みんなのレビューと感想「薫りの継承」（ネタバレ非表示）（4ページ目）

忍の告白に 胸が締め付けられた

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忍と竹蔵は 義兄弟だから、愛し合う時は目隠しをすることで なんとか現実から目をそらし、忍は ″相手が誰だか分からないから″、竹蔵は ″相手には誰だかわかってないから″と、互いに言い訳しながらギリギリの距離感で肉体関係を持ち続けていた

忍の嫁は 二人の関係を断ち切りたかっただけで、まさか 忍が弟への愛情が故に絶望してしまうことまでは先が読めていなかったと思うし、忍も彼なりに嫁のことは愛ではなくても特別な存在と認めていたと思う

忍と竹蔵が目隠しなしに素のままで愛し合えたのはたった1週間だったけれど濃密だった
実の兄弟では許されない行為だから その後は別れの一択しかないことに忍は耐えられなかったのかもしれない

蜜月の今 全てを終わらせるしかないと悟った忍のとった行動が悲しすぎて 竹蔵への愛情が深すぎて 読み終えた後は気持ちがガッツリと落ちた

なんともやるせなく 悲しみが後を引く作品でした

文学

中村明日美子的文学のひとつだと思う名作！！創作の世界らしさと現実的に抉られた人の欲が交錯してその境界線をぼかしてしまい陶酔させる手腕、、、そして酔いしれる読者に突きつけられる現実、、、素晴らしい作品！！

怖い　美しい

皆さん感じているだろうゾクッとポイントが
たまりませんね。
怖いけれど　シリアスなBLを見たい方にはオススメです

歪さ

兄の忍と後妻の連れ子の弟、竹蔵の何とも言われぬ想い関係、また、忍の息子の行動
絵も儚さと色気のあるタッチが好きです

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血の繋がりのない兄に惹かれる主人公。その兄の子どもで年齢より大人びた事を言う男の子の言葉通りに行動してしまう主人公ですが、兄もその行為に応えて‥。艶めかしい2人の関係性に目が離せません。

はぁ～なんとも禁断の気配が…
初めは独特な雰囲気の絵に馴染めなくて読むのを避けていたけど、読み始めたら止まらない。
お話の方もなにやらただならぬ雰囲気が…

作者さま大好きだし、表紙にひかれて。
義理の兄弟もここの家の息子もわりと歪んでるけど、それもこみで魅力的。

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兄弟だけど連れ子なので
血の繋がりはありません。

子供がヤバすぎでした。
わざと火傷をさせ、母の香水をつけろという‥。
怖い。

お兄さんの

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お兄さんの意図がよく分かりませんが、あっちもこっちもお盛んで大変ですね。
弟くんは振り回されっぱなしだけど、どこかで彼の気持ちは通じるのだろうか？

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無料分しか読んでません。お話の世界観が独特な感じ。嫌いじゃないです。きっとお互いすごく好きあっているんだろう。ああやってでしか、たとえひと時でも近付くことが出来なかったんだろうなぁ。