Mayayaさんの投稿一覧

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11 - 20件目/全352件
  1. 評価:5.000 5.0

    我にも「クリーン」の付与を…!

    「太陽系を管理する者」って、世界観は「メン・イン・ブラック」かーい!生きている人間を、いきなり異世界召喚するのなら、消えても構わない「きえびと」認定も必要だけれど、死者の中から選ぶのなら、誰でもよくない?と、ツッコミを入れながら読み始めましたが、これ、なかなか面白いです。
     この手の話によくあるけれど、ゆる〜く生きているのに、転生時のとんでもギフトのおかげで、全てが上手くいってしまう…うん、人類究極の夢ね。それを実現できるタケルに、かなり羨ましさを感じてしまいます。
     だって、風呂に入らなくても、「クリーン」で、体はいつも清潔なんよ。これ、一番に我にも付与してほしい。あと、カニ食べ放題!多分、人類最初にカニを食べた人物も、タケルのようなギフト持ちだったかも?!カニ、タコ、ウニ、ホヤ、海鼠etc…勇気ある最初の一口に、乾杯!
     冒険の可愛いパートナーを希望したのに、仔竜や汚エルフ、竜人や食欲旺盛な神馬がくっついてきたのは、ご愛嬌。むしろ無意味なエロ要素がなくて、好感がもてます。
     さて、定期的に文明が滅びてしまうというマデウス(←ある意味、地球じゃん!)救世のために、送り込まれたタケル。見事、期待どおりのバタフライエフェクトを起こせるのでしょうか。善良なる社畜日本人代表として、頑張ってほしいかなと思っています(笑)

    • 0
  2. 評価:5.000 5.0

    スーパーハイスペバリキャリヒロイン降臨

     表紙の人物配置を見て、これは、はて?と…。ヒロインコニーを巡って、3人のタイプの違うイケメン男子の鍔迫り合い?と思いきや、この3人、いや、コニーを含めると4人、一癖も二癖も、三癖もあるう!って感じです。
     まず、コニーに次いで面積を占めている、義兄リーンハルト。こいつが、とんでもなくチャラ男で、とんでもなくヤンデレで(コニーの母、ミッシェルに対して)、とんでもなく鈍チンだったぁ〜💦まあ、ミッシェルに対しては、事情が事情だけれど、それでも最初に受けた残念な印象は、その後もなかなか回復できません。
     次に大きいのは、上司の堅物熊さんアベル。最初、熊さんの風貌で登場したためか、イケメンに整えてもらってからも、ずっと熊さんの印象のまま。読者の推しが多い割には、なかなかコニーと絡みきれない微妙な立ち位置です。
     そして、奥にちょこっと第二王子ジュリアン殿下。この人、既婚者。直接コニーにモーションをかけているわけではないけれど、王族だけに、側妃、公妾、愛人etcは、想定の範囲内?
     とまあ、帯に短し襷に長し状態ですが、一番食えないのは、実はコニー本人。母親譲りの異能のせいで?誰に頼らなくても生きていける、スーパーハイスペバリキャリヒロイン。こりゃ、そんじょそこらの男ぢゃ、落とせんわ…。さて、コニーにとっての「女の幸せ」って、どんなものになるのでしょうか。彼女の生き様から、目が離せません。

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  3. 評価:5.000 5.0

    淡恋?泡恋?

     実の両親を亡くし、親戚の家に引き取られたヒロインが、使用人同様の扱いを受けて…というパターンは、よくある話。でも朝名は、引き取られた子でも、妾腹の子でもないのに、本当に血の繋がった家族から、ここまで虐げられ、搾取されるとは…。天水家の秘密、「人魚の涙」恐るべしです。
     一方、ヒーロー咲弥は、華族とはいえ、妾腹の身。こちらも、体に起きたある変化のために、時雨家の運命を背負わされ、実質自由がない状態です。
     天水家、時雨家、それぞれの思惑から、政略結婚をすることになりそうな二人ですが、実は8年前に出会っていた…そして、朝名にとっては、その時の想い出が、生きる支えになっていた…そこが、タイトル「人魚のあわ恋」の所以でしょうか。
     朝名と咲弥の体に、変化が現れたのが、ともに8年前。これは、単なる政略結婚だけではなく、また、淡い初恋の想い出だけでもなく、異能の絡んだ和風ファンタジーの予感が…原作が、顎木あくみ先生ですもの、そこは、期待できそう!
     淡い恋のあわ恋か、泡のような恋のあわ恋か、それは、これからの二人を見守っていけば、自ずと分かること。願わくば、「人魚姫」ではなく、「リトルマーメイド」のような結末を…

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  4. 評価:5.000 5.0

    陽菜子、かっけーーーっ!

