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ごちそう再認識!!
昭和30年代?40年代?をリアルに生きた人なら、絶対に共感できます。炊飯器が家庭になかった頃のお話、鰹節から削り節を作っていた頃のお話、お裾分けが当たり前だった頃のお話、桃缶を筆頭に、フルーツ缶がご馳走だった頃のお話、結婚式を自宅で行っていた頃のお話、パスタをスパゲッティと言っていた頃のお話、シスコーンに憧れていた頃のお話、そして、地域全体で子供を見守っていた頃のお話。「古き良き時代」と美化するつもりは毛頭ございませんが、こうしてしーちゃんのフィルターを通して見ると、やっぱり「古き良き時代」でしたね。そう思えるのは、愛情深く、子育ての手間を惜しまないしーちゃんパパとしーちゃんママの存在も大きいからでしょう。
卵や豆腐は、ボウルを持って買いに行っていたし、お弁当は使い回しの包装紙に包んでいたし、トマトや納豆には砂糖をかけていたし、ラーメンは支那そばしかなかったし、シスコーンよりチョコフレークの方が人気あったし、牛肉見たことなかったし、何より100円札1枚持っていれば、この世の全ての欲しいものを買える気でいたし…でも、おみおつけはお味噌汁と言って欲しかったかなあ…。
リアル昭和の記憶は、人それぞれですが、昭和30〜40年代を擬似体験してみたい方には、強くお勧めします。高梨商店の面々が、温かく迎えてくれること間違いなしです。
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しーちゃんのごちそう