みんなのレビューと感想「[小説]ずっと君が欲しかった」(ネタバレ非表示)

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3.0
危険な香りのする男性
両目の色が異なるオッドアイの藤守は、端正な顔立ちと高身長に逞しい身体で、男女問わず魅了する報道カメラマン。
世界で最もオファーが難しいとされる彼は、人物を撮らないことでも有名だ。その彼が唯一気まぐれで撮ったのは18才の読者モデルだった佳生。
6年後、雑誌の編集者となった24才の佳生の前に、突然藤守が現れる。女子旅をテーマにした企画で佳生と2人きりでメキシコの有名リゾート、カンクンを訪れる。
「抱いてと言われなければ、抱かない」と言う藤守は女性に不自由したことはなく、誰に対しても執着を見せない。その彼がずっと忘れられない女性だったのが佳生だ。佳生が藤守に口説かれ落ちるのに、時間はかからなかった。
読んでいても、藤守の佳生への恋心?の決定的な要因は語られない。それが佳生の自信のなさに繋がっている。
唯一の癒し的存在の佳生を「帰る場所」と決めた藤守と、彼が見せてくれる風景に魅入られた佳生は、あたかも芸術家同士のようだ。なぜか惹かれる…、全ては「感性」と言うことなのだろう。
感情移入がそれほど出来なかった作品だが、報道カメラマンとして危険と背中合わせの藤守は、危険な香りがする大人の男性。こういう男性に対峙するには、女性に"若さ"がないと難しいなとも思った(笑)。by 匿名希望-
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3.0
面白かったです。
面白かったです。少し盛り上がりに欠ける気がしたので星3つにしました。絵が綺麗なので、そこは良かったです。
by 匿名希望-
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