Mayayaさんの投稿一覧

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評価4 35% 564
評価3 21% 343
評価2 4% 70
評価1 2% 25
181 - 190件目/全309件
  1. 評価:4.000 4.0

    現代人の推し活、なめんなよ

     異世界転生ネタだと、ヒロインの役どころは大体が悪役令嬢で、転生前は何かしらスペックがある場合が多い。でも、今作のアンナは、元普通の女子高生で、転生後はモブメイドで、アドバンテージは「聖闇」の愛読者だったことくらい…それさえも、早々に設定が変化してしまっているらしいから、正直丸腰状態!モブが、どうやってヒロインにのし上がって?いくのか、クラウス様のお手並み拝見です。
     アンナの武器はただ一つ「推し愛♡」…現代人の推し活なめんなよ!とばかりに、呪いに苦しむクラウスを癒すために、一生懸命です。それこそ、自分のことは差し置いて、クラウスと聖女とを結び付けることが、最善と考えるほどに。(ま、原作がそうだから)でも、クラウスは…ってところが、ツボですねー。
     キャラクターひとりひとりが丁寧に描かれていて、画の感じは好みなのですが、一コマに描かれている人物や吹き出しのサイズが大きめで、個人的にはちょっと読みにくい印象があります。(星マイナス1)
     これから、様々な当て馬女子キャラが出てきて、いろいろ邪魔してきそうですが、クラウスの俺様っぷりとアンナへの溺愛っぷりを見る限りは、多分大丈夫でしょう。クラウスを救えるのは、アンナただ一人!(きっと…💦)モブから正ヒロインへ、アンナよ駆け上がれ!

    • 36
  2. 評価:4.000 4.0

    結婚って…しなきゃダメなものですか?

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    「有機野菜もいいけど 私はカップ麺でいいの」(カップ麺大好き♡ 毎日毎食じゃ飽きるけど…)
    「1人で暮らせるだけの収入も 一生モノの趣味もあるし」(リストラされなければね…)
    「正直結婚なんてしなくても 今が幸せだから」(うんうん、それはよかった)
    「28歳という自分の年齢に 焦りが全然ないと言えば 嘘になるけど」(出産のことを考えれば、確かにそうかも…)
    『それが本心からの焦りなのか ただ周りに言われるからなのか 分からないし』(うん、言い得て妙!)

    桜のこのくだり、すごく共感できました。世間の目や出産・子育てのことを考えなくてもよいのなら、桜のように「結婚って…しなきゃダメなものですか?」と感じている独身者、きっと少なくないと思う…付き合っている人がいなければ! ぱか丸くん、もとい、三次元の世界で司と出会ってしまった桜は、これからどうするのかな?
     現実世界と並行して、「あにまる村」の世界も描かれているところがツボ。クールな傲慢社長瀬名司の素の部分を、ぱか丸くんとして垣間見ることによって、司がグッと魅力的な人物になりました。勿論、自信と劣等感が程よくミックスされた、ガッツある桜の姿も、ヒロインとして文句なしです。
    「結婚って何なんですか?」この永遠の命題に、桜と司がどう向き合い、どんな結論を導き出していくのか、これから興味深く見守っていきたいと思います。フルカラーのためか、ちょっと画がかための印象なので、そこだけ星マイナスで…。

    • 7
  3. 評価:4.000 4.0

    手なずけるど根性様イスティナ

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     レビュー評価かなり低めですが、確かに前半は、ラオンに対するイスティナのゴリ押しが鼻について、読む気が失せがちだったかも…。それでも、イスティナに対するラオンの態度が変化し、リリアナが転生してくる頃には、大分面白くなってきたと思います。
     そもそも、イスティナ(の中の人)、あれほどラオンに嫌われていたのに、物凄いハンデがあったのに、よくもまあ諦めずに七転び八起きのど根性で、ラオンに食らいついていったよね。他の男子に見向きもしない「ラオン愛」の深さは、あっぱれとしか言いようがない。「帝国の女神」の結末を知っているくせに、複数の男性ヒーロー攻略を目論んでいた転生リリアナとは大違い!
     いじめっ子が手のひら返しで、気持ちが悪いとの説もあるようだけれど、本当にいじめがなくなって、仲良くしてくれるなら、絶対そっちのほうが安心で嬉しい。ラオンだって、すぐにイスティナを許したわけではなく、何年もかかっての両想い、イスティナにとって、決して楽な道ではなかったのでは?
    「手なずける」って聞こえはよくないけれど、イスティナの願いはただ一つ、ラオンの死を回避すること。そのために、あらゆる手段を使って、ラオンを守ろうとするイスティナ。こんなに愛されていることが分かったら、そりゃ絆されちゃうよねー、ラオン?

    • 1
  4. 評価:4.000 4.0

    偏頭痛王子はシンデレラに目覚めさせられる

     イケメンハイスペック御曹司かなんか知らんけれど、30にもなるのに、これまでスペック狙いの女たちしか、引き寄せられなかったってことでしょ?基クン。意地悪な言い方をすれば、人間として底が浅いってことじゃない?挫折を知らずに育った人間は、往々にして挫折に弱い…だから、今更だけれど、沙耶みたいな苦労を知っている女性と出会えた幸運に、感謝してほしいなぁと勝手に思っています。
     もちろん沙耶には、そうそう簡単に、基に落ちてほしくない。この勘違い俺様を少し、いえいえ、そーとーやきもきさせてほしい。教養もプライドもあるあなたには、相手を見極める目があるし、見極めどきも分かるはず。現時点では、ヒーローとしてクルクル天パの基クンを推しますが、どーしてもこの男がアカンかったら、他の第2、第3候補に目を向けても、読者は全然怒らないと思うよー。
     偏頭痛もちの俺様王子サマは、本物のシンデレラと出会って、人間として、男として成長を遂げられるのか…これから楽しみに追いかけていきたいと思います。基の、女性を軽く見た発言が気になったので、星5は付けず、4ということで…。


    沙耶 基

    • 0
  5. 評価:4.000 4.0

    だんだんハマってくる!

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     話が進むにつれ、面白くなくなってきたというご意見も少なくありませんが、自分は逆。正直、物語の柱はどこにあるのか、ブレまくっている気がしますが、少なくとも人物は魅力的になってきました。
     まず、ヒロインのレアナ。ニートライフ希望か何かは知らないけれど、初めの頃は、ほとんど没個性。やけに達観しているふうで、全然面白味がありませんでした。話数が進むにつれ、ようやくお上品なお人形さんが、人間らしくなってきたって感じ。
     対ヒロインのミア。登場時はとにかく騒がしくて、ギャーギャーうるさくて、全く魅力が無かった。急に自分を見つめ直したことは(笑)だけれど、思慮深く行動するようになってからは、好感度⤴️
     原作には出てこない皇帝の弟ルマン。悪役っぽい立ち位置だけれど、本当にそうなのかな?彼がいるから、ややもすると冗長になりがちな物語が、引き締まってくる…。
     一番変化したのは、ヒーローの皇帝ウォルシュ。まあ、腹立つくらいの冷血漢だったのに、最近はレアナにメロメロ〜。こんな可愛い表情をするようになるなんて!って感じですかね。
     ストーリーの柱が、レアナとウォルシュの愛情物語にあるのか、それとも帝国の転覆にあるのか、あるいは二兎とも追うのか、ここまで話数が進んでもぼやけがちなのは、もしかして作者さん自身、まだ決めかねているから?それなら、登場人物たちのキャラ変も納得できます。
     レアナとウォルシュ、ミアとテリア、シヴァとポールが結ばれることは既定路線として、その他はどこに着地するのか、まだ見通しがつきません。だからこそ、エンディングを予想しながら、このダラダラとした物語を楽しんでいくのも、また一興かと…。

    • 1
  6. 評価:4.000 4.0

    やさぐれ勇者は成長中

     少女漫画ジャンルの異世界転生モノの聖女って、全然「聖女」って感じじゃないことが多いし、少年漫画ジャンルの勇者って、全然「勇者」って感じじゃないことが、多々ある。つまり漫画の世界じゃ、聖女も勇者も、単なる職業みたいなもんってことなんだよね、今更だけれど…。そこに「人格」を期待しちゃいけないわけだ。
     だから、今作の主人公尚文サマ、元々がごく普通の大学生なもんだから、そして、「盾の勇者」という貧乏神みたいなキャスティングをされ、初期の段階で酷い裏切りにあったもんだから、やさぐれてやさぐれて、ネガティブ思考全開って、これからどーすんのっ!?
     ただ、尚文サマ、あくまで普通の大学生だったから、いたって常識的であらせられる。そこから、成功体験を重ねて、一歩一歩勇者としての矜持をただしていくんだろうな。
     それにしても、 ラフタリアにせよ、フィーロにせよ、主人公の周りは、俗にいうハーレム状態! 何故に可愛いコ(どちらも人間ではないけれど…)ばっかり集まるの? あ、やっぱり少年漫画だからかぁ…。

    • 1
  7. 評価:4.000 4.0

    先の視えないノンストップミステリー

    「全てー かなえよう」 もしも神の如き存在に、こう語りかけられたら、なんと答えるだろうか…。古代神への生贄となったことによって、何故かしら人智の及ばない力を使役できるようになった第一皇女ルディス。彼女の「生贄」としての使命は、むしろ古代神ラベインと出会って後に、動き出したのかもしれません。
     それにしても、これほど先の見えない話も珍しい。物語の鍵を握る言葉は、「生贄」「古代神」「供物」 古代神たちが語る意味と、人間たちが認識している意味とにズレがあり、そこに謎が生じて、読者を混沌に導きます。虐待、冷遇されて育った人間が、偶然偉大な力を使う権利を手に入れてしまったとき、果たして正義を行うことができるのか…ルディスの目を通して、人間の究極が試されている気がします。
     ルディスの選択は?古代神の真の姿は?を筆頭に、伏線回収に向けて、最後の最後まで気を抜けそうもない物語、ダークファンタジーがお好みの方に強くお勧めです。

    • 0
  8. 評価:4.000 4.0

    鉄板ネタが入りすぎて…

     記憶喪失、交通事故、ストーカー疑惑、暴行未遂、男性恐怖症、職場でのいじめ、毒親、メル友、すれ違い、親の自死…まだ、あったっけ?ひと組の男女が結ばれるまでに、よくもまあ、ここまでいろんなことがあったもんだ。およそ3年の間に起こったこれらの出来事を、時系列を無視して?ぶっ込んでくるもんだから、正直一度読んだだけでは、正しく現状把握できないかもです。まさに「遠回り」…それでも、全てが繋がって、自分の中で伏線を回収できたときは、スッキリこの上なしです。
     ヒーロー司清貴のモノローグを柱として、ストーリーが進んでいくので、雰囲気としてはモノクロ版のほうが合っている。正直、フルカラーだと30歳前後であるはずの清貴が幼く見えて、微妙な違和感。それでも、線を大事にして、綺麗に色をのせているので(特に瞳)、これはこれで読み応えのある作品に仕上がっていると思います。あとは、無料分の多さと好みの問題かな?

    • 6
  9. 評価:4.000 4.0

    愛しすぎの方向違ってるし💢

     自分史上、最悪のクズヒーローは、川上ちひろ先生産の「速人」…ヒロインと付き合っている期間でさえも、なんやかやと理由をつけて、他の女子たちとイタしてしまう真性のクズ。どうして速人がそんなふうなのか、何とか理解しようと頑張ったけれど、やっぱり無理、どうしても共感できなかった。
     クズはクズでも、愛しさを感じてしまったクズヒーローは、こしの先生産の「穂高」…クズの純愛って言っても、差し支えないと思う。クズな行動の理由が、ある程度共感できたし…。
     じゃ、今作のクズヒーロー「蒼真」については? う〜ん、言い寄ってくる女子と、のべつまくなしに関係するって、なんつークズ!それも、葵との関係を壊したくないからって、他の女子で埋め合わせをしようなんて、葵にも女子たちにも失礼でしょ💢クズ行動の理由づけとして、よくある説明だけど、何たるお子ちゃま行動、例えこの先、葵ひと筋だったとしても、なんだかなぁ…ということで、蒼真は、自分史上、速人に次ぐワースト2のクズと順位付けさせていただきました。
     さすがに速人みたいなクズ行動はとらないと思うけれど、それでも、まだまだクズオーラダダ漏れの蒼真。葵にも読者にも、完全に信用されるまで、まだまだ道のりは遠そうです。

    • 0
  10. 評価:4.000 4.0

    そりゃ好感度、上がらんわ〜

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     いくら辛い幼少期を過ごして、心が頑なになっていたとしても、あれだけリッカに大切にされたら、好感度が上がらないはずがない。にも関わらず、いつまで経っても好感度0のままって、ジルトは氷属性?!でも、どう見たって、リッカを意識してるじゃん!こりゃ、いよいよシステム障害かぁ?と、思わせてくれた前半部分、ツンデレジルトとお姉ちゃんぶりっ子のリッカとの丁々発止のやり取りに、期待は高まるばかりでした。
     それだけに、後半はネタバレと辻褄合わせが中心で、かなり拍子抜け。前世での妹桃が、リッカとそっくりな顔のモモカ登場したり、転生先が神様の即断即決であっさりと決まったり…え〜、そんな設定だったの?って印象です。
     中でも、好感度0を示すポップアップ画面についての、あれやこれやにはワロタ…。つまりあれって、
    ジルトの「ヒロイン」に対する好感度だったんだよね。勿論このゲームの「ヒロイン」は、リッカではないわけだから、そりゃ好感度、上がらないはずだわ〜。ジルトのリッカに対する本当の好感度は?はい、推して知るべしです。
     それにしても、リッカを好きで好きで堪らないのに、その気持ちを素直に表に出せない、微妙なお年頃のジルトくん、攻略対象としては、とっても魅力的だわさ〜。彼のキャラに免じて、レビュー評価を星一つ分、増やしておきました♡

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