【ネタバレあり】色欲の春～秘めた色香は筆先に宿る～のレビューと感想

ダメンズ若旦那

絵師で、色気ある絵を描きたい主人公が、一夜抱かれるところから物語はスタート。エロさもあるけれど、何より面白いのは、主人公を抱いた呉服屋の若旦那の菊次郎。優しくて女好きで女泣かせで。昔はきっと、こんなダメンズいたんだろうなあ

禁断の恋

世間体と本当の気持ちが一致しないことによって起こるさまざまな問題の原因をみられたような気がします。でも、結局はめでたしめでたしでよかったのかもしれない。お凜さんは気の毒な立場だったから、できれば他の人と幸せになったほうが良かったのかもしれない。

すごく良かった…
不倫はよくないし、お互いにしたことはよくなかったけど…
お凛さんかわいそうだけど…
でも…なんか、よかった。

老舗呉服屋の放蕩息子（若旦那）が好きになれなかった。夕は、鉄蔵と上手くいって欲しかった。

最終的にはハッピーエンドですが、なんだかモヤモヤしますね。

まだ途中までしか読んでいませんが、夕が絵を学ぶために吉原に行ったと分かった時は、そこまでするのかとちょっと引いてしまいました。旦那様との関係が今後どうなるか見守りたいと思います。

時代物！しかも絵師さんのお話。
なかなか珍しい出会いと、何故か色街をでられちゃう謎さ(笑)
今後どんな展開がまってるのか楽しみ！

排他的な若旦那の色気がだだもれです
それでも夕にひかれてからの若旦那は焼きもちもやくし行動的になるしそれもまたいいです！

おバカな男

絵を描く才能と努力を惜しまない女と、
一人の男を信じて惚れ抜こうとする女。
どちらも肚の座り方がしっかりしてます。

それと比べると、婚約者がいるのに
絵描きにちょっかい出して本気になりかかって、でも親が決めた結婚から逃げる勇気はなくてやはり結婚。それでも絵描き女を忘れられずに、彼女が描いた屋台で売られてるような流行り絵を買っては妻に見つからないように仕舞いこんだり、未練がましい。そんなもん、嫁に見つからに決まってるっての。

結局、奥さんは嫉妬で頭おかしくなっちゃったし、絵描きのヒロイン連れてアドバイスから夜逃げしたものの、事故に遭いヒロインを守りきれずに自分だけ江戸戻り。
懺悔とばかりに記憶がおかしくなった奥さんの面倒をみるが、奥さんにも亡くなる前に「大切な人を大事にしろ」的な事を言われて、結局ははヒロインを見失った事故現場まで捜索に間取り再会。

この男、誰かに背中押されないとまともに動けないのかな。流されやすくてメンタルひ弱で、主人公くらいのたくましい心の持ち主じゃないと寄り添って生きていけないのかも。

うーん

絵師でエロっぽさを出したいからと、遊郭に堕ちるというのはさすがにストーリー的にやりすぎじゃないかなー。

絵を書く為に遊郭になるとか昔ではあり得たのかマンガだからなのか。絵がきれいなので、あったという間に読み勧めました