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作品レビュー
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231 - 240件目/全252件

  1. 評価:5.000 5.0

    BGMはGReeeeNで!

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    主演:越野世里奈(こしのせりな) 水川遊馬(←多分 みずかわあすま 元カノから「あっくん」と呼ばれた程度で、ほとんど下の名前が出てこない。作者の意地?)
    助演:檜口先輩

    ケンカして 小さな幸せ積み重ねて
    わかりあうため かけた時間が愛しいね
    大げさな恋では ないけれど
    君に出会うために 生まれたと言える恋

     この歌詞から始まった世里奈と水川先輩の物語。2人が呟くひと言ひと言が、まるで一編の詩のように、あるいは歌の歌詞のように、そして上質の音楽のように物語を包み込んでいきます。BGMはぜひGReeeeNでお願いします。あくまで個人の好みですが…。

     どこを切り取っても文句のつけようがない程の完成度。どのシーンが一番かって?きっと、一人一人、人それぞれ、その時その時の経験値で、一番のシーンが違って見えてくるような、そんな生き物みたいな、いつ読んでも色褪せない物語だと思います。

    「今」のイチオシは、「高校時代に出会ってくれてありがとう」と「きっと、君に出会うための高校生活でした」 あ、2つだ。
     好きなシーンは、52〜54話ep.24「先輩と終電の後」こんな想いの溢れた初体験、世里奈はシアワセ者です。

    「先輩」って、もちろん水川先輩のことだけど、檜口先輩のことでもあると思う。アテ馬にしては、よすぎる。おそらく、少女漫画史上最強のアテ馬。(「タッチ」のかっちゃんは少年漫画) ep.37「先輩と卒業式 前編」の檜口先輩は、ホント切ない。そして、カッコいい。「まいりました、(檜口)先輩」です。

     人生の節目節目でとは言わないけれど、ときどき思い出して読んでみたい、心に沁みるシーンがきっと変わっているから…そう思わせてくれる素敵なお話です。しつこいようだけれど、BGMはGReeeeNで。

    • 1
  2. 評価:5.000 5.0

    究極のバカップル、でも、そこがいい!?

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     出来の悪い子ほど可愛いとよく言いますが、このお話も多分そう。まあ、全体の評価も個人のレビューもけっちょんけちょんの酷いものだったので、逆に怖いもの見たさで読み始めた感は否めませんが…。

     ヒロイン伊織がすぐ泣く、語尾を伸ばす感じが気持ち悪い等々、ツッコミどころは満載です。勇介は勇介で、青少年健全育成条例を無視して関係をもっちゃうし、高校生に酒を飲ませちゃうし…で、重箱の隅をつつこうと思ったら、多分キリがない。それでも、伊織が勇介を好きで好きでたまらない気持ちは本物で、泣くのはその気持ちが溢れてしまうからで、そんな純粋な想いをぶつけられる勇介は、どんどん伊織にはまっていってしまったんじゃないかな…。最終話の結婚式でも、伊織愛が溢れてしまっていたもんね。

     勇介が大人な対応ができているのは、それは、相手が伊織だから。伊織じゃなかったら、きっとただのチャラい兄ちゃんで、ちゃらちゃら女のコをナンパしながら、20代後半を過ごしていた気がする。相手が伊織だったからこそ、実は勇介も一緒に成長できたんだと思うな。だって、伊織を守るためにホンモノの大人にならなくっちゃいけなかったでしょ?

