Mayayaさんの投稿一覧

投稿
1,563
いいね獲得
19,082
評価5 39% 612
評価4 35% 543
評価3 21% 321
評価2 4% 63
評価1 2% 24
111 - 120件目/全295件
  1. 評価:4.000 4.0

    鉄仮面ローガン様の笑顔が見たい

     ローガン様、いまだにソフィアのことを想っているていう体だけれど、多分、それ、違うと思う。だって、毎話毎話、何か言いたげなローガン様の、匂わせで意味深なコマが…。でも、その「ひと言」が言えないのは、なぜ?…ってぇ、ヒロイン、あんたのせいでしょ💢愛されていなくても、愛している人と結婚したいって言っていた割には、全然覚悟ができていなかったじゃん💢運良く?想い人と結婚できたんだから、ここからの努力次第だったんだよ💢たとえ愛されていなくても、一生懸命愛を贈れば、尊重し合える夫婦にはなれたはず…だって、ローガンって、そういう誠実な人なんでしょ?
     と、ひとしきりグダめいてみました。一見、拗らせているのは、無愛想に見えるローガンのようですが、実はその元凶は、ヒロインのほう。でも、ずっと片想いだったし、姉ソフィアに対して劣等感ももっていたから、仕方ないんだろうな…。
     そもそも、ローガンとソフィアの婚約破棄自体、超怪しい。たかが伯爵令嬢がいきなり王太子妃候補って、身分違い過ぎて、変じゃない?ローガンの本心と同様、婚約騒動の顛末にも興味津々です。
     全ての誤解と拗らせが解けるまで、まだまだ紆余曲折がありそう…無表情鉄仮面ローガン様の優しい笑顔、早く見たいものです。

    • 4
  2. 評価:4.000 4.0

    「私」は誰でしょう?

     この物語にまつわる一番の関心事は、多分、タイトルの「私を捨ててください」の「私」とは、いったい誰を指すのかということ。大方の予想は、ヒロインのカレナことアデルだろうけれど、死から回帰し、妖精の力も得ている彼女、今のところ「捨てて」ほしい理由は、あまり見当たらない。
     アデルとヘクシオン含む3人の男たち(ジン、クァルン)との恋の鞘当ても興味深いけれど、やっぱり一番の関心事は、カロット病の起源と石碑の謎解き、そしてそこに、アデルとへクシオンがどう関わっているのかについてでしょう。フッセンライトはん、まあ、面倒くさい宿題を、残してくれちゃってますわな〜。妖精たちも出てきますが、正直こ奴らも面倒くさくって、あまり可愛くない。ただ、本来妖精の本質って、そんなモンらしいよね。フェアリーゴッドマザーみたいなほうが、珍しい?
     さて、「私を捨ててください」の「私」の本命は、アデル?、対抗はヘクシオン?(大公だけに…寒っ)、穴馬としてフッセンライト?、大穴は…う〜ん、まだまだ読めません。もし、このとっ散らかった状態を、タイトルを含めて全て回収できたとしたら、作者様はプロットの天才!そのときは、レビュー評価を改めることになるかもしれません。

    • 2
  3. 評価:4.000 4.0

    奇天烈過ぎてクセになる

     このお話、絶対好きか嫌いか、好みがはっきり分かれるやつ。そして、早めにレビュー書くと、多分、評価が低くなるタイプ。韓流か華流かよく分かんないけれど、設定が奇天烈過ぎて、その世界観を理解?するまでに、ちょっと時間を要するかもです。
     だって、天界の話で天人だよ?これって、ユーラシア大陸では、当たり前の感覚?発現か何かよう知らんけど、いきなり「楽に乗りたまえ〜」だよ?韓流&華流時代劇風の映像が、つい頭に浮かんでしまった自分、ドラマの視過ぎです。
     それにしても、天人=神様風に扱っているけれど、その割にはみんな人間並の低い精神レベル。噂話、差別、八つ当たり、etc etc…天界人が聞いて呆れるわ。
     そんな中で、ヒロイン晩斐丹の頑張りには、好感がもてます。決して突出しているわけではないけれど、誠実かつ臨機応変に物事に対処できるしなやかさこそ、現代の天后に必要なんじゃないの?
     公務員の資格取得を目指す斐丹だけれど、弦の正体が天帝って分かっても、天后の地位に興味がもてないのかな。くっつくフラグはいっぱい立っているし、いずれ相思相愛になりそうだけれど、ラスボス天太后サマも控えていて、まだまだ紆余曲折がありそうです。噛めば噛むほど味わい深くなる、スルメのようなこのお話、読めば読むほどハマっていきますよ〜。

