5.0
表題作はちょっと気分悪い
娘も娘だが、夫は酷すぎる。
そのぶん最後はスカッとするというよりは、何となくホッとするような感じでした。
「格下の女」は朝野さんらしい作品で、最後のどんでん返しが秀逸です。
「ほめ◯される嫁」はかなりホラー展開です。
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4792位 ?
娘も娘だが、夫は酷すぎる。
そのぶん最後はスカッとするというよりは、何となくホッとするような感じでした。
「格下の女」は朝野さんらしい作品で、最後のどんでん返しが秀逸です。
「ほめ◯される嫁」はかなりホラー展開です。
井出さんの作品は大袈裟なんだけど妙にリアルな感じで、月屋さんは困った人の特徴よく捉えてるなって感じがします。安武さんは個人的には歴史物の方がすきです。それぞれの作家さんたちのギャルママ像がユニークです。
ちょっとグロめの描写もありますけど、お金持ちとか小金持ちの驚愕!もしくはあるある(?)な話ですね。いずれの作家さんも視点が異なりますが、楽しく読める内容です。
思春期の少年たちの、繊細すぎる愛の世界が描かれています。
単なる青春ものとしてはヘビーすぎるかもしれませんが、子どもたちがいつか考えないとはいけない人生とか愛とか、そういうものについて考えるきっかけになるようにも思えます。
恋と歴史は池田理代子!というべき歴史的傑作です。
歴史物を扱うという時点で、当時(1972年)としてはハードルが高い作品だったようです。
新人の女性作家が自由に作品を描けるようになったという点では、後の24年組の先駆けになったのではないでしょうか。
少女漫画の歴史に残る作品ですが、歴史漫画としても素晴らしい。
創作もありますし、マリー・アントワネットとフェルゼンの関係性とか、近年の研究とは異なる部分もあります。
とはいえフランス革命の流れを知るにはとても有益な作品だと思われます。
古文の勉強になります。
現代語訳ではありませんが、ストーリー展開やたくさんいる登場人物とその人間関係を理解することが出来るからです。
文法読解中心の古文ですが、物語として読む楽しみにも繋がります。
夫にとって育児や家事は「手伝うもの」なのでしょうか?
一人暮らしの大人なら家事は手伝うも何も、自分でするのが当たり前。しなければ生活は崩壊します。
家族が二人になってもそれは変わらないはず。
親になれば子どもの面倒を見るのは「母親」だけではない。
いわば当たり前のこと。でも当たり前がわからない人が多すぎる。
不倫がメインテーマの作品ではありましたけど、ダンナのモラ男っぷりがリアルで、その母親もかなりモラ母でした。
一度破綻した夫婦が関係を再構築するのってすごく難しいでしょうね。
余談ですが、バツイチの人が結婚する時、新郎新婦の経歴紹介をする際、離婚歴を「貴重な人生経験をふまえて」と紹介されることがあります。(そもそも言わないことがほとんどですが、再婚だとみんなに知られている場合、触れないと白々しくなることもあるので)
この作品の主人公の場合、まさしく「貴重な人生経験をふまえた」っていう例だよなぁと思いました。
ここ最近(と、いっても割と前からなんですけど)本家でも網浜の個性が魅力的に描かれる展開になっています。本田麻衣との関係も以前ほど険悪ではないですし、案外こちらのスピンオフの影響で本家も路線変更したのかな?と思いました。ドラマの影響もあったでしょう。
パロディ作品としては愛に満ち溢れていますし、そこでそうくるか!という展開もなかなかよいです。何よりギャグのスピード感が素晴らしい!
こういうスピード感のあるギャグ漫画って若い人向けなんでしょうけど、中年が読んでもじゅうぶん楽しめます。
いきすぎてちょっとおかしくなった母親たちの物語ですが(2話めは単なる王道バカ母ですね)、背景にあるものをきちんと描けている感じはします。
何でもいきすぎはよくないですが、周囲の人に「ダメ」の烙印を押されてしまうと、きちんとしなくちゃ!って意識が強くなりすぎてしまうんです。
子育てするお母さん方には厳しい時代ですが、お母さんたちは気負わなくていい。そして周囲の人たちよ、もっとお母さんたちに優しくなれ!と思いました。
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虐げられ女の逆襲~私だって生きていてもいいじゃない!~