    「カラダ、重ねて、重なって」のiko先生が、作画で参加、「テラモリ」で見せてくださった、あのポージングの美しい画で、忍者のアクションなんて、これは楽しみしかありません!
     ヒロイン陽菜子は、忍者のスキルをもつ「普通」のOLってことで、これは、なかなかない設定。荒唐無稽ではあるけれど、他の異世界なんちゃらと違って、絶対有り得ない訳ではない…そこに、リアリティーが感じられ、奇天烈ながらも、現実感のあるストーリー運びになっています。
     さて、抜け忍的な立ち位置だった陽菜子が、会社を取り巻く陰謀に巻き込まれ?、否応なしに忍者として大立ち回りを期待されるこの物語、果たして、見事本懐を遂げ、再び普通の生活を取り戻せるのでしょうか。そして、陽菜子の心を射止めるのは、創?惣真?それとも…?配信が楽しみな作品が、また一つ増えました。

    • 0
  5. 評価:5.000 5.0

    わんこ系幼馴染の裏の顔

     ヒロインティナが19歳だから、それより若い17?18?歳で近衛騎士隊長って、どんだけ〜って思いつつ、実力主義ってことで…と、細かいところは気にしないことにしました。一見、人畜無害の中型愛玩ワンコ風アラン、実はなかなかの策士なんだろうなあと、ニマニマしています。
     ヒーローアランは、ティナが大好き。でも、当のティナは、アランを幼馴染としか見ていない。ならば、アランのとる道は、ただ一つ!ティナの同情心につけ込んだ「絆されなし崩し婚」です。
     だって、あの若さで、近衛騎士隊長の地位まで上り詰めているんだよ。ただ「寂しくて死んでしまう」だけで、結婚するわけないじゃない。その上、村の誰もが、アランの気持ちを知っている様子。知らぬはティナぐらい…ってところでしょうか。
     努力のかいあって?鈍ちんティナも、ようやくアランを男性として、意識し始めた様子。ヒロインの前では愛玩わんこ、その実、用意周到な狩猟犬として、これからアランが、どんな男の顔を見せてくれるのか、とても楽しみです。

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  6. 評価:5.000 5.0

    シン・美女と野獣物語

     厳つい顔のヒーロー枠と聞いて思い浮かぶ、日本の現役俳優さんは、堤真一さんや佐藤浩市さん(←意見には個人差があります)。でも、実際のヴァレリオの容姿は、そんな厳ついイケメン枠レベルじゃないんでしょ?
     だってヴァレリオは、腐っても「公爵様」で、王族に次ぐ貴族の中の数少ない最高位。にもかかわらず、婚活失敗って、どーゆーこと?!政略結婚が当たり前であろう社会なら、たとえ顔が厳つかろうとも、結婚ほぼ適齢期の公爵からの求婚を断る意味が、全く不明。とすると、ヴァレリオの容姿は、如月清華先生が画にされている以上に、鬼瓦なのかもしれません。
     そんなヴァレリオの最後の婚活相手として名前が挙がったのは、「社交界の幻の花」と誉れ高いリラ。幻の花って、一つ間違えれば、影が薄いとか壁の花とか、ネガティブなイメージにもっていかれそうだけれど、このお話では、そんなことがなくてよかった。実はリラはリラで、ずっとヴァレリオを待っていた事情があったわけで、ここから「シン・美女と野獣」物語が始まります。
     とにかくこの二人、お互いへの想いが、深い、重い、熱い。今どき、こんなに真っ直ぐ相手を想い合えるカップルも、珍しい。特に、ヴァレリオの不器用なベタ惚れ激甘ぶりは必見ですので、星5を付けて、強めにお薦めします。

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  7. 評価:5.000 5.0

    結婚していなかったんかーい!(笑)

     待ってましたぁ〜、「鬼上司をデレさせたい」の続編ですっ!後ろに「!」も付いて、糖度1000%オーバーから2000%オーバーにパワーアップ、さぞさぞ激甘な展開が…と期待して覗いてみれば、あれれ〜っ、まだ結婚してなかったんかーい💦それどころか、響サン、結婚願望が、なんか薄そうな…
     香純さん、これは事件です!事件は、現場で起こるもの。響サン、幸せ過ぎて、この現状に満足し切っちゃっているかもよー?!ここは一つ、元ヤンウェディングプランナーで旧知のかりんの力を借りながら?響サン包囲網といきますか…(笑)
     出版社とレーベルが変わったので、ちょっと心配しましたが、古町ゆき先生のペンは健在でした。「!」の分だけ、更に落差を楽しめる甘々な展開を期待して、当然星5です!