     毎回毎回、伊織のどうしようもない?モノローグが流れるなど、伊織目線で物語が進みます。これが、勇介目線だったら、どんな物語に見えたのかな。唯一無二の相手に出逢った幸せな2人の恋と成長の物語、ちょっと長いけれど、見方を変えて楽しんでみてもよいと思います。

    • 0
  3. 評価:5.000 5.0

    積み上げていった家族のカタチ

    ネタバレ レビューを表示する

     幼い頃に母親が家を出ていき、父親と二人暮らしの美羽。生まれて間もなくシングルマザーの母親が病死し、母親の親友夫婦に育てられた慶太。ふた昔前なら、なかなかハードといわれてしまう家庭環境で育っている2人だからこそ、これだけ強い絆で結ばれ、愛を育めたのではないでしょうか。そして、その2人を愛情たっぷりに育てた美羽の父親と、慶太の両親の姿に「両親揃って」や「血の繋がり」を超えた新しい家族のカタチを見た気がします。アレックスとイエティのところだって、素敵なステップファミリーだしね。
     喧嘩しながら、迷いながら、疑心暗鬼になりながら、それでも声に出して想いを伝え合って、一つ一つ問題を乗り越えていく2人を、心から応援したくなります。そして、慶太をアメリカの大学に送り出す決心をした美羽の成長に、大きな拍手を送りたくなります。
     最終話での美羽と慶太、美羽の父親、慶太の両親、そして、美羽と慶太の息子との3世代で囲む食卓シーンは、「キミのとなり」を象徴している最高のラストでした。出会うのが遅かったけれど、出会えて本当によかったと思えた作品の一つです。

    • 5
  4. 評価:5.000 5.0

    設定より絵が若い、それでもいい!

    ・主人公紗也が28歳。で、先輩井之川や菅課長は、絶対年上なのに、みんな設定より幼く若く見える。
    ・28歳の営業が、うさぎ跳び歩きはないでしょ。
    ・会社の方針でもない限り、業務中に下の名前では呼ばん。
    ・そもそも、業務中私語多過ぎ!
    と、突っ込んでみましたが、それでもいい!唇の描き方に特徴があるためか、主要な登場人物がみんな清潔感ある色っぽさを醸し出しています。特に、前髪下ろした菅課長、どストライクです。
     課長に変な女が絡んできて、イライラするターンに入っていますが、このトンネルを抜けると、きっと勝利の美酒が待っている?更新を楽しみにしています。

    • 1
  5. 評価:5.000 5.0

    未完の大作〜85話から始まる物語ほ?

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     少女漫画で未完の大作というと、美内すずえ先生の「ガラスの仮面」ですが、この作品もそれに準じるのではないかと勝手に思っています。少年漫画では、コナン、ワンピースといろいろあるのですがねえ…。
     知り合って直ぐに両思いになるという、ややご都合主義的な他の少女漫画とは一線を画し、はじめ花君が好きな人は七世とは別の人だったり、せっかく付き合ったのに七世が花君を信じきれず一度別れたり…と、リアルでほろ苦い高校生の恋愛が描かれている秀作です。そして、やっと、やっとお互いの思いを確かめ合い、覚悟し合って、いよいよこれからっていうところで、お話は中断、長きの休載期間に入っています。
    「ガラスの仮面」の大団円が先か、「嵐」の復活が先か、それとも「花君〜」の再開が先か…。どれが叶っても、嬉しいこと間違いなし!その日を楽しみに、熊岡先生の復活をゆっくり待ちたいと思います。

    • 1
  6. 評価:5.000 5.0

    希望が託されたお伽噺

     セカンド・バースデイもしくはターニングポイント。勇輝にとっては、佐渡に立ち向かったあの日あの時間のあの瞬間。では、自分自身のセカンド・バースデイはいつだったろう…? ふと、そんなことを思いました。
     本音を言うと、1回立ち向かったくらいじゃ、イジメはそうそうなくならない、これが現実です。職場だって、室伏さんのような良い先輩ばかりではない。けれども、勇輝は、勇輝の方法で生き抜いた、そのことに意味があるのではないでしょうか。
     5話完結のお伽噺、それでも、このお話のあちらこちらに真実と希望が散りばめられています。勇輝のような思いをする子を生み出さない、勇輝のように立ち上がろうとする子に手を差し伸べる、それは、大人の責任。綺麗事ですが、そんな大人でありたいと思わせてくれた作品、勿論おすすめです。

