暮らしていた。そんなある日、しぶしぶ出向いたお見合いで決して出会ってはいけない人物に遭遇してしまう!それは昔、ロゼッタにぞっこんだった「犬っころ」こと、小提督のカドリア。彼はなぜか初対面のレアから懐かしい何かを感じ取っているようで…!?

みんなのレビュー

5.0

2024/11/20 16:26 NEW

ネタバレレビューを表示する

部下の策略でで亡き者にされてしまい、他人の身体に憑依してしまった海賊の女船長さんは、自分を裏切った部下に復讐をすることを決意して、復讐の機会を狙ううちに、生前自分に気があった男と再会した事で、その歯車が少しずつ狂うことになるが、再会した男を守るためあえて遠ざかろうとするものの、自分の気持ちに正直に生きることを決意することに。
これから二人の愛の行方がどうなるのか楽しみ！

by 長崎のヨッチャン
- 0
5.0

2024/11/17 20:34 NEW

ヒロインのキャラが魅力的

まず海賊時代のヒロインが気に入ってしまいました。
なのでお嬢様な見た目になってしまったのが惜しく感じるけど、その姿でたまにぞんざいな口調、思い切りのいい行動になった時のギャップが楽しいです！
犬っころという呼び名も面白い。その名の通り、従順な甘えたワンコの部分と、意外と頼もしくヒロインを守るような部分の２面性が良い。
絵はそれほど好みではないけど、キャラに合った雰囲気が出てるので読んでるうちに好感度が上がって楽しく読めました。

by ロザライン
- 0
4.0

2024/11/19 21:08 NEW

大好きな人と再会

ネタバレレビューを表示する

無料分だけ読みました。女海賊ロゼッタが仲間の裏切りで亡くなり、美しい令嬢レアの体の中に入り、活躍していく。レアの中のロゼッタに気がついたカドリアは、ロゼッタを愛していたので、レアにアプローチして結婚する。切ない眼差しが犬っころのあだ名にぴたり。

by シラハマの湯
- 0
4.0

2024/08/05 11:45

あまり愛していないのは誰？

　初めは、ほんのりギャグテイストの単なる入れ替わり物語かと思って読んでいましたが、皇太子と魔女の陰謀、ロゼッタとレアであった理由、帝国の継承位争い、ポントスの聖女、そして、海の魔女カリプソ…いくつもの要素が絡まり合う、海を舞台とした愛の物語だということが分かってきます。ニックって誰？って感じ。
　外見と中身が違い過ぎるヒロインレア(ロゼッタ)も魅力的ですが、やはりおすすめは、「犬っころ」の大型わんこカドリア。立派なイケメンハイスペック小公爵に成長した彼、それでもロゼッタ一筋ってところがたまりません。いち早く、レアの中のロゼッタに気付くくらいだから、その溺愛は本物です。
　もう一人、カドリアの友人オーウェンも、いい味出してる中型わんこ。こちらは、本物のレアの幸せを願うわけですが、その様子が切ない…カドリアの愛もオーウェンの恋も、なかなかもどかしい状況です。
「あまり愛していなかった」ロゼッタが、いつ、どのようにしてカドリアへの愛に目覚めるのか…最後の最後まで目が離せません。二度あることは、三度ある？三度目の正直？ポイントに余裕のある方は、ぜひ最後まで読んで、答えを探してみてください。

by Mayaya
- 5
3.0

2024/09/05 7:07

愛していない…ではなく…

ネタバレレビューを表示する

愛してないではなく…愛していけないと言い聞かせてるみたい…海賊で、自分を好きだった人が転生した自分に気づいてプロポーズをしているのに何で？と思いますが、海の男のプロポーズを受ける当たりが、やはり海賊なんだろうなと思います。潮の匂いがする男と結婚したんだから観念しなさいよ、と、思います。しかも今は泳げない。助けられたのだから。いい加減、少しでも好きじゃなきゃ貴族令嬢でも結婚しないって(笑)生まれ変わる前から自分を好きでいた人と結婚して…若くて、イケメンでお金持ち。何が不満なの？

by ちび順ちゃん
- 2