    • 7
  8. 評価:5.000 5.0

    ジェンダーレス時代の適材適所夫婦

     冒頭で、SSランクの「氷の竜帝」が登場!誰?このイケメン、ヒーロージルベールの他の姿?それにしては、あまりにも雰囲気違いすぎるし、え?三角関係??と、しばし困惑…でも、10話前後で事実が判明、なんて素敵な落とし所なんでしょう!なるほど、その手があったか〜というナイスな設定です(笑)
     適材適所って言葉があるように、男だから〜とか、女だから〜とかというのは、もう過去の過去。一人一人が、自分に合った技能を伸ばしていけば、世の中もっと生き易くなる。そして、レティシアとジルベールのように、それを認め合える相手が、一人でもいたならば、心は満たされる。「レティシアの武力&ジルベールの頭脳」の組み合わせは、まさに比翼連理の最強夫婦!二人のこれからが、楽しみでなりません。
     ギャップ萌えを楽しめるのも、このお話の醍醐味。見た目はベル・プペー=人形姫のレティシアが、実利主義のおっさん思考というのは、良い意味で新鮮だし、素行不良?の第二皇子ジルベールが、実はワンコで料理上手というのは、まさにギャップ萌え!そんな二人のわちゃわちゃが、いい感じにスパイスになっていて、意外性のある展開を、無理なく楽しめます。
     さて、あっという間に夫婦となった二人。皇家と公爵家の結び付きを疎ましく思う勢力を、無事退けられるのか、そして、ジルベールは、呪われた赤目の汚名を返上できるのか、まだまだ課題は山積みです。でも、この二人なら、きっと大丈夫、この先も、スカッと展開を期待して、星5です。

    • 5
  9. 評価:5.000 5.0

    これは癒される…

     転生継母ヒロインイザベルの活躍は、爽快だし、ヒーロー(多分)テオバルドとの、あれやこれやも楽しみだけれど、はっきりいって、今作の真の主人公は、テオバルドの息子ノア!その愛らしさ、純粋さ、いたいけさに、全てもっていかれてしまいます。よくヒロインたちが、イケメンヒーローを直視できず、「眩しいっ!」と宣うているシーンがありますが、初めてその気持ちが分かりました。初めは、言葉もよく出てこず、表情の変化も乏しかったノアが、イザベルとの関わりや、彼女の考案?した知育おもちゃで遊ぶことによって、どんどん表情が豊かになっていく様は、秀逸です。
     それにしても、作画がほおのきソラ先生なので、イザベルが「最後に…」のヒロインスカーレットに見えて、仕方がない!(髪色は、違うけれどー笑)子供のための知育おもちゃがない世界で、紙芝居、積み木…と、彼女がどこまで無双ぶりを発揮していくのか、とても楽しみです。いずれパズルやブロック、絵本も登場してくるのかな?ノアがあまりにも可愛過ぎて、恋愛ルートに入らず、このまま継母ルートのみでも十分!…と思わせるほどの、彼の激カワぶりに、どうぞ癒されてください。

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  10. 評価:5.000 5.0

    皇帝陛下の崩れっぷりをご覧あれ!

     全編読み終えて…冒頭、火の太武霊、土の伽由、金の陵和滅、水の泗与について触れているから、その全部が、本編ストーリーに絡んでくると思うじゃん。でも、蓋を開けてみれば、重要だったのは、火の太武霊と水の泗与。まあ、土の伽由もそれなりにキーマンだったけれど、予想とはちょっと違う役割。金の陵和滅に至っては、どーゆー扱い?!つまりは、このお話、神の子たる火の太武霊の流れを汲む皇帝丹と、水の泗与の流れを汲む泗与族出身の側室芭陽の、命を懸けた深い深い愛情物語です。
     どのくらい深いかっていうと、前半では、冷酷非道としか思えない行動(←現代なら「責任能力がない」ということになるのかな?)をとっていた、というか、とらざるを得なかった丹が、後半は、芭陽なしでは何も手につかない状態に…?!その崩れっぷりが、たまりません!「運命」とはいえ、あのくらいストレートにお互いを必要とするのなら、それも悪くない感じ。
     ライバル、敵役は、それなりに出てきますが、中途半端に退場(気分は、ナレ死?)することが多いので、そこが不満の方は不満かも…多分、全ての伏線回収には、至っていないような気がします。それでも、丹ののめり込みっぷりを見ていれば、全て許せるかもです。(←意見には個人差があります)
     皆様お察しのとおり、太陽(丹)の主は、人間芭陽。では、どのようにして「太陽の主」の座を得たのか…詳しいネタバレは、ぜひ116話分をご読破あれ。外伝、中でも特別外伝は、特にオススメですよ〜。

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