フードコートで、また明日。:“女子高生がしゃべるだけ”話題マンガがテレビアニメ化 2025年放送 監督に古賀一臣 花田十輝がシリーズ構成
配信日:2024/12/13 18:05
成家慎一郎さんのマンガ「フードコートで、また明日。」がテレビアニメ化され、2025年に放送されることが分かった。同作は、“女子高生がしゃべるだけ”のマンガとしてSNSなどで話題になっている。
アニメは、「彼女、お借りします」などの古賀一臣さんが監督を務め、「響け!ユーフォニアム」などの花田十輝さんがシリーズ構成、「Re:ゼロから始める異世界生活」などの坂井久太さんがキャラクターデザイン・総作画監督を担当する。「異世界おじさん」などのAtelier Pontdarcが制作する。
同作は、マンガ配信サイト「コミックNewtype」(KADOKAWA)で連載中。一見優等生で深窓の令嬢、話しかけがたい雰囲気を醸し出す和田と、金髪に日焼けした肌、ギャルのような見た目で周りから怖がられる山本という、それぞれ違う学校に通い、一人きりで過ごしていた二人が、毎日放課後にフードコートで会い、お互いしか知らない表情を見せる……というストーリー。
原作者の成家さんは「最高の制作陣が集い、作り上げる『フードコートで女子高生がくだらない話をするだけ』の物語です。みなさまにお届けできる日を、1ファンとして共に楽しみにしております」とコメントを寄せている。
古賀監督は「地方のJK2人が放課後にフードコートでなんということのない話を駄弁るアニメ……どう? 面白そうでしょ? 世界の危機とか異世界転生とかラブコメもいいけど毎クール何十本も見て食傷気味じゃね? 倍速じゃ消化できないキャラの掛け合いの間と緩急を一緒にオンエア見て楽しも!! あ、仕事の時間だ……じゃ、『フードコートで、また明日。』(JK風に)」とコメント。
花田さんは「和田が好きすぎる! できたら山本になって、和田の話をスマホいじりながら話半分で一日聞き流していたい。しかも舞台は故郷の仙台だし。という感じで、特に熱い意気込みも情熱もないまま、流れるように参加して、そのテンションままに肩の力を抜いて楽しく書かせていただきました。肩の力を抜いて楽しく見ていただければ」と話している。
坂井さんは「言ってしまえば、ほとんどがどうでもいい何でもない内容の会話なのですが、2人にとっては重要で必要な時間であり場所であり……何も特別なことが起こらない、フードコートのいつもの席で、気を抜いた素の2人を描けるよう頑張ります」とコメントを寄せている。
◇スタッフ(敬称略)
監督:古賀一臣▽シリーズ構成:花田十輝▽キャラクターデザイン・総作画監督:坂井久太▽音楽:うたたね歌菜▽音楽制作:KADOKAWA▽音響監督:明田川仁▽音響制作:マジックカプセル▽アニメーション制作:Atelier Pontdarc
提供元:MANTANWEB