劇場版モノノ怪:第2章「火鼠」 第1章に続き主題歌はアイナ・ジ・エンド 「美しさが無双している」 アニメMV公開
配信日:2025/01/22 22:00
2007年にフジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」で放送された人気テレビアニメ「モノノ怪」の完全新作劇場版「劇場版モノノ怪」の第2章「劇場版モノノ怪 第二章 火鼠」で、アイナ・ジ・エンドさんが主題歌「花無双」を担当することが分かった。アイナ・ジ・エンドさんは第1章「劇場版モノノ怪 唐傘」でも主題歌「Love Sick」を担当しており、第2章でも引き続き担当することになった。アニメの映像を使用した「花無双」のミュージックビデオ(MV)がYouTubeで公開された。
「花無双」は、アイナ・ジ・エンドさんが第2章のために書き下ろした楽曲。第2章について「魂が抜けたような表情をする女性のシーンがあったり、描き方が嘘っぽくなくて心に刺さる。めちゃくちゃ人の体温を感じる映画」と語っており、主題歌は優しく語りかけるような歌い出し、力強い歌声のサビによる緩急のある楽曲となっている。
アイナ・ジ・エンドさんは、「『唐傘』よりも目まぐるしい情念が垣間見えたので、もっとダイレクトなゆがみを加えたいと思った。『Love Sick』よりダークな感じになってると思う」と語り、タイトルの「花無双」も自ら考えた造語という。作品の豊かな色彩を目の当たりにし、「心にぐさぐさ入ってくる美しさが無双しているな、無敵だなと思う箇所がいくつもあり、“無双”という言葉をタイトルに入れたい……花無双だ!」と、タイトルを決めたという。
公開されたアニメMVは、初公開の本編映像をふんだんに使用し、大奥に生きる女性たちの葛藤や複雑な思いが描かれている。MVを見たアイナ・ジ・エンドさんは「涙など身体から出てくる水の表現が多くて、それが美しく見える。それは人間が一生懸命生きてる証だからかもしれない。そういうシーンが今回アニメMVでも使われていて、ものすごく生々しいのに美しい。そして繊細な仕上がりだなと思って感動しました」とコメントを寄せている。
「モノノ怪」は、2006年にノイタミナで放送された「怪~ayakashi~」の人気エピソード「化猫」のスタッフが再集結して制作されたアニメ。「化猫」に登場した薬売りの男がモノノ怪に立ち向かう怪異譚(たん)が描かれた。
「劇場版モノノ怪」は、女たちの情念が渦巻く大奥を舞台に、薬売りが“モノノ怪”の正体を追うことになる。全3章で、第1章である「劇場版モノノ怪 唐傘」が2024年7月に公開され、第2章「劇場版モノノ怪 第二章 火鼠」が3月14日に公開される。
提供元:MANTANWEB