    • 6
  7. 評価:5.000 5.0

    ハーレクイン風傲慢社長で始まって…

     ヒーロー(多分)斗真は、ヒロインまどかのことを「お前」呼ばわりするほど傲慢な印象。 そんなもんだから、まどかが「心はあなたに捧げない」って言いたくなるのもうなずける。でも、さしたるメリットもなさそうなのに「子ども」にこだわったり、まだ正式に結婚もしていないのに子づくりを始めようとしたり…この男、絶対に何か隠してる! 勝手にハーレクインというつもりはありませんが、病気の父親を支えながら会社のために便宜結婚しようとする健気なヒロインと、実は素直に気持ちを認められないイケメン傲慢CEOモノの香りがぷんぷん感じられるのは、私だけでしょうか。(ハーレクイン、大好物です!)
     ラブいシーンの描き方はまだまだソフトですが、TLジャンルで多く作品を描いている秋月先生の女性漫画です。これから大いに期待しています。

    • 39
  8. 評価:5.000 5.0

    心から応援したくなる2人

     優しくて、面倒見がよくて、Theおねーちゃん気質の高校2年生美幌と、甘え上手なくせに時々見せる男の表情がたまらない一つ年下宮尾君との高校生ピュアラブ決定版! ひと言で言い表すなら、さわやか・かわいい・いやされる、の三拍子揃った、小学生からシニア世代まで安心して読むことができる守備範囲の広い作品です。ひろちひろ先生にとって初連載だったようで、作者さん同様主役の2人の初々しいこと初々しいこと、見ているだけでニヤニヤが止まりません! 最近は「今ドキのこーこーせー、男女交際ここまでやっちゃうの?」てな話が多い中、こちらはどこまでも安心して読めるし、小学生にも胸を張ってオススメできちゃいます。昭和テイストの心から応援したくなる2人の恋物語、こんな高校生活送ってみたかったと追体験しながら、美幌と智英になりきって楽しんでみませんか?

    • 0
  9. 評価:5.000 5.0

    悪し妻の真の姿

     北条政子、日野富子、コンスタンツェ…悪妻、恐妻と伝えられる妻たちは、その時々を精一杯生きていただけなのに、歴史上、悪妻としておいた方が都合がよかった…という話、このお話のヒロイン水松女の境遇を知るにつけ、十分あり得ると思ってしまいます。大海とむ先生の作品では、ヒーローの方に能力があることが多いのですが、今回は久しぶりにヒロインに能力がありそう…(魔女媚のココちゃん以来?)まだ、その力を十分に発揮するまでには至っていませんが、この先、ストーリー展開に大きく関わってきそうで、ワクワクしながら読んでいます。ヒーローの吉次郎サマは、これまた珍しく裏表がなく、ヒミツもなく、とても誠実で、「水松女、逃すな〜っ」って言いたくなるようなお方。大海作品では、貴重な存在です。
     1話分が100ポイントで不誠実というレビューが散見されますが、コミックスに換算するとほぼ正当な評価なのでは? 出版業界と電子書籍業界は互いを潰し合ってはならないと思います。ポイントのせいで、この作品が正当に評価されないのであれば、こんな残念なことはありません。

    • 1
  10. 評価:5.000 5.0

    13の花束のような物語

     みつきかこ先生の同級生モノで、日英ハーフの世界的な学生起業家と、ごく普通の花屋の看板娘が繰り広げる花束のような物語です。「ラブファントム」の慧さんも「あい・ひめ」の仁兄も家庭的に恵まれず、ヒロインたちと出会う前は、かなり女性関係でヤンチャぶりを発揮していたようですが、この龍クンも然り!でも、雪乃と出逢って、雪乃一筋になるところが、他の作品同様たまりません!!
     花言葉をモチーフに編まれた13の物語は、さしずめヒロイン雪乃の心の有り様を表しているようで、特に「サギソウ」は心が震えます。最終話だけが「The Harvest」花の名前が付けられていません。2人が迎えた「収穫」のとき。何を得たのかは、ぜひ作品を読んで確かめてみてください。

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