ルパン三世 風魔一族の陰謀:TAAF2025で上映 友永和秀アニメ功労部門顕彰記念 「リトル・ニモ パイロットフィルム」も
配信日:2025/02/25 12:00

故モンキー・パンチさんのマンガが原作の人気アニメ「ルパン三世」シリーズのOVA(オリジナル・ビデオ・アニメ)「ルパン三世 風魔一族の陰謀」が、国際アニメーション映画祭「東京アニメアワードフェスティバル2025(TAAF2025)」で上映されることが分かった。同作の作画監督を務めた友永和秀さんが、TAAF2025でアニメ産業、文化の発展に大きく寄与した人に贈る「アニメ功労部門」に選ばれたことを記念して、上映することになった。同じく友永さんが作画監督を務めた「リトル・ニモ パイロットフィルム」も上映する。
「ルパン三世 風魔一族の陰謀」「リトル・ニモ パイロットフィルム」は、3月8日午後7時からシネ・リーブル池袋 シアター1(東京都豊島区)で上映される。友永さんのトークショーも実施される。
「ルパン三世 風魔一族の陰謀」は、1988年4月に発売されたアニメ「ルパン三世」シリーズのOVA第1作で、1987年12月に一部劇場で先行公開された。古川登志夫さんがルパン三世、銀河万丈さんが次元大介、塩沢兼人さんが石川五ェ門、小山茉美さんが峰不二子、加藤精三さんが銭形警部を演じた。アニメーターの大塚康生さんが監修し、「ルパン三世 カリオストロの城」のカーチェイスシーンを手掛けた友永さんが作画監督を務めた。
TAAF2025でアニメ オブ ザ イヤー部門に選ばれた「ルックバック」の英語字幕版が、3月9日午後4時から池袋シネマ・ロサ Rosa1(東京都豊島区)で上映されることも発表された。
TAAFは、アニメ文化と産業の振興や新たな人材の発掘、育成を目的に2014年から開催されている。日本国内で未興行の世界のアニメを対象にした「コンペティション部門」、日本国内で発表されたアニメを対象とした「アニメ オブ ザ イヤー部門」などを選定する。東京・池袋で3月7~10日に開催される。
提供元:MANTANWEB