シティーハンター:40周年プロジェクト始動 北条司描き下ろしビジュアル公開 槇村が初めて“カラー”に 大原画展開催へ
配信日:2025/02/26 0:00

1980~90年代に人気を集めた北条司さんのマンガ「シティーハンター」が2月26日、連載開始40周年を迎え、40周年記念プロジェクトが始動することが分かった。北条さんが新たに描き下ろした記念ビジュアルが公開された。冴羽リョウ、槇村香らメインキャラクターが集結したビジュアルで、槇村秀幸が初めてカラーで描かれた特別な一枚となっている。連載開始日である2月26日が「シティーハンターの日」として日本記念日協会に登録された。40周年特設サイトもオープンした。
プロジェクトでは、40周年記念大原画展が上野の森美術館(東京都台東区)で11月22日~12月28日に開催されるほか、ファンから「好きな場面」を募集するキャンペーンを実施する。マンガアプリ「マンガほっと」では、「シティーハンター」が100話無料公開されている。3月31日まで。
北条さんは「『ボクリョウちゃん ハタチだよ!!』というのが、冴羽リョウのナンパする時の決まり文句でしたが(笑)『シティーハンター』(リョウは???)は2度目の成人式を迎えました。40年後に読んでもらえているなんて当時は全く思いもしなかったので、恥のかき捨てのように思いっ切り自由にバカなことを描かせてもらっていました。今から40年後、自分はとっくにあの世ですが、リョウは生き続けているかな? 皆さんと一緒に、リョウも長生きしてくれたらなと思います」とコメントを寄せている。
「シティーハンター」は、1985年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載が始まったマンガ。東京・新宿で、裏社会ナンバーワンの始末屋(スイーパー)冴羽リョウの活躍が描かれた。コミックスの累計発行部数は約5000万部。
1987~99年にテレビアニメが放送されたほか、3作の劇場版アニメが制作された。2018年にはフランスの実写映画「シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション」が公開された。2019年に約29年ぶりとなる劇場版アニメ「劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>」が公開され、累計興行収入が15億円を突破するなどヒットした。2023年には、劇場版アニメ「劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)」が公開された。俳優の鈴木亮平さん主演のNetflix映画「シティーハンター」が制作されたことも話題になった。
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