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誰が誰を救うのか…?
「ヴィセン あなたは… 私の救いよ あなたが私を救ってくれたの」
だからこそ、イベリンことエレナは、その代償として?恩を返すため?危険な運命に身を投じていくのでしょうか。ヴィセンテとエレナにとっても、ヴィセンテとイベリンにとっても、試練ばかりが続く人生のようです。
二人の邪魔をする執着男カストロと妄執女ファルディタの存在は、この際、どうでもいい。こんな奴らが、勝利を収めるような展開を、世間が許すはずはないのだから。彼らが断罪されるのは、どのように?ではなくて、いつ?であるかを待つだけ。それまで、自己欲と権力に取り憑かれた醜い人間の姿を、せいぜい晒していただきましょう。
今、気になるのは、ヴィセンテとイベリンの幸せだけ。ここまであまりにも多くの犠牲が払われてきたので、本当に二人が幸せになれるのか、正直不安。でも、2度目のチャンス、今度こそ幸せを掴み取ってほしいと思うのです。
タイトルの「ただ、救いたまえ」…これは、ヴィセンテの心の叫び?エレナの回帰で、全てが丸く収まる…そんな単純な話ではなさそうです。それでも運命の恋人たちを、ただ、救いたまえ…そう祈らずにはいられない意欲作です。
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ただ、救いたまえ