    • 1
  4. 評価:4.000 4.0

    元クズのままでお願いします

     ヒーロー駆はクズ設定だけれど、村崎先生の爽やかで可愛らしい画の威力もあって、あまりクズには見えない。そもそも、真性のクズとは違うしね。
     真性のクズって、彼女がいながら、他の女の子ともイタしているようなクズ男のこと。具体的に実名で挙げるとすれば、川上ちひろ先生のあの漫画の男主人公「速人」のような…ありゃあ、例えヒロインが許しても、私は許さない。自分的に、少女漫画史上、キングオブクズが、速人です。
     少なくとも、駆は今宵と付き合うと宣言してからは、今宵ひと筋。その代わり、クズ男時代に身に付けた技を、今宵専門で発揮しているし…あれじゃあ、恋愛初心者の今宵に、勝ち目があるわけないよね。
     なぜ駆が、クズ行動をとるようになったのか、なぜ今宵だったのかは、話が進むにつれ、だんだんと解き明かされていきます。それにしても、やっぱり駆、真性クズではないよなぁ。だから作品タイトルは、「元クズな彼氏は甘く噛みつく」のほうが、適切な気がします…って、まさかまさかの駆クン、この後「速人」のような、来る者拒まずの真性クズに、逆戻りしちゃったりしないよね?!

    • 6
  5. 評価:4.000 4.0

    必要でしょ?

    Q:お見合い婚にも初夜は必要ですか?…A:はい、必要です。
     政略結婚でもなく、契約結婚でもなく、期間限定の結婚でもなく、離婚前提の結婚でもないのなら、「初夜」を迎えない理由が分からない…だって法律では、それを含めて「結婚」としているはずだから…。但し、雫と高晴サン、夫婦として歩み出す最初の一歩の歩幅が、違い過ぎちゃったような気がするわなぁ。
     そもそも、結婚前に二人だけで会った回数が、ほんの2、3回って、いくら何でも少な過ぎね?昭和40年台以前でもあるまいし、現代のお見合い婚だからこそ、もっと二人の仲を深める時間を、大切にできたでしょ。その意味で、この二人、勇気があるっていうか、無謀っていうか…まあ、高晴サンのほうは、さっさと雫を、自分のテリトリーに囲い込みたかったんだろうけどね。
     結構じれったい展開ですが、幸い二人の心情に沿って物語が進むので、相手の気持ちがよく分からず、右往左往するのは、当の本人たちだけ。読者は、「誤解だー」とか、「さっさとくっつけー」とか、ひたすら二人にエールを送りながら、この婚姻後恋愛を見守ることとなります。
    Q:お見合い婚にも初夜は必要ですか?…A:お見合い婚だからこそ、初夜は必要です!

    • 0
  6. 評価:4.000 4.0

    レビュー評価の違いは?

     ストーリーは同じ、どちらも50pt、違いはフルカラーか否かという程度なのに、先発の白黒版レビュー評価は3.3、後発のフルカラー版レビュー評価は3.7(今日現在)って、この微妙な違いは、いったいどこから?
     フルカラーにしたことが、評価アップに結び付いたとは考えていません。むしろ、細かな線が潰れてしまった印象で、白黒版のほうが、優悟のイケメン度も高くて、好みかな〜。
     では、何が違うのか…。多分、「優悟」の行動を理解した上でレビューしたかどうか、そのタイミングの違いだと思います。
     はっきり言って、物語序盤の優悟の印象は、最の悪!クズ男が、何を今更日和ってんだよー💢と、ヒロイン沙耶目線で、イラモヤMAX!当然、この時点でレビューしようもんなら、目も当てられないことに…。彼の事情、そして、沙耶への想いは、後半まで頑張って読まなければ、伝わりません。
     その点、後発のフルカラー版は、もうストーリーを知っているユーザーが再読して、冷静に?レビュー評価した可能性が高いと思います。斯く言う自分は、その一人。それでも、わざわざレビューを書き直す根性はなく、作者さんに失礼だったかなあと、ちょっと後悔していたので、この機会は渡りに船。途中のイラモヤを耐え抜いて、読み進めることをお勧めしたい作品の一つです。

