Mayayaさんの投稿一覧

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  1. 評価:4.000 4.0

    パーフェクトセラピー王子 須永希夜

     ポーカーフェイスのミステリアス王子、人前では笑った顔を殆ど見せない須永希夜クンが、「初対面」のときから、なぜに花純にここまで優しいのか…まず、真っ先にそこが気になりました。母親同士が知り合いだから、実は以前接点があった?同じ高校だから、知っていた?う〜ん、何かいわくがありそう…。
     それにしても花純、同じ学年の王子にして成績トップなんだから、名前くらいはチェックしておかないと…でも、そんなところに気持ちが向かないくらい、心が傷付いているんだろうな。ケツの青い中坊の、どーしよーもない見栄っ張り事案だけれど、それは第三者だから、そう思うのであって、花純の苦しみは、花純本人にしか分からない。
     希夜クンの対応が、あまりにもパーフェクト過ぎて、何か落とし穴があるのでは?と勘繰ってしまいますが、とにかく彼が、花純の心を癒しつつあることは間違いなさそう。世の中、しょーもない男子もいるにはいるけれど、たいがいの男子は健全にスケベなだけだよーって、花純に教えてあげてほしいな。タイトルどおりの溺愛を、期待しています。

    • 0
  2. 評価:4.000 4.0

    どうぞ幸せは結末を迎えますように…

     鬼の実景の血を呑んだことがきっかけで、妖を見分ける「異眼」となってしまった綾乃。異眼となったことで、必然的に実景の花嫁にならざるを得なかったわけですが、どうもそれだけではなさそうです。
     そもそも綾乃は、「天に魅入られし者」らしいので、初めから出生には秘密がある様子。「お母さん」と呼んでいる養母も、全然母らしくないし…。最強鬼の実景さんにさえ、簡単には口にできない秘密があるらしく、一見単純な妖怪探偵ものかと思われた物語が、実は見かけどおりではないことに気付かされます。
     今後は、伏線回収と同時に、実景と綾乃に夫婦としての進展があるかどうかが見どころ。そして、最大の関心事は、やはり綾乃が「異眼」となった意味についてです。人間と妖との寿命の違いから、哀しい結末になりかねないことの多い異種婚ネタ、どうか幸せな着地点に向かっていることを、切に願っています。

    • 2
  3. 評価:4.000 4.0

    今、最も気になる漫画

     今の日本も、女性の権利が十分には守られていないといわれているが、それとは比べものにはならないほどの男尊女卑の国カルカス。モデルは、過去の日本か、あるいは海の向こうの彼の国か…いずれにせよ、歴史上どこかの時点で存在していた(している)はずである。
     そのカルカスの元囚人エボニーが、太公ダンテの後ろ盾を得て、直接的に、また、間接的に復讐を遂げていくという物語…だと思う。一見シンデレラストーリー、見方を変えるとモンテ=クリスト伯?エボニーが囚人とされるまでの経緯や太公ダンテの真の狙いが、巧妙に伏せられているだけに、一層興味は尽きない。ある意味、今、最も気になる漫画といえよう。
     画には独特の癖があって、読み始めは気になったが、ストーリーに引き込まれるにつけ、ポージングの美しさに目が惹かれるようになった。馬の疾走場面等に取り入れられている、コマの向きを90度回転させて時間と場所の変化を表す手法も面白い。このままサクセスストーリーとして描かれていくのか、それとも………やっぱり、今一番気になる漫画だ。

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  4. 評価:4.000 4.0

    健全過ぎてごめんっ!

     自分史上、元祖年の差夫婦幼な妻ヒロインは、酒井美羽先生の「ミルクタイムにささやいて」のミミ。彼女と本作のヒロイン真夏と、どっちが手に負えなかったかな?けれども、ミミが、完全に甘ったれだったのに対し、真夏は、荒れることでしか自分を守ることができなかったという点で、全くタイプの異なるヒロインだといえます。
     大抵のお話は、結婚+αというところで、めでたしめでたし終了となるのですが、こちらは結婚がスタート。真夏が、自分の正直な気持ちと向かい合いながら、人間として少しずつ成長していく様子が描かれています。同時に、一見完璧に見えていた?忍も、真夏の真っ直ぐな愛情に触れることで、男として、大人として自信をつけ、さらにイイ男になっていくのだから、この夫婦、最強ですね。
    「ミルクタイムにささやいて」は、あの時代にしてはエロかったけれど、こちらの真夏と忍、夫婦生活のシーンがあっても、ほとんどエロくありません!真っ直ぐ過ぎるほど真っ直ぐな、二人の健全な結婚生活ストーリー、一見の価値はあると思いますよ〜。

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  5. 評価:4.000 4.0

    タイトル負けかなぁ…

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     こちらの作品、タイトルで損をしていないかなぁ…。だって「ケダモノ彼氏」だから、来るもの拒まずの肉食系で、ヒロイン振り回される話かなって思っていたら、そんなこと全くなかったぁー(汗)大賀見くん、見かけによらず?一途です。大方きっと、名前が「大賀見」だから、「オオカミ」と掛けて「ケダモノ」ってことにでもしたんだろうな。
     内容は、少女漫画テッパンの再婚義姉弟恋愛モノですが、ヒロインひまりが「家族」の形を大切にしようとするあまり、途中かなりグダグダします。家族のカタチなんて難しい問題、親に任せときゃいいんだよっな〜んて思いますが、そこはひまりだもんなぁ。側から見ると、完全に空回りをしているようにしか見えないんだけれど、ひまりなりに「家族のカタチ」を守ろうとしたのだということだけは伝わってきました。
    「家族」か「彼氏」か、ひまりは二者択一しか考えられなかったけれど、圭太は違います。二兎を追って、二兎ともつかまえる?再婚一つ屋根の下あるあるですが、ひまりと圭太はどんなあるある物語を紡いでいくのでしょう。タイトルに惑わされずに、読んでみることをおすすめします。

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  6. 評価:4.000 4.0

    みんなトクベツ

     国民的アイドルと一般女子の組み合わせって、少女漫画では、割と使い古されたネタ感で、「そんなおいしー話、漫画ん中だけじゃん!」と、穿った見方をしちゃいますねー。だから、ヒロインさほ子、地味子のくせにトクベツじゃん、さすが少女漫画!って、斜に構えて読み始めたのですが、これがどうしてどうして、話数が進むほど話に引き込まれていきました。
     それは、幸田先生が、全編通して「トクベツ」に想う相手がいることの素晴らしさを、伝えようとしてくれるからかも…。「トクベツ」は、皇太にとってさほ子がトクベツなように、さほ子にとっても皇太がトクベツで、誰か「トクベツ」に想える相手ができたときに味わえる幸せな気持ち。そこには、有名人も一般人も関係ない。だからこそ、さほ子と皇太だけでなく、えみかやその他のメンバーたちの「トクベツ」も応援したくなってしまいます。(時々、顔がごっちゃになってしまいますが…さほ子とえみか、似てなくない?)
     設定の実年齢より、やや画が幼い印象があって、そこが星マイナス1。それでも、夢を見せてくれる良作、おすすめです。

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  7. 評価:4.000 4.0

    勇者の元カノ・魔王の今嫁

     元ネタ三流小説「勇者の彼女」の如く、途中までは、ほんとに三流小説。まず、画の線が雑だし、ヒロインメイズのキャラもそんな魅力的ってわけじゃないし、ヒーロー?イスはどこか翔んでるし…。正直、無料だから惰性で読んでいました。
     あれ?と感じ始めたのは、40話あたりから。意味もなく溺愛モードだったイスに、実は深い事情があるのではと、匂わせてきます。同時に、メイズの転生にまつわる秘密も、徐々に明らかになっていき、それまで平板だった二人の人物像が、やっと血の通ったキャラクターとして、動き出したように感じました。
     歴史上、勝者側に都合のよい事情が「正義」として語られてきましたが、元ネタ「勇者の彼女」も、「運命」に操られたシュクール側の視点。メイズやイスの視点で描かれる物語は、二流、そして一流に格上げとなるのか、今後の展開を見守っていきたいと思います。

    • 6
  8. 評価:4.000 4.0

    どこまで続く?ただワールド

     う〜ん、画の線は荒いし、時々とんでもなく呆けた表情になるし、おまけにヒロイン涼夏もヒーロー陽生も、いつでも好感もてるキャラってわけでもない…。はっきり言って、好みの線からかなり外れているのに、なぜか読み続けている…そんな作品です、こちらは。やっぱり、涼夏と陽生には、くっついて幸せになってほしい、それを見届けたいって気持ちが、どこかにあるからなんだろうな。ハマると怖いただワールドです。
     ストーリー展開は、例に漏れず、陽生の元カノターン、涼夏のモテ期ターン、陽生のモテ期ターン、二人の痴話喧嘩ターンなどが、波状攻撃で襲いかかり、モヤモヤなしで読める回の方が珍しいほど…?それだけに、二人がちらっとでも歩み寄るシーンがあれば、胸キュン必然!アイドルに憧れた経験のある人ならば、妄想力爆上がり。やっぱりハマると怖いただワールドです。
     いずれはこの二人、本当の意味でくっつくんだろうけれど、陽生は人気絶頂のアイドルだし、まだ10代だし、涼夏は進路でふらふらしているしで、逆の意味で着地点がはっきりしない…。まさか、永遠にこのまま?!う〜ん、ますますハマると怖いただワールドです。

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  9. 評価:4.000 4.0

    劇画ちっく!

     この作品、 攻めてきたなーというのが、まず第一印象。ジャンルは女性漫画でありながら、時々絵柄が劇画風、感情が昂ぶったときの瞳の表現や、過剰にも思える線の描き込みは、はっきり言って、好みが分かれるところかも?
     異世界転生ファンタジーには、ざっくり分けると、本人自身が生き直すタイプと、全くの他人がいきなり転生させられるタイプとがあると思いますが、こちらは後者。なりは悪女でも、中身は別人格なので、当然物語への働きかけ方も変わってきます。よく「歴史に干渉する勿れ」といいますが、自分や自分の大切な人の命がかかっていたら、そんなの多分関係ない。
     新レティシャ、自分がこの物語のヒロインになろうとは、思わないのかな?だって、話の筋は完璧に覚えているし、なんか魔法みたいなのも使えちゃうし、何より「王女殿下」という怖いものなしの称号だってもっている…何これ、最強じゃん!
     1話60ptですが、このボリュームと画の美しさ(好みは分かれます)、そして、目まぐるしいストーリー展開なら、それも納得。あとは、新レティシャの思惑どおり彼女は生き残れるのか、それとも、何をどう頑張ってもバッドエンドを回避できないのか、彼女のお手並み拝見といきたいと思います。

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  10. 評価:4.000 4.0

    幾重にも張り巡らされた伏線の物語

     とにかく人物の造形が美しく、ややゴシック?ホラー?めいた背景と相まって、独特の世界観に引き込まれます。特に青白髪に紅い目の皇帝カイルと、翠黒髪に碧眼の「ディア」は、まるで一対で創られた人形のよう…まさに、運命で結ばれた二人という感じです。
     当初は皇帝カイルが曰く付きで、何か「人間を超える存在」という雰囲気を醸し出していたのですが、物語が進むにつれ、どうやらディアのほうも、曰く付きであることが分かってきます。そのあたりから、場所や時代を遡ったり、時間が交差したり、名前が幾つも出てきたりして、ストーリーを追うのが、というより、覚えておくことが大変に…。1話分はビミョーな61pt、このまま課金を続けるのか、正直、迷いどころです。
     お話は、謎が謎を呼んで、登場人物たちの過去と現在とが複雑に絡み合い、この後どう転がるのか、現時点では全く予想がつきません。だからこそ、続きがとても気になるお話です。きっと、最終話のエンド仕様を見てから、遡って課金するパターンだろうなぁ…。

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