    • 4
  7. 評価:4.000 4.0

    ゲスの極みクズ一家に、百倍返しを💢

     ヒロインの恵、伯父一家に虐げられて育ってきたという設定は、確かにシンデレラ。でも、洋の東西を問わず、親を亡くした身内の子どもを、無報酬で働かせつつ、飢えさせない程度に面倒をみるって、そんなに不思議じゃなかったのかも…。むしろ、口減らしと称して遊廓に売られなかっただけ、まだましだったりして?伯父一家のやりようを、ゲスの極みクズと思うのは、現代日本に生きているからであって、女性や子どもが、恵みたいな扱いを受けている国、まだまだこの地球上に少なくありません。
     シンデレラ繋がりでいくと、玲二さんが、恵を今の境遇から救い出す力をもっているようには思えない…。そりゃあ見目麗しいし、26歳で助教授なんて、確かに凄いけれど、教授が上にいる限り、ただの使いっぱ!それとも、生家は凄い大金持ちとか?彼が、本当に「王子さま」の役どころを果たせるかどうかは、回を追うごとに明らかになっていくのでしょう。
     さて、「髪は女の命」の時代ゆえに、卑屈になっている恵サン。大正モダンガールたちは、短髪で時代を席巻したんだぜぃ。いつの日か、ゲスの極みクズ一家に、正々堂々百倍返ししてくれることを信じて、続きを読みたいと思います。

    • 34
  8. 評価:4.000 4.0

    拗らせキャラを描かせたら、天下一品!

    ネタバレ レビューを表示する

     トレンディードラマぢゃないけれど、それなりにハイスペックなのに、恋愛感情拗らせちゃっている…そんなキャラを描かせたら天下一品、なべしほ先生による小粋な短編集です。
    表題作「汝、オレに愛を誓え」
    「終活」命の看護師知歩。天才オレ様外科医冬島高史の婚約者「松浦知歩」と同姓同名だったことから、高額報酬目当てに?1年間の契約結婚をすることになった!そこから、すったもんだが始まります。強い女を演じながらも、徐々に自分の本当の気持ちに気付いていく知歩、そしてオレ様高史のほうにも、どうしても結婚しなくてはいけなかった切ない理由が…。強がりの中に隠されていた、それぞれのピュアな想いが、胸を締めつけます。
    「プライベート・ヒロイン」
     表題作のヒロイン知歩とは一転、何やっても長続きしない、だめうーめんずの恵実花がヒロインです。正直、ヒロインとしてはイライラするかも?でも、挫折から自分探しに至る過程は、自分を見失いがちな女性たちへの応援歌とも言えそうです。それにしても、もつべきものは、イケメンハイスペの幼馴染かぁ…。
    「王様に捧ぐ薬指 番外編」
     東郷が綾華を「選んだ」理由を強化する作品。超短編だけれど、実はこれが一番好きかも…。もし、まだ「王様に捧ぐ薬指」を読んでいない方は、この後ぜひどうぞ♡

    • 0
  9. 評価:4.000 4.0

    ネガティブ魔女の初恋の行方は?

     人見知りで、魔女であるが故に自己肯定感低めの魔女セシリー。そんな彼女が、騎士団長のジークに恋をした!そこから始まる、何とも切なく?じれったい両片想い物語です。
     かの有名なお届け魔女物語の主人公の如く、本作の主人公セシリーも親元離れて魔女修行の日々。両親に愛されて育ってきたはずなのに、どうしてここまで「魔女」という出自に対して、ネガティブなんだろ?悪い魔女が出てくるお話を、読みすぎたからかな?惚れ薬を「人の心をねじ曲げる 最低最悪の薬」と評するあたりに、彼女の心の傷が感じられます。
     だからこそ、ジークが優しくすればするほど、喜びと同時に感じる深い哀しみ、その葛藤に苦しむセシリーの様子が、とてもよく表されていて、切なくなります。そこまで罪悪感を感じなくても、いーじゃん!って思うくらいに。(画が可愛いから、重ったくなり過ぎずよかった…)
     ん?でも、待てよ、ジークはどうなんだ、ジークは。騎士団長を務めるほどの人物が、おめおめと「惚れ薬」なんぞに、してやられますかねぇ。そこは、ジーク視点の次なる物語を待つとして、しばしセシリーの切ない片恋と、振り切った感アリのジークの溺愛を楽しむのが上策かと…。

    • 1
  10. 評価:4.000 4.0

    「花嫁は愛されぬ宿命を嘆く」だよね?

     重箱の隅を突っつく感じになって申し訳ないのですがが、この作品のタイトル、本当は「花嫁は愛されぬ宿命を嘆く」のはずですよね。配信されてから、それなりの時間が経っているのに、なぜ訂正されていないのでしょう。内容には影響がないから?(カラー版)を強調したかった?それにしても、大タイトルだけでなく、各話のタイトルも「花嫁は愛されぬ宿命を」になっているのは何故?!コピペ違いかな???
    (カラー版)を強調しただけあって、カラー具合はとても良いです。特に、ヒーローとヒロインの二人の瞳の色、透明感があって、表情を豊かに見せて、作品を深く美しく演出しています。
     それだけに、やっぱりタイトルミス(多分)は、もったいない。原題にこの訳を付けた訳者さんに対しても、失礼なのでは?何かの折に、ぜひ訂正していただけることを期待しています。

    • 